8月31日 月曜日
今日で8月も終わります。一瞬の夏という言葉が何となくしみじみと感じられます(まだまだ暑いけど)。今日は二百十日ですので、そろそろ裏の田んぼでこうべを垂れている稲穂たちも無事刈り取られていくのでしょうか。さてさて・・・しばし閉じられていた大学も9月から部分的に再開放される(はず)予定です。受けられる授業には制限があるし、部活動や色々なコミュニティも閉じられている状況なのに、学費はいつもと同じでという学生側の意見も聞きます。一方で、教職員の方からは、慣れないオンライン授業にはいつも以上に労力が必要で、PCや通信環境の整備にも費用がかかり大変であるという主張も散見されます。両者それぞれの事情は理解できるところかと思います。4月に入学したばかりの大学生はほぼ一年間(どこまでそれが延長されるかはわかりませんが)をコロナ対応に費やさねばならなかった訳で、自分の大学生時代に置き換えてみると、それはそれは気の毒な気がしてなりません。その間彼らに関する話題って、どこかに旅行に行って感染クラスターが発生したとか、飲み会で移った移された・・などの報道が多かったように思います。私たち大人はそれほど彼ら学生さんたちを糾弾できるほど褒められた行いをしてきたのでしょうかね?弱冠18歳で大学に合格し、親元離れて初めての一人暮らしが始まった春、突然無期限自宅隠遁生活を命じられた彼らの身を想像するに不憫な気がしてなりません。フェイスシールドしながら飲み会やって「安全です・・・」みたいな写真をあげている私たち大人よ、少し頭を冷やさんといかんよ。そして・・・頑張れ若者たち、大学生さんたち!未来は君たちのものだよ。奥さんに教えてもらったジャニーズWEST「証拠」の歌詞がなかなか含蓄あって良い感じでした。うちのベテラン大学生クンも、猛暑の日に、黒いスーツに身を包んで実習に出かけて行ったそうな・・。実習先で検温したら38度に上昇しているらしく、まずは一生懸命クビとワキで体を冷却するのがお約束になっているようです。大汗カキカキ実習先に到着して、おでこにピッってされて「キミ熱あるよ」「ぴえーん」ってなっている様子が目に浮かびます。「実習不可!帰宅を命ず」「ぱお〜ん」にはまだなっていないようですけど。誰も見てくれていない努力・・・神様は見てくれてるんだよ〜ん。