7月15日 火曜日 晴れ

ひょんな事から食事をごちそうになりました。お腹が満腹になるまでいただきました、ありがとうございます。この間の当番日の昼食には何年ぶりかのウナギ丼を頂いたのですが、先月ウナギに関するニュースがネットにあったのを思い出して、すこし調べてみると・・・。なんと絶滅危惧種に指定されていたのですね。国際自然保護連合(IUCN)という団体が、いわゆるレッドリストという絶滅の恐れのある種に指定をしたそうです。これはワシントン条約も保護対策の際の参考にしているため、将来ウナギの輸入に制限が加わる可能性があるとのこと。このニュースから我々が受け取るべきメッセージは、「だから今後、密猟ウナギ等が流通しなくなり、値上がりして食べられなくなるぞ!」ではなくて「美味しいウナギを将来まで楽しむには、安くたくさん、だけではなく消費者としての行動も考える必要があるようですね」なのだと思います。養殖ウナギなどと言っても、所詮野生の稚魚を乱獲しては、それを養殖業者に流通させているわけなのですから、消費者の口に入るものはすべからく”野生の”ウナギという事になります。コンビニの入り口には、土用の丑!予約受付中・・なんていうのぼりがはためいていますが、どうなのかな。ヨーロッパウナギに至っては、EUからの輸出は原則禁じられている筈なのに、なぜか国際流通ルートにその大部分がのっかているらしく、しかもその流通先の大部分は我が国であるとか・・・。

unagiinu

消費者としての賢い行動を心がけないとって思いました。悠久の時間を共有してきた地球上の、なが〜い歴史の中で、我々はいまという一瞬を間借りして住まわせてもらっているだけなのですから・・・。ミミズもおけらも、カエルもフクロウもそしてウナギも、みんなみんな生きているんだ友達なんだ〜・・・やなせたかしさん作詞だったんですね、手のひらを太陽にって。