京都府与謝郡与謝野町 内科・外科・リハビリテーション科・在宅診療 いとうクリニック

ふくろうくんのブログ

過度にイソガシイのは危険なサイン

9月29日 火曜日

いつも早朝の雑用事務仕事の際に何となく聴いているラジオ番組がこの度の改変でお昼に移動になりました。荻上チキさんと南部広美さんをパーソナリティーに擁しているTBSのセッション22です。お昼に移動になったのでお尻の22がとれてセッションというタイトルになったようです(夜の放送をタイムフリーで朝に聴いているというわけですが)。今日はそのスタートの日です。メインテーマはコロナウイルスの現況でした。メールでコメントを出しておいたのですが読まれるかな~・・・あ、この番組受験の面接対策にも打ってつけですよ。時事問題が毎日いろいろな視点でテーマ設定されていますので、年間通して聴取すると幅広い話題についてコメントすることができるようになります。ま、学科の勉強でそれどころの余裕がないというのが学生さんたちの本音でしょうけれど・・・。

さて、週末はショッキングなニュースがありました。それと直接関係はないかもしれませんが、やはり仕事が過度に忙しくて追い詰められていくのは良くないと思います。夜遅く帰ってきて疲れているのに眠れない・・とかいうのは良くない兆候です。まずはお休みを取る必要があると思います。それに加えて感情の乱れがみられるようになると、より一層アラームサインが鳴ることになります。涙もろくなるとか・・・。結構自分は大丈夫!と思っている人こそ、抑うつ状態に陥ったり精神的に落ち込んでいく可能性があるという話も聞いたことがあります。とにかく、心身ともに疲れているカモ・・・と思ったときには、あったか~いココアとか飲んで、ぼんやりとしてみるのが良いのではないかなと思います!

昨日の結末

9月28日 月曜日

教えましょか・・・(あ~タイトルから続いています)。

朝から結構頑張りました。一つ終えてはコーヒー飲んで、一つ終えてはお昼ご飯食べて、一つ終えてはお昼寝して・・・まあまあの出来栄えでしたので、よるはご褒美にアマプラで「Modern Love 今日もNYの街角で」エピソード5を見ることにしました。NYの昼下がりの何でもない恋人同士のおしゃべりで閉じられていくストーリーです。ほんと、な~んでもないお話なんですけど、ちょっと疲れた頭とこころのときにはちょうどよいのですよね、こういうの。

今日は無心で患者さんのお話を聞く一日にしようと思います。それではみなさんも良い一日を!

逆転無罪

9月27日 日曜日

まだまだあると思っていた賞味期限がほんのちょっとすぎているミルクが残されていることに気づいた朝です。

さて、先週末に流れていたニュースで気になっていたものがあります。彫り師の方の無罪が確定したというもの。医師でなければ施術してはならないと一審有罪の判決がなされていたタトゥーについての判断が最高裁で覆されたということです。その裁判を支援するクラウドファンディングなども立ち上げられていたこともあり、ある一定の耳目を集める裁判であったのですが、その結審を耳にしたわけですね。タトゥーが医療行為にあたるとして、彫師の方が医師法違反であるとされたのが一審判決でした。それにより職業が奪われたとして訴えた控訴審で逆転無罪となり、それに対する検察の上告が最高裁で棄却されたという事案です。最終的に最高裁はタトゥーが「装飾的ないし象徴的な要素や美術的な意義がある社会的な風俗」であることを認定し、「医学とは異質の美術等に関する知識及び技能を有する行為」であると判断しました。補足意見で「タトゥーを露出することの可否について議論を深める余地があるとしても、タトゥーの施術に対する需要そのものを否定すべき理由はない」と述べられたそうです。タトゥーについての漠然とした賛否は様々あろうかと思います。もちろん異なる文化背景をもつ国によって、それぞれの人が抱く認識も様々だろうと思います。裁判ではそのことについての判断を下すわけではもちろんありません。あくまでも医師法に規定された医行為に該当するのかどうかという判断について検討がなされたということなのだと思います。これと似たような行為については例えば、一般美容整形、脂肪吸引、腸内洗浄、ケミカルピーリングやアートメイクなどが挙げられます。ここに挙げた行為は過去の判断で、すでに医行為であることが認定されています。特にアートメイクとタトゥーは非常に手技が似ていると思われるのですが、前者はほぼ美容が目的で大きく美容整形に含まれるため医術とみなすと判断されているようです。たしかに、タトゥーは美容とは一線を画するものであるように私は思います。すこし話はそれますが、インスリン自己注射や喀痰の吸引、電気ショック(AED)の使用などは原則医行為に該当すると判断されていますが、状況的には常に医師が行うことができない場合にはそれ以外の判断も認められています。家庭内での痰の吸引処置や、学校でのAED使用がその状況にあたりますかね。関連して思い出したのですが、時々医師の雑談でとりあげられる「フライト中の機内に医師の方おられませんか?のアナウンスにあなたならどうする問題」があります。医師の倫理として当然名乗り出るだろうというのが王道の対応だとすると、自分の専門外で、十分適切な対応が取れなかったらいけないので名乗り出るのが憚られるという主張をされる先生もおられます。もしもそのことが不十分な対応だったとして後に訴えられたら誰が責任を取ってくれるのか・・という意見もあります。そんな議論になると決まって引き合いに出されるのが『善きサマリア人の法』というやつですね。すなわち、急な場面でその人を救うために無償で善意の行動をとった結果、たとえその救命に失敗したとしてもその結果については責任を問われないという趣旨の法です。これを実際に立法化している国もあると聞きます。

