11月6日 土曜日

COP26の演説で「化石賞」というニュースのヘッドラインをみて、化石賞?なんだろうと思ってしまいました。ノーベル賞⇄イグノーベル賞みたいなものかな?と想像したのですけど、まあ当たらずとも遠からじと言うところでしょうか。11月というと思い出すのは大学の頃の学園祭のシーズンですね。10月末から数日過ぎて、一つ月が替わるだけで気温がグッと下がってきて、ダウンジャケットを引っ張り出してくる必要がありました。今年の感覚はそれからするとかなり暖かいです。やはり確かに気温は上昇してきているのでしょう。COP26のまとめ報道を斜め読みしてみるだけでも、欧州を中心として危機感がハンパないですからね。世界最大級の産油国であるサウジアラビアが未来の産業構造の改革に取り組もうというのですから何をかいわんやという状況かとも思います。おそらくスピーチの原稿は官僚の方々の作品だと思うのですが、現有の国内産業界向けに無難な回答を考えたところ、化石賞の名誉に浴したということなのでしょうか。あまり良くない流れですね。折角選挙を終えて、国民の賛成多数をもらった強い政権なのですから、国際社会の耳目を別の意味で集めるような発信をしていくのが良いのではないでしょうか。私は国としての最大の安全保障は、ミサイル何発だけではなく、それ以上にプレゼンス(存在感)とリスペクト(敬意)だと考えています。なるほどいいこと言うな・・・という国にはそれなりの発言権や畏怖の念が生まれてくるのではないでしょうかね。土曜の朝だというのに、ちょっと力が入り過ぎてしまいました、いかんいかん・・・・それではみなさん週末です!ゆる〜くのんびり過ごしましょう。