7月26日 日曜日

現在は感染症対策にメディア報道が埋め尽くされているように思います。一方では九州地方の豪雨災害もまだまだ十分な対策ができていないようですし、先日も再び被災地に浸水が発生したとの報道もあります(残念ながら割かれている時間は少ないようですが)。他にも地震はいつ何時発生してもおかしくないと言われておりますし、地球温暖化のような長期的視野で対応していかないとけない問題もあります。なかなかに悩ましい課題山積の社会です。このようなストレス社会では、先日も述べましたように、ある程度楽観的に物事に対処していくことができる能力というのは結構大事だなと思います。急に楽観主義者になれと言われてもそれは無理ですので、ことはそう簡単ではないのですが。日常よく耳にする「ストレス」という言葉ですが、臨床でも結構自分の口をついて出てきているなと感じています。自戒を込めて申しますと、やや安易に口にしすぎているなと反省しています。そもそもストレスとは・・・自分の意識の範囲を超えて感じている負の心理状態であると思いますので、〇〇がストレスで・・というのは、語義矛盾があるのですね。それは悩みごとかもしれないのですが、ストレスであるとは言えないと思うのです。日常会話でみなさんが話される内容にどうこういうつもりはないのですが、私たち医師が患者さんと交わす会話の中でその言葉を用いる時には十分注意が必要であると思っています。免疫力が・・・とか、自律神経が・・・とか、ストレスが・・・ということを根拠なく言ってしまうのは避けねばなりません。でも一般的にはそういう説明をした方が良い場面も多々ありますので・・まあそれほど目くじらを立てなくても良いかなと、急に楽観論者に変化してしまう私です。でもホントに、ストレスは自分で認識していないところで牙をむいてくるので怖いです。はー毒にも薬にもならない当ブログを読んでいただきありがとうございます。それでは・・・

連休最終日、みなさんお元気でお過ごしください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日のおまけ