さて、ミルクを飲みほしてと・・・・そろそろお仕事に取り掛かることにしましょうか。みなさん雨の一日ですが、良い休日をお過ごしください!

頭が飽和してます・・・

9月26日 土曜日

今日は午後からオンライン会議がありました。普段からちょっと疑問だったこととかを質問してみました。最近の感染症が話題の中心でしたが、まだなかなか見通しが立て難く、心の中がモヤモヤとしたまんまなのは、今もあまり変わりはありません。そこに降って湧いた宿題が一件(これ結構大変っす)と、今取り組んでいるシステム整備もまだまだ完成とは言い難く、月末の雑用仕事もそろそろと佳境に入ってくるという・・・まあ控えめに言って最悪のタイミングです。まあなるようになるさ・・・と開き直って今日は残りをぼんやり過ごそうと思っています(もうあと数時間しかないけど・・・)。やらないといけないことが三つ以上溜まると、自然に頭の中がま~ッ白っけになる仕組みの私です。

我が家のソムリエが送ってくれました(^^)

長編過ぎてまだ手が出せない『IT』・・・著名人それぞれのスティーブン・キング評が掲載されていて、特に町山智浩氏・養老孟司氏・森本あんり氏の寄稿文が興味深かった。今売り出し中の経済思想家、斎藤幸平先生の連載もあった!

早く寝てあした頑張らんとあかんのに・・読みすぎて遅くなってしまった  (◎_◎;)……””

レーズンパン食べて寝よ!

