7月17日 月曜日 お休みの日

この世で最も個体数の多い生物は何だと思いますか?

オキアミだそうです。オキアミといえば、小型のエビみたいな形態で、鯨の餌だったり、冷凍された塊を魚釣りの時の撒き餌として使ったりのあれです。南極大陸の冷たい海底にほど近い部分に超!大量の生息地帯があるのだそうです。潜水艇が潜行すると、あたり一面がオキアミだらけで前方確認不可能の状態になるらしいです。彼らが食べられた後には、小さな魚は大きなものに、大きなものはそのまた大きなものたちに食べられて、その捕食者たちの食物連鎖で大きな生態系が成り立っていくわけです。してみると、私たちの生命の幾ばくかの部分はオキアミによって支えられているとも言えるのかもしれません。南極といえば、海水温の上昇がこの数年間の中で2度(水温で)もあるらしく、サメやカニや諸々の上位捕食者たちが、冷温海水によって維持されていた安全地帯に侵入してきているらしく、こんなところにも生態系のほころびの原因となりうる一旦がかいま見えるそうな。数日前に目にしたニュースで、南極大陸から融解して切り離された大きな氷山ができたという話を耳にしましたが、いくつかのpros & consはありますが、やはり温暖化は進んでいるように思われます。すくすく育つパンダの赤ちゃんだとか、九州の災害現場で懸命に働いてくれる災害救助犬とか、人間を取り巻く生き物のニュースをよく目にした一週間だったなあと・・考えています。ぼんやりの休日・・・

The New YorkerのDaily cartoonに掲載されていたマンガが秀逸でした。