7月1日 金曜日 晴れ
金曜日は何となく心躍る曜日である。もはや翌日がお休みという立場でもないのだが、昔はそうだったからなのか、何となく朝から心持ちが軽いのである。昨日は基幹病院で地域連携医療のカンファレンスに参加した。いろいろな施設から多くの方々が参加されており、大いに刺激を受けた一日だった。幸いなことに・・地域医療を担う施設が増えてきているので住民の皆様にもそれなりに恩恵があるのかなと思っていた矢先、近隣のショートステイ施設が一時閉鎖だとか・・。施設が増えるのは良いのですが、人材の奪い合いになっているのではないかな・・というのが、とある方の見解でした。なるほど・・・。箱モノだけ作ればよいという訳ではないのだなという好例を見せられたような気が致しました。
診察に子供さん連れのお母さんが来られるのですけど・・。子供さんも色々でして、ちょっとした診察で大泣きされたり、けっこう我慢強いチビちゃんだったり。診察の時の子供さんの振る舞いとしつけの因果とか、色々と話題にのぼるところなのかもしれませんが、小生にはそんなことは良くわからないのでありますね。お母さま方だって、お仕事があったり、いろんなしがらみと共に日々過ごされているのでありまして。「そんな、しつけの行き届いていない子供さんなんて、一喝すればいいんだよ」って教えて下さる先輩の先生のお言葉には、必ずしも素直に従えない気もいたします。政治家のシュプレヒコールに”ヒトに寄り添う何々”っていうのをよく耳にするのですけど・・・・。私も、”お母さんがたに寄り添う診療”を心がけたいものだなと・・思っています。
だって、しつけをしたくったってできなかったり、お父さんが全然協力してくれなかったり・・・そんなことありますよね。それでもって、ひーこら言いながら一生懸命子供を連れて行った病院で「しつけがなっとらん!!」とか言われようものなら・・僕ならひっくり返しますよ!
ちゃぶ台