Fridays for future

9月25日 金曜日

皆が言わなくなったようなのでちょっとリコールしておきましょう。今日は何の日でしょうか?そう、プレミアムフライデーですね。月末の金曜日です。さて、以前にブルシットジョブというワードをご紹介したことがあるのですが、その言葉の生みの親である、デビッド・グレイバー氏がついこの間亡くなられたと聞きました。ツイッターのTLで流れてきてちょっとショックを受けました。彼の著書の一つに『負債論』というのもあるのですけど、最近あちこちで議論されるようになった地球環境変化の問題と切っても切り離せない論考になると思います。資本主義の終焉?!がささやかれ始めて久しいのですが、1パーセントの人たちが、全人類の資産の半分を手にしているというたとえ話も聞かれたことがあると思います。世界1の資産家であるアマゾンのCEOであるジェフ・ベゾス氏の総資産があと10億円増えたところで、彼の生活に与える影響は、もう限りなく小さいものなのだと思います。なにせ時価総額2兆円なのですから。その人にとっての10億円ってちっぽけなものだろうと思うのですよね。でもその10億円があったら、いったいいく人のホームレスの人たちの生活が潤うでしょうか。今の世の中には、明らかにものが有り余っているのだけど、やはり変わらず使い捨てては新しいものを買ったり、コンビニエンスストアでは、まだ食べられるお弁当も賞味期限がすぎたから大量に廃棄されているという現実があるのですよね。誰かに教えられなくても、私たちはそういうこと実感として感じていると思います。それでも身を粉にして、時間を切り売りすべく働き続けては、夜中の仕事帰りにコンビニに立ち寄り、放っておけば廃棄処分にあうお弁当を買って帰って胃袋にかきこんで眠りにつく・・・というような生活を時間に追われながら過ごしているわけですね。この誰にも止められない循環をたとえば何かの力で止めることができたならどうだろうと思うことがあります。コンビニはもう24時間営業をやめにします、朝の9時から夜遅くまで残業をして、疲れて帰ってもかわいい子供の寝顔しかみられないような過酷な労働にピリオドを打って、お金には帰られない時間を家族とともに、家族のために使います。みたいな生活ができるようになればどうでしょうか?とびぬけた資産家はいなくなるけど、ピラミッドのすそ野の人びとの1人1人の生活が潤うようになる社会が将来実現すればよいなと思います。そうすれば自然と温室効果ガスの排出は減少するでしょうし、温暖化にも歯止めがかかるのではないでしょうか。スーパーのレジ袋で事足れりというほど、現実は甘くはないようです。私たちも、自分にできるプラスアルファの何かを考えながら行動していく必要があると思います。

クラウドは不便?!

9月24日 木曜日

今週は水曜日が仕事始まりなので(昨日は忙しかった)、もう木曜日です。色々とシステムの刷新を図っていますので雑用業務も多めな最近です。それをするに至った根拠の大部分は言うまでもなく、新型コロナウイルスです。オンラインでの予約システム導入の整備をしているのですが、現在メディアではアンカーの方が、デジタル庁の創設が加速される予定です・・とか仰っています。また一方では、役所の文書からハンコをなくしますとの方針が出されたとかいう話もあります。確かにハンコは以前からその真の効果について多くの方が疑問に感じているところかとも思います。ハンコないから近所のお店で三文判を買ってきて・・みたいな経験って実際にありますよね。今後はマイナンバーカードも保険証がわりに使用できるようになったりする動きもあります。これの流れがどんどんと進んで行くとしまいには、子供の頃からの色々なデータ、予防接種歴、学校の成績などから大人に至り、全ての金融関連の口座や犯罪履歴などに到るまで全てが紐付けされて、ワンクリックでその人となりが暴かれてしまう・・みたいなジョージオーウェルさながらの世の中になってしまうのではないか?と危惧する方もいらっしゃいます。確かに、ドコモ口座の悪用とか、個人データ漏出のニュースが、ついこの間の記憶であったりもします。便利と危険は裏表なのかもしれませんね。便利といえば・・最近はパソコンで作成した仕事関連のファイルをクラウド型の記憶サーバーに保存することが増えました。もともとDropboxを利用していたのですけど、ウィンドウズを使用することもあるので自然にOne driveというサーバーも登録されています。どっちにどれを保存するのかきちんと区分けしておかないと、同じファイルを双方に保存してしまうと、アップデートした時に両方のリンクがなされなくてどちらが最新版だったかな?とこんがらがってしまうことがあります。しょっちゅうあります!!というか・・・その混乱の真っ只中にいるワタシ(泣)。ひょっとすると二つの異なるサーバーの同一名のファイルを同時にアップデートする設定ってできるのかな・・・できそうな気がする。誰かおせーて!!

