3月26日 木曜日
昨日は首都の首長の記者会見があったようである。臨時会見とのことであるが、重要なことは「今見ていることは約3週間前に起こったことである」ということである。潜伏期間1−2週間とその後発症して検査がなされるまでに約1週間を要する訳であるからして、今見ていることはそもそも3週間前にその因果が決定されていることになる。あるテレビ番組を今、振り返り録画で視聴しているようなものであろうか。そう考えるとちょっとフシギな感覚だな。政治家ってそもそも感染症の素人だと思うのだが(当たり前に)、本当に危機感を持っている(た)なら、毎日最先端の情報と、その筋の専門家からの助言と講説を受け続けることで、今頃いっぱしの医療者よりも新型ウイルス感染症について詳しくなっているはずである。果たしてそれだけのことをやってきている為政者がいるのであろうか。私には甚だ疑問である・・・。そんなことを、英国首相のメッセージビデオを見ながら感じた今日でありました。あ〜そうか、普段からカンペなしのガチンコ記者会見に晒されてないとダメだな・・こりゃ。そこんとこよく考えて私たちも普段から行動しないとダメなのでしょうね・・vote wisely!
そんなことはさておき! 小生がもっとも今回の騒動で心を痛めているのは、子供さんたちの卒業式が(あるいはそれまでの大事な数日間が)おざなりにされたのではないか・・・っていうことである。突然明日から学校はお休みになりますよ・・・って言われたの、あと2週間の間で仲良く過ごした友達とお別れをきちんとしようって思っていた子供達にとって、どれほど辛く悲しいことであったでしょうか。ちょっと私たち、そこんとこかる〜く考えすぎてないかのかなって問題提起したいです。小学校の卒業式の朝に担任の松宮先生のしてくれたお話を未だにジーンと思い出す私には、今回の出来事がみんなのトラウマにならないようになって欲しいな〜って考えています。こんなこと言うようなキャラじゃあなかったはずなのですけど・・ワタクシ。なんか自分がどんどん変わっていってるような気がする。