4月17日 日曜日

朝から快晴でしたね~ 気持ちのいい一日ですが、吹いている風はやや冷たかったです。日曜日の朝は定期でオンエアされている(ウェブですが)「THE内科専門医問題集”みるラヂオ”」というのを見ることが多いです。今日は思い切り苦手な分野でしたのでマストな回でした。基本的な内容でしたけど結構正答を得るには考え込んでしまうことも多いのですよね。ただし今日は午前中にお仕事がありましたので、再放送版を見ることになりました。まあ、サブスクリプションなのでいつでもオンデマンドで見られるのですけど・・・。まあその時見ないと、往々にしてずっと見ないであろうというずぼらマンなので今日見ておかないとダメなのです。終わってからちょっと検索した論文で今まで知らなかった概念”Original Antigenic Sin (OAS)”というのを知りました。コロナウイルスワクチンにもつながる部分があるのですけど、この理論に基づくと、今後の私たちにとって「良いシナリオ」と「あまり良くないシナリオ」の二通りがありうることになるのです。OASは直訳すると抗原原罪現象となります。簡単に言うと・・・免疫細胞が初めに出会った抗原を強く認識すると、その後にである同じような抗原(ほとんど同じたんぱくだが一部に変異があるものなど)に対して必ずしも病原体排除に有効な中和抗体を作ってくれるとは限らないというものです。実際にインフルエンザでこういう現象が確認されているようです。mRNAが世に出たときには、我々無敵か・・・と思ったのですが、そうは現実は甘くないようです。今後の世界について色々なシナリオが検証されているようです。私たちの実生活は・・・なるべくワクチン、三密回避・・・の一つ覚えであることに変わりはありません。忍耐強くやって行きましょう!

しかし「原罪」って名付けてしまうのか~・・・