5月4日 木曜日
昨年度子どもさん達を中心に流行がみられたRSウイルス感染症ですが、アメリカの製薬企業がワクチンを開発するに至ったとのことです。2歳頃までに皆が一度は感染するとされている同感染症です。特に1歳未満での罹患は重症化することもあり、現在問題とされる疾患のうちの一つです。今回グラクソ・スミスクライン社が開発しFDAに承認されたのは高齢者へのものではありますが、今後幅広い年齢に適応されていくことになると良いですね。小児期感染症は肺炎球菌とヒブワクチンの普及で入院を必要とする重症なケースが減少していると報告されていますが、コロナ禍のよくないニュースばかりではなく吉報もあるものです。