5月15日 火曜日

お仕事が終わってからは色々な人がぞろぞろと集まる勉強会(カフェっていう名前がついています)に参加しました。地域包括支援センターとか訪問看護ステーションの方が近隣多職種の方にお声をかけて集まる会です。日頃困っていることや、疑問に思っていること、あるいは世の中で問題になっていることなど(主に在宅療養にまつわることですが)について話し合いをしています。日頃の公式な会ではあまり質問できないようなことでも、ざっくばらんにディスカッションできます。何よりも、よそ行きの格好で休日を潰して集まるような公式の会ではなく、日頃のスタイルで、平日に(やっぱり夜の業務終了後になりますが)集まるくだけた会ですから、敷居が低い感が有難いですね・・・。みんないつもやっているお仕事の中では、財政的に、時間制約的に、行政の制約上・・厳しいことも多いのですが、私がやらないと誰がやるのよ・・・みたいな使命感にあふれている感じが私には大変心強く思うのです。本当はこんなことは必要がないように政治行政が対応してくれないと困るものですから勢い論調はお上への愚痴になってしまいがちなのですが、みなさんそれを苦笑いしながらお話されていますので、そこがかろうじて救いなのかなと思っています。今回お勉強になったのは・・病気による介護と、障害による生活支援や身体介護は似てるけど違うぞっていうことです。国の意向はともに「施設から在宅へ」というスローガンで変わらないのですが、それに対する基盤整備はやはり私たちの関わっている医療は ”まだ”  恵まれているように感じました。

こういった集まりはほんと風通しが良くって居心地が良いと感じます。

居心地が良いと言えば・・・この方のスピーチはいつも爽やかで明快で前向きです。カナダの首相であるジャスティン・トルドーさんの、母校NYUでの卒業式の式辞 こんな卒業式とか入学式(だったかな?)の図、どこかで見たような気がするのですけど・・・見た目だけ真似てんだな・・・っていう感じです。私たちは私たちのやり方で、見た目だけ真似するのではなくやればいいのにな。