5月3日 日曜日 きょうはとうばんびです

職員の方とか患者さんが話題にされていることですが、学校休校がおわるのか続行されるのか今議論されているようですね。それについて考えるにあたっては、『そもそも』に立ち返る必要があると思います。もとはと言えば、感染拡大予防の観点から採られた措置とのことだったと理解しています。ところで小学校から高校生の若年者が特異的に感染率が高いというデータがあったのでしょうか?少年たちにおいて重症化する確率が特別に高いということでも今のところはないはずです。もちろん絶対安全などということはあり得ないので、学校での感染が流行する可能性だってあると思います。ただ子供たちの教育を受ける権利が侵害されるのが、いとも容易く許容されているのに、どうしてそのほかの業種や企業が自粛という努力義務だけで済まされているのか・・。子供たちは、補償せよとか小難しいこと言いませんのでね、大人たちがちゃんと考えてあげないダメだと思うのです。しかしながら、こどもの身に何かあったらどうするのだ・・とか言われると、皆それ以上は何も言えなくなってしまう。でも、それなら感染拡大予防という6文字だけですませるのではなく、もう少し説得力のある発信があって然るべきなのかなと考えています。僕は多くのリスクコミュニケーションにおいて忘れられがちなことに、リスクはゼロにならないということがあると思っています。ゼロにならない危険性ということを私たちそれぞれが覚悟しないと議論は良い方向に向いていかないと思います。ただ私たちは、ある一定のリスクを認めるということが大変に苦手なので、ついついメディアでも強い口調で断定的に言い切る人(決められる政治とか強いリーダーとか表現されるやつですね)に皆の関心が向きがちです。だから私は今、なるべくテレビ画面から遠ざかるようにしています。

あんまり普段はロードショーとかメジャーな作品以外は観ることは少ないのですが、最近ミニシアターの応援をしています。単純にドネーションしたり、作品を購入してみたり。文化や芸術って不要不急ではない、生きるために必要不可欠なものと考えているので・・・。

あ・・それから、中小法人とか個人事業者向けの持続化給付金の申請とか、京都市の場合には中小企業等緊急支援補助金の申請が始まるようです。短期間のようですのでお知り合いの方がいらっしゃったらぜひ教えてあげてくださいね。

それでは・・・Have a nice weekend and a happy holiday!