8月24日 月曜日
朝のニュースの10個のヘッドラインのうち4つは感染症関連でした。①WHOの声明:5歳以下のマスク着用は必須ではない ②世田谷区で症状の有無に拘らず保育士・介護士らの全員PCR検査 ③トランプ大統領、陰謀論を盾にワクチン開発の遅れを批判 ④東京都重症者がじわじわ増加・知事は「まずはそうならないように十分な注意を」?! そうかと思うと首相が引き続き病院受診の予定だとか。夏の終わりに心配なことが続いています。せめて猛暑がひと段落して、熱中症の心配が薄らぐと良いのですが・・。暑い日にはマスクを無理にするのではなく、距離を取ることや手洗いを重視することで対策とするようなことも一法ですぞ。
さてさて・・・この写真なんでしょう
This a patient one week after robotic assisted TECAB (totally endoscopic coronary artery bypass) @TJUHospital @JEFFsurgery by my truly great robotic OR team. Discharged the day after surgery. Not easy for surgeons to evolve but evolve we must to meet the needs of our patients! pic.twitter.com/7DHfVpbfom
— T. Sloane Guy, MD, MBA (@sloaneguy) August 22, 2020
米国はフィラデルフィアのトマス・ジェファーソン大学病院の心臓バイパス手術がこれだそうです。完全ロボット手術で翌日退院だとな・・・スゴ。ロボット手術とは言うものの、ロボットが全てやると言う訳ではないですよ。この方はオンポンプ(人工心肺を使って心停止下に行う)だったのですが、オフポンプでも行われることがあるのだとか。先日は、女性の腎移植手術を完全鏡視下に体表面に創を作ることなく、膣から臓器や手術器具を出し入れすることで施行したという報告も目にしました。医療技術だけに限りませんが、人間の好奇心と向上心と開発意欲はとどまるところを知りませんね。遺伝子診断や出生前診断や、果てはクローン人間など生命倫理の議論とは別に、前へ(?)進もうとする推進力は止められないと思います。期待感半分と心配半分です・・。