3月9日 土曜日

さむい・・・。春などまだまだという気持ちになり落ち込みますね。昨日の夜は久しぶりにちょっとした会食がありました。出動の可能性もありましたのでノンあるです。さて・・先に書いたように春は遠く感じる状況ではありますが、着実に目の周りは痒くなってきていますね。2−3日おきにステロイドローションのお世話になっています。掻かないようにと思っていても、自然と手でゴシゴシしてしまっています。大事なのは保湿と適切な外用剤塗布です。巷では色々な対策本や商品が並んでいますが、少なからず背後にビジネスが潜んでいることがあります。要注意。情報の取捨選択って大事です。かたや高騰する医療費をなんとか抑えようとする公的機関と、一方でビジネスと繋げたい民間事業体との狭間で患者中心の医療という掛け声が虚しくこだましてるな〜と思うことがあります。先日ある政党が掲げていた医療政策提言の中に気になるものがありました。高額療養費制度の廃止というものです。現在は、一定額以上になった医療費に、収入額に応じた天井値を設けてそれ以上の部分を公的医療保険から支給を受けることができる仕組みになっています。いま仮に、70歳未満の平均的給与取得者が、1ヶ月に100万円の医療費を必要とする場合、自己負担額3割の30万円に対して、負担上限額である約87000円を差し引いた21万円分の還付を受けることができるということになっています。がんなどの難病で入院手術の治療を受けられる場合などには、大変大きな恩恵を受けることができる制度です。今年はじめに亡くなられた経済評論家の山崎元さんも、最後のご著書の中で、ご自身の経験をもとに、この制度がある限りはいわゆるがん保険などへの加入は不要なのではないかとも仰っておられますし、私もそれに同感しています。人は誰しも突然の病に見舞われる可能性があります。そんな時のために、保険の制度の中から扶助を受けることができるということに大きな意義があると思っています。先に紹介した某政党の提案の中で、この制度を廃止する根拠や、廃止した後の代替策が何なのか?詳しく見てみないとその妥当性を論じてはいけないのかもしれませんが、それほど暇でもないので多分やらないと思います。自分はその主張にはついていけないな〜って思っています。もちろん他人に同意を求めるつもりもないですし、考え方は人それぞれ。政党がどうだこうだという床屋政談に持ち込みたいわけでもありません。とりあえず自分にとっては守っていきたい大切な制度という位置付けであるというおはなしでした。さ、あと一日頑張りませう・・。寒いので、みなさん暖かくして良い週末をお過ごしください!