COVAX

9月23日 水曜日

連休明けは台風と前線の影響かどんよりしています。初めは温帯低気圧並みの勢力だった台風もやや勢力を増して北にある前線を活発にしながら北上を続けています・・・とのことだそうです。

さて、日本が COVAX (COVID-19 vaccine global access facility) というアライアンスへの参加を決定しましたと厚生労働省のサイトで発表されています。高所得の国々が資金を拠出しあいワクチン開発を援助する一方で、その成果について自国民の20%分確保ができると同時に、拠出国が協力して途上国への供給を支援するという制度です。購入オプション方式といって、資金拠出国は購入権を得ることができるが購入義務を負わないということだそうです。すなわち全てを途上国に回すこともできるということだそうです。日本やオーストラリアが参加したというニュースの一方で、アメリカ、中国、ロシアが今の所不参加であるという報道です。アメリカはこのポートフォリオの企画作成に国連が入っているからというのが不参加の理由ではないかとか・・(相当国連のことが嫌いみたい・・・)。コロナナショナリズムとも呼ばれる「ワクチンはまずは自国民へ」という考え方をとる国が多いと思うのですが、途上国への支援がおざなりにされると感染症の制圧には繋がらないわけですから、広い意味での感染症対策に繋がるこの考え方は妥当なものだと思います。できれば1、2位の大国が参加してくれるともっと良いと思うのですが。

ハンマー&ダンス

9月22日 火曜日

昨日は多くの観光地でたくさんの人でが見られたという報道がありました。京都市内もかなりの賑わいであったようです。クリニック周辺の道路もお昼間には車の列が長く連なっていました。活動が増えれば増えるほど感染の機会は多くなると思いますが、その中で感染予防対策を皆が心掛けながら、経済活動もそれなりに行われるようになっていくのは悪くはないことだと思います。ただし医師としての情報発信は「慎重に」ということになります。立場上疾病抑止の方向に誘導するのが私の仕事の本分ですので・・・。連休最後の一日です、みなさん穏やかに有意義な一日をおすごしください!

born and bred in brooklyn NY.

9月21日 月曜日

幼いころに黒人初の女性ピアニストになることを志したシモンは、それが原因で黒人のコミュニティからも白人のそれからも孤立することになる。南部に生まれた黒人少女は、当時の人種隔離政策に抗い、得られた基金でジュリアード音楽院へすすむのだが、そこでも人種の壁にぶつかる。資金も底をつき、刀折れ矢尽きた彼女はその後、アトランティックシティのバーで資金を稼ぐために歌うこととなるが、皮肉にもそれがその後の彼女の運命を決めることになったのである。その後黒人公民権運動などにも参加した後に2003年乳癌でこの世を去った。

私の映像と音楽と小説のソムリエである奥さんのお勧めで観た『ニーナ・シモン~魂の歌~』ですが、なかなかの良作です。当時彼女の夢見ていた未来とは・・・果たして今のようなものであったのでしょうか?

この数日でたまたま見ることになった二人の女性のストーリー・・・もう一つは昨日も申し上げました『Notorious RBG』ことルース・ベイダー・ギンズバーグの物語です。ちょっと紹介しておきましょう。NYブルックリンで生まれ育った彼女は、当時の社会には憲法に謳われているはずの人類の平等が実現されていないと感じます。しかしその頃行われつつあったデモという手段ではなく、法廷での仕事でその実現を果たそうと決意します。弁護士資格を取得した後に彼女が争った案件は、女性に対する性差別だけではなく、妻に先立たれた夫の保育休暇に対する手当もありました。最高裁まで争うことになった6つの訴訟のうちの5つに勝利を収めたことが当時の彼女の能力を物語っています。1981年まで、最高裁判事はほとんどが白人男性で占められていました。初めてそれを変えようとしたのはジミー・カーター大統領であったようです。その後数年が経過し、クリントン大統領が1993年に107人目となる最高裁判事に彼女を指名することになります。面白いことに当初彼が画策していた人物は、この度の新型コロナで有名になったNY市長のクオモ氏であったそうです。RBGは控えめな性格で、強く自己主張せず、あまりに発言しないので、対照的に明るく外交的な彼女の夫マーティンがプロモーター役をしていたそうです。もちろん彼女がそれまでに訴訟で助けた女性たちも支援に全力を尽くします。当時の公聴会での陳述シーンでは、上院司法委員会委員長を務めていた現在の大統領選レースに出馬しているバイデン氏が質問者として登場しているのもなかなか面白いです。

スマホは持っているのか?の問いかけに、2台持っているけどセルフィー(自撮り)はしないよ・・とお茶目に返すRBG。自らも高名な弁護士であった夫のマーティンですが、彼女に良い仕事をさせるため、すすんで家事をこなします。『彼女の料理はひどいのでキッチンには出入り禁止でした』笑いながら彼はそうインタビューに答えています。多様な価値観を認め合う夫婦像が垣間見える映像です。

