京都府与謝郡与謝野町 内科・外科・リハビリテーション科・在宅診療 いとうクリニック

ふくろうくんのブログ

裏の田んぼで・・・

7月30日 水曜日 晴れ

快晴です。午前中の診察を終えて裏口を出ると、何となく稲の先端が白っぽく見えたものですから近寄ってみました。白い小さな花が咲いているように見えました。何もしらないものですから、白い花が咲くのか・・と思って往診に出たわけです。

イネの開花

帰ってきて再び見てみると、小さな花が引っ込んでおりました。何と短い時間の命なのだなあと思って、少々ネットで調べてみました。どうやら朝に花開いたと思っていた白い小さな物体は、6本の雄しべだったようです。その根っこに小さい雌しべがあった筈なのですが、注意力散漫な小生には気付く事ができず。稲の花には花びらやがくはなくて、のちに籾殻になる部分(えいとよばれる2枚から成り立っています)が7月末から8月初旬のとある日(よく晴れた午前中の2時間程度)に開いて、そこから出てくる雄しべと雌しべが受粉をするそうです。受粉をしたものから再び閉じていくのだそうな。・・・ってことは、今日の白い花を見る事ができたのはその貴重な1日のうちの数時間だったってことなのでしょうか? 何となくうれしいな

5時間後

白い花が消えてるでしょう?

手のひらを太陽に

7月15日 火曜日 晴れ

ひょんな事から食事をごちそうになりました。お腹が満腹になるまでいただきました、ありがとうございます。この間の当番日の昼食には何年ぶりかのウナギ丼を頂いたのですが、先月ウナギに関するニュースがネットにあったのを思い出して、すこし調べてみると・・・。なんと絶滅危惧種に指定されていたのですね。国際自然保護連合(IUCN)という団体が、いわゆるレッドリストという絶滅の恐れのある種に指定をしたそうです。これはワシントン条約も保護対策の際の参考にしているため、将来ウナギの輸入に制限が加わる可能性があるとのこと。このニュースから我々が受け取るべきメッセージは、「だから今後、密猟ウナギ等が流通しなくなり、値上がりして食べられなくなるぞ!」ではなくて「美味しいウナギを将来まで楽しむには、安くたくさん、だけではなく消費者としての行動も考える必要があるようですね」なのだと思います。養殖ウナギなどと言っても、所詮野生の稚魚を乱獲しては、それを養殖業者に流通させているわけなのですから、消費者の口に入るものはすべからく”野生の”ウナギという事になります。コンビニの入り口には、土用の丑!予約受付中・・なんていうのぼりがはためいていますが、どうなのかな。ヨーロッパウナギに至っては、EUからの輸出は原則禁じられている筈なのに、なぜか国際流通ルートにその大部分がのっかているらしく、しかもその流通先の大部分は我が国であるとか・・・。

unagiinu

消費者としての賢い行動を心がけないとって思いました。悠久の時間を共有してきた地球上の、なが〜い歴史の中で、我々はいまという一瞬を間借りして住まわせてもらっているだけなのですから・・・。ミミズもおけらも、カエルもフクロウもそしてウナギも、みんなみんな生きているんだ友達なんだ〜・・・やなせたかしさん作詞だったんですね、手のひらを太陽にって。

抗生物質はむづかしい

7月11日 金曜日

台風一過。秋の台風シーズンとは違い、快晴とはいかないのであった。でも当地にそれほど影響をおよぼすことなくそれてくれたのはよかったよかった。参加しているメイリングリストで最近抗生剤に関する話題が上っている。抗生剤・・・青カビから生まれた世紀の発明・・・それはペニシリンである。今までに、われわれ人類が、どれほどの恩恵を被っているのか計り知れないものがある。でもでも、その使い方はと〜っても奥の深いものなのです。一口に抗生物質と言っても、現在には多種多様の性質・特製を持ったものがあるわけであり、その使い方はひとえに我々医師の裁量によるわけである。効果の強いものや弱いもの、いろんな微生物を殺すものや、一定の種類の微生物にしか効果を持たぬもの。その疾患や、宿主(患者さんの特性)に応じて使い分ける必要があるわけである。小生はこれをめっぽう苦手にしておりまして・・・ややこしい事この上ない。ひと昔前、研修医の頃に遡って、いわゆるオーベンと呼ばれる先輩医師の外来補助についていた頃の事を思い出すと・・・風邪の患者さんには、いわゆる「セ◯ゾ◯・ム◯ス◯・ロ◯ソ◯ン」という三種の神器的になされていた処方があった。翻って今、小生のカルテには、いずれの薬剤も風邪の患者さんのファーストチョイスには上がって来ないのである。風邪症候群に抗生物質は不要である・・というのは、すでに我々医療従事者の間では常識になりつつある。のであるが、なかなか世間的にはそう一筋縄ではいかぬわけでありまして・・。ここまで書いても、一般のみなさんには何の事やら合点がいかぬ事でしょうね。我々医師達は、ある一種類の細菌を・・・原爆で焼け野原にするのが良いのか、短銃で狙いを定めてパンパンうつのが良いのか(ちょっとこの表現は語弊があるか・・)という議論をああでもない、こうでもないと繰り返しているのであります。患者さんにしたら、自分の病気が治ったか治らなかったのか、2つにひとつ。その裏っかわで、医師達はその治療が、必要最小限で、必要最小コストで、必要最小リスクで治ったのか、あるいは結構な紆余曲折を経て、いろんなリスクをかいくぐって、運良く治ったのか・・・はたまた、はなっからそんな”治療”なんてなくても自然治癒したはずの病気なのか・・・・そんないろんなことと取っ組み合いながら日々過ごしているのであります。なんて切ない・・・   でも、ペニシリンが臨床で使われ出したのって、まだたかが5〜60年前の事なのですね。ビックリ!

