12月16日 金曜日 あられ
寒くなりましたね〜・・・
最近の診察のつかみの言葉は時候の挨拶となる。芯から冷えるという表現があるのだが、私の場合階段や廊下を歩く時に足裏から伝わる冷たい感覚でこれを実感することとなる。冷たっ・・冷やっ・・とするこの感覚ですな。皮膚と皮下組織を通り越して、直接骨とか体の芯にくる寒さってヤツでしょうかね。自動車工の方は、昨日今日でタイヤ交換が一段落しました・・と言いながら夕方の診察に駆け込んで来られました。こんな場面に出くわすとですね、投薬期間を過ぎてかなり経過している方が受診されたとしても、従来なら医師が「なんで薬が途切れてるのに来んかったんや!!」なんて罵倒する場面だったのかもしれないのですけれど、そんな気が起こるはずもなく「よく来られましたね」ってなるのであります。それが人情ってもんですよ。医者が思ってるほどみんな体のことばっか考えて生きていられないものです・・・(ですよね)。ああ・・もうそろそろ行かんと・・って思いながらもなかなか通院できずにやっと来ることができた挙句に、怒られたとしたら・・・・僕ならキレますね・・間違いなく、ハイ。外来診療をするってことは、人々の生活や営みを実感して共感する作業から入らないといけない訳ですよ・・これが。そんなに自分の体のことばっか考えてる人間おりませんよね、自分より周りのこと考えてるからこそ成り立ってる訳ですから、この社会・・・。そんな頑張りを否定して、一瞬で打ち砕いてどうすんねん(泣)。
スタバに描いてあったヤツです・・。師走ですね・・いろんな病気が流行っています。迅速キット検査もどれからしたらよいのか迷ってますねんわ・・最近。