12月10日 日曜日
二日続けての研修会参加も無事終了しました。認知症サポート医養成の研修会です。講師を務められたのは国立の専門医療機関の先生や、厚生労働省の技官の方や、日本医師会の偉い先生でした。内容は既知のものを確認することもありましたが、新しい制度や今春に予定される医療と介護の同時改定に関することなどもあり、かなり勉強になりました。個人的には今後の活動にも大いに刺激を受けるところがあり、モチベーションを新たにしているところです。多くの先生方がより良い制度を導入するために悪戦苦闘されていることもよくわかりました。現在できあがっている制度には色々と言いたいこともありますが、一応それに従ってできることを努力していかなければなりません。団塊の世代が後期高齢者になる2025年を前に、厚労省もお尻に火がついている状況のようです。こういったことは公に期待するだけではなく、住民一人一人が考えて取り組んでいかないといけない部分も沢山あると感じます。社会学者の宮台氏のいうところの、「任せてブーたれる社会から、引き受けて考える社会に」変えていかねばなりませんね・・・。我々地域をみる医師にとってはより一層その役割は大きいものであると感じた2日間でした。皆様には・・・休診ご不便をおかけしました(ペコリ)。
国立センターの先生の味わい深い毒舌と、厚労技官のゆるキャラのような喋りになんとも・・・みんなの人の良さが伝わる、後味の良い講習会、こんなの珍しいカモ。