3月10日 木曜日
最近はソ連とウクライナ関連のことばかり書いているような気がしますが・・今日は高橋源一郎先生の紹介を聴いて早速ポチってしまった逢坂冬馬さんのアガサクリスティー賞受賞作のことを記しておきたいと思います。「同志少女よ、敵を撃て」という小説です。昨年いつのことだったか、よく行く書店で平積みされていたのを記憶しています。その時は手に取るだけで、カートに入れはしなかったのですが、いつか買うことになるだろうな・・・とは思っていました。第二次世界大戦の最大の市街戦とも言われる、独ソ間で行われたスターリングラードの戦いを題材に繰り広げられる女性たちの物語のようです。そう聞くだけでも、すでにスケールの大きさが感じられますね。本作が直木賞から漏れたのは、日本の小説で、国外の出来事を扱う必要があるのか?という指摘だったとか・・・?日本を代表する賞にしてはスケールちっちゃめの書評かなとも思うのですけど・・・ま、到着に乞うご期待です。