7月8日 日曜日 晴れ間あり

先週末から続いた大雨の被害は甚大なことになってきています・・・。こういうのはだいたい一夜明けてニュースになるのですけど、まだ事が明らかになっていない時間、長い夜を恐怖とともに過ごされた方が多数おられたという事がわかります。今日からはようやく当地にも晴れ間がのぞきました。早く被災された方々の日常が取り戻されますようにお祈り申し上げます。

さて、今日はその天候のせいもあって一日半、家に缶詰になりましたので、いつもなら手の届かないジャンルを読んでみました。「真説・企業論」中野剛志さん著です。言わずと知れた”保守の論客”(何となくこの言葉が最近、そもそものものとはかなり異なる意味をなしてきていると感じていますが・・敢えて)です。シリコンバレー発のイノベーションが隆盛となっているその一方で、日本の製造業は低調で・・・云々、とかいうステレオタイプの言説を検証されています。最近はやりの(?)幼少期からの英語教育とか、グローバルな大学教育改革とかに安易に棹差すのではなく、本質的な教養、教育の重要性を再確認したお休み期間中の読書でした。