12月23日 水曜日

陽ざしを暖かいと感じる日が有難いです。屋根からドーンはちょっとビビりますけど。

さて、たんごちょうは丹後町ではなく単語帳のことです。受験シーズンを前にして、ちょっと昔のことを思い出していました。実は単語帳というものを作ったこと、過去に一度だけあります。受験ではなくって留学中の事でした。昔は『シケタン』と呼ばれる、受験生ならだれでも知ってる本がありました(あーっていう方、お年がバレてます・・)。こういった単語の本すら読破したことがありません。単語を単独で記憶する作業がとっても苦手だったのです。本当はこの勉強は不可欠だと思っていますが、よしやるぞ・・と思ってもなかなか長続きしたことがないのです。さらに今なら10個覚えたと思っても翌日に再テストすると、良くて2個くらい、悪いとゼロという記憶力です。本当に深刻な能力ゼロ状況です。受験英語はおそらく運で乗り切ったのですが、留学の際にはさすがに語彙力不足を自覚させられたため、毎日休憩室にある地元ローカル新聞を読んで、わからない単語をメモしておき、後で調べるということをしながら出来上がったのがその単語帳です。お尻のポケットに常に入れていました。結構そうやって覚える単語って、その後も何度も文中に登場するので記憶が補完されていき効率が良かったように思います。こういうやり方はのんびりしすぎているので受験勉強向きではないかもしれませんけどね。医療の学びも同じです。座学で習得した知識が実地医療で体験できる機会が来ると、その知識はとてもソリッドなものとなります。尊敬する先生が仰っていたこと・・『結構前日学んだ疾患の患者さんって、翌日とかに来たりするんだよね~』だそうです。百聞は一見に如かず、Seeing is believing. 論より証拠、習うより慣れろ、鯛も鮃も食うたものが知る・・・・ってことですかね。

では!

 

 

 

エモリー大学小児感染症科勤務の紙谷先生のツイートです。彼は実際のワクチン開発にも尽力されていたそうです。