生まれて始めて購入したレコードだったかな? YMOとスネークマンショー・・・教授、治療頑張ってね。

態度を明らかにしない大人達

7月8日 火曜日 七夕の翌日

台風が来るそうである。から梅雨もここに来てようやく梅雨の本領発揮と言った所である。雨は農作物には恵みの雨かもしれないが、往診で伺う患者さんのご自宅の裏の崖がちょっと心配だったりする・・・。この間帰り際にふと目をやると、その崖の斜面に、懸垂下降をしながら一本一本鉄骨を張り巡らせて地盤強化の工事を行っている職人さんの姿があったのがとっても印象的だった。はやく完成すれば良いな・・・。

さて、最近の診察での一コマである。幼稚園年少の子供さんが、咳と鼻水でやって来られたのである。夏風邪が流行っているので、一般的な風邪症状の他に、出席を控えて頂かねばならぬウイルスや細菌感染等を慎重に除外しながら診察する。その過程でどうしても避けられない関所がある・・・のど!。のどの奥を診られるのは嫌なものである。殊に子供さん達にとっては、それだけで泣きじゃくって来られるケースもあり。その時の診察では、それほどのレジスタンスはなかったのであるが、お口をアーンと開けてえ・・・などと言いながら診察を進めるながらも、敵は手強かったのである。木のヘラでつんつんしようが、ホッペをぐいと掴もうが、テコでも開口しない強者なのであった・・。粘る事数分、小生本音では色々な他の所見から、そこまで完遂しなくとも、頭の片隅に処方は決めていたのではあるが、そこで折れては・・・と、最期まで頑張ったのである。何とならば、その場を「まあまあ・・・ええか」で終わっていると、その子供さんは、(な〜んや、ちょっと粘れば、その場はしのげるのか・・・)などという成功体験が、し〜っかりと脳裏に刻み込まれるであろうなと考えたからなのである。すると・・・その次に、喉の診察がとっても重要な診察を自分ならずとも、他のお医者さんがする時に、できない!ってことになると困るだろうな、と考えたからなのである。医者はねえ、診るんだよ!どんな事があっても、君の喉を・・・っていうのが、その時に小生がその子に伝えたかったメッセージである。おかあさんごめんなさい、きっと何て医者!って思っておられた事でしょう(泣)。

奥さんお勧めのスガシカオさんの曲の中で、一番好きな曲。ちょっと調べると、入門編のベスト5に入っていたり、その歌詞・・・全盛期を過ぎたオッサンが好むパターンだろとか、ちょっと悲しくなるコメントがネットにありました。ええねん、全盛期を過ぎたオッサンやし、実際・・・

すべては◯◯の為?

6月30日 月曜日 曇り

早いもので今年も半分が終わりました。さてさて、サッカー残念でした・・・、が一方でラグビー日本代表がイタリアに勝利していたり、ウィンブルドンでは錦織選手が順当に勝ち進んでいたり(3回戦は今の所危ういサスペンデッドですが)、他にもいろんなスポーツがありますね。あたりまえです。ラグビーなんて、現在日本はワールドランキング10位なのですよね。だけれどもイタリア戦勝利のニュースはフリップの得点スコア一枚のみでありました。サッカーは47位でしたか・・。まあ期待が持てるのは冷静に考えると47位よりも10位の方ですよね。ところが世間の取りあげ方はそうにはならない。だからどうだということを言いたいつもりはなく、サッカーは小生も応援していたのですが、あまりにもスポーツによって世間の騒がれ方が違うのだなあと、改めて感じたわけです。まあ資本主義の世の中、それだけ騒がれるものにはついて回っているものが大きいという事なのでしょう。ということで、これからは全英オープンテニス、その後は全英オープンゴルフなどなど頑張れニッポンは続いて行きます。

zero

・・・とうとう、一歩踏み出すことになるのでしょうか。渡ってしまうともう戻れない the Rubicone River….

渡るべき河

6月26日 木曜日 晴れ

混合診療解禁にそれほど恨みがあるわけではありませんが・・厚生労働省のサイトを見ているとこんなものがありました。 ”薬事法違反の疑いがあるインターネットサイトの情報をお