1月11日 金曜日 曇り
比較的穏やかな一日でした。医師会の集まりで大先輩の先生が『外来は上手な聞き役にならないとダメだよ』と仰っていました。改めてふむふむと頷いた次第です。一見すると何も医学的意義のない患者さんの世間話であったとして、病気と関係のない戯言と切り捨ててしまえばそれまでなのですが、患者さんの体と心はやはり日々の環境とともにあるわけです。健康とは身体的かつ精神的かつ社会的にそれを満たしていなくてはならないわけですね。・・・とは言うものの、限られた時間で患者さんを診なくてはなりませんので、無制限の世界ではないのですが(困)。先の見えない時代なのだなあ・・・という実感を日々感じる事も多いです。まだ60代半ばのお元気な方が、時に将来の不安についてポロッとこぼされたり、何気ないと思われる周囲の言葉に過剰に反応してしまったり、ということはよく感じる事があります。何かそういう場面で少しでも役に立てる存在になれば良いなあと考える今日この頃でございます。という事で・・・新年の目標と致しましては
①無駄話を(わりと)ゆっくり聞ける外来
②いざという時に袖を掴まれる存在になること
②、意味不明でしょうか?内田先生の至言をもって表現すれば、『こいつとなら雪山に一緒に行ってもいいかなと思える人物になる』でしょうか・・。ま、道のり遠いですけど。
そろそろ雪かきで運動不足を解消したいところです(そんな事言っていいのか・・・)。かかってこいや、雪。