反対意見に挑んだり、自分が貶められていると感じたときに彼女は、まずは怒りを鎮めよと言います。当時の判事の1人で、保守派のスカリア氏と大変仲が良かったと言われています。一方はカトリック、彼女はユダヤ系、保守とリベラル、本来は正反対の主張をする彼とは異なる立場であったはずです。インド旅行をした際に彼と一緒に象にライドした際に彼の後ろに座ったことを女性解放運動家になじられたのだといいます。保守派の男性の後塵を拝したのが気に入られなかったのでしょうか。主義主張が異なる立場の人物だからと言って人間付き合いまで拒絶するのではなく、逆に親友になれたりする彼女の懐の広さがわかる逸話です。

ブッシュとゴアの選挙の再集計中止に異議を唱えた彼女は、その後右傾化した最高裁判事の中で、よりリベラルな立場を主張していく覚悟を決めます。2013年に選挙差別を防ぐために設けられていたはずの『投票法』の実質の効力が失われた判決では、明確に反対意見を主張します。当時その問題の重要性に気づいた若者たちが彼女をnotorious RBG というサイトを作り、you cant spell TRUTH without RUTH というスローガンで応援することになりました。

notorious RBG (反対する厄介なRBG)

彼女が生涯一貫として守ろうとしたものは、少数派の人々や女性という当時生きづらさを抱えていた人たちへの思いやりだったのではないでしょうか。1999年に大腸がんに罹患し、その10年後に今度は膵臓癌を患います。80歳をすぎて筋トレをする女史の姿で映画はエンディングになっていきます。世界は貴重な人材をまた一人失いました・・・。

 

 

 

それでは最後に・・・ニーナ・シモンの代表曲の一つ『I wish I knew how it would feel to be free』の歌詞の一節を

 

I wish I knew how it would feel to be free             I wish I could break all the chains holding me

I wish I could say all the things that I should say           Say’em loud say’em clear for the whole round world to hear

もしも私が知ることができたなら、自由であるとはどういうことなのかを

もしも壊すことができたなら、私を縛り付けるすべての鎖を

もしも言えたなら、私の言うべきことのすべてを、大きな声で、はっきりと 周りの世界の人々に届くように・・・・

最強の85歳

9月20日 日曜日

きょうは休日です。なんでかわからないのですが、夜中3時に覚醒してその後はあまり熟睡できませんでした。こういう時、横にケータイを置いていると、ちょこちょこ触ってしまうので余計に眠れなくなりますね。ダメです。ま、でもおしごと柄ケータイは常に傍らに置いていないといけないのですが。5時過ぎに仕方ないな・・・と起きだしてTVを付けるとテレビ寺子屋という番組だったかな?、作家の平野啓一郎さんのお話が聞けたので良かったです。私よりもやや若い世代の方なのですが、作品は2つくらいしか読んだことがないのですけど、時事評論については同感できることが多く、好きな作家のうちの一人です。まさに早起きは三文の徳!な一日の始まりです。

昨日のニュースでアメリカ最高裁判事の9人のうちの1人で、リベラル派のルース・ベイダー・ギンズバーグ氏の訃報が報じられていました。1933年ブルックリンで生まれた彼女は、ビルクリントン大統領に最高裁判事に指名されてから約27年もの長きにわたりその任につかれていたようです。何とかバーグさんはユダヤ系が多いと聞きますが、彼女のご両親もやはりユダヤ系の移民であったそうです。ハーバード・ローからコロンビア大学という超優秀な経歴でもあります。最高裁判事でリベラル・保守の比率は時の判決に大きく影響するのですが、特にトランプ政権になってからは、貴重な存在であったのは言うまでもありません。ジェンダー差別とたたかう女性判事は多くの人に尊敬されていたようです。早速今夜は、彼女の半生を描いた?作品『RBG』をアマプラで視聴してみよっ!

連休で、街は緩和ムードのようですが、密を避けて、ユニバーサルマスキングでお楽しみくださいね。

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