4月19日 金曜日

今日は穏やかな晴天の1日になりそうだとのことです。さて、500年後の心配をする必要はあるのという新聞記事がありました。現在日本で1.53%を占めるとされる最も多い姓である「佐藤さん」です。最近の佐藤姓の増加率0.83%で試算すると、2531年にはほぼ全ての日本人が佐藤になるのだとか。東北大学の吉田浩教授がまとめられたそうです。選択的夫婦別姓制度や人口減少問題の文脈で、ごく一つの数値として挙げられたのでしょうけど、ちなみにその頃の日本の人口は約28万人という推計になるそうですので、まあ机上の理論ではあるのかもしれません。姓の話題で言うと、最近衆議院を通過した「共同親権」法案もよくよく周知され、議論していく必要がありそうです。片親の暴力などが問題で離婚別居に至ったケースなどの当事者の不安の声はもちろんですが、医療の現場でも困難やトラブルに見舞われる可能性があるとされています。離婚した親、双方が親権を持つ子供さんの治療に関するインフォームドコンセントを得る場合に、片親がイエス、その後でもう一方の親(元親?)がノー・・・さて、どうする?ということになるのは容易に想像ができるというわけですね。小児科医たちから不安と慎重な議論を求める意見が多数出されています。学校の現場でも、先生たちが、互いに意思疎通を図れない親権所有者である両親から異なる希望要望がある場合に、困る場面が多く出てくると思われます。拙速に可決されない方が良いように思いますね・・・。