4月20日 土曜日
労働環境の違いって色々な国でかなり異なるようです。日本と外国の大きな違いはおそらく労働者の解雇のしやすさ(されやすさ)かもしれませんね。日本だと、一旦雇用されると、おいそれとは解雇できないような法律の立て付けになっていると思います。You are fired! というのは、もしトラさんがやっていた人気番組の決め台詞だと思うのですが、海外ドラマでも結構簡単に契約解除されていたりします。識者に言わせると、それほど容易には解雇されるわけではなく、もしそうなったとしても、失業の手当が比較的きちんとなされる場合が多い(特に欧州では)とおっしゃる方もおられます。日本では労働者の権利が手厚く守られているというのは悪くないことだとも思います。数年前に子供の受験勉強の時に、面接小論文対策でもしようかなと思って、色々な業界キーワードを拾い上げていたのです。その時にヒットしたのが「ギグワーク」とか「ギグワーカー」というものでした。今では普通になったウーバーなどの方もそれに分類されるのだと思います。それではいわゆるフリーランスとギグワーカーとはどう違うのか?とか言われても、ちょっとよくわからないですよね。さらに、今では「タイミー」というスキマバイトサービスとも呼ばれる、アプリでちょっと空き時間にお仕事をして、すぐに手当を振り込んでもらう・・・みたいな働き方もあるようです。ギグワークに対して、継続した雇用契約のない「スポットワーク」というのも普及しつつあるようです。広く行き渡りつつあるということは、そこへのニーズもあるわけでしょう。色々な理由でまとまった時間が定期的に取れず、たとえば家族の身体支援や介護の合間の空き時間にちょっとお仕事をして日当を得る・・というのも、大きな社会的意義のある制度かと思います。一方で、そういう制度が広まると、それなりに労働環境や災害の場合の手ぬるい対策の問題が生じたりしてくるという事実もあるようです。色々な働き方がある一方で、万が一の時の法的整備も同時に整えていかないといけないですね。それではあと一日、皆さんも良い週末をお過ごしください。