12月24日 木曜日
今年も残すところおよそ1週間となりました。感染症とか雪の情報とか(どうやら年末にはまた寒波が来るようです)のんびりとした年末年始とは言えない状況です。大学の救急科の先生からは悲鳴に近い(それを超えているような・・・)メールが届きました。もう限界に来ていますと書かれています。京都市内の状況ですよこれ。皆が帰省をどうするとか、初詣はなるべく分散して、できれば今年は控えて・・とか言っているその瞬間も、防護服を脱いだり着たりしながら、ビニルの下で汗だくになりながら自分の身の危険を感じながら働かれている方達がいることを忘れてはならないと思います。重症患者数が大事だというニュースでの意見も耳にしますが、それだけではないようです。透析だけの装着患者は人手がかかる一方で、重症にはカウントされていないようですし、比較的軽症でも認知機能低下から夜間の見廻りなどに大変な苦労を伴うような患者さんもおられます。すでに市内の状況は、専門医療機関への転院を要する患者さんへの対応ができず、そのまま一般医療機関に留め置かれているケースや、本来なら入院適応だけれど自宅待機となっている患者さんも発生しているとのことです。
当院も及ばずながら発熱患者さんへの診療を継続して行なっています。患者さんの待合を分ける目的で一時的に物療(リハビリ)を中止して一室を空けて対応しています。引き続きこの体制での診療が続くと思いますがどうぞご理解のほどよろしくお願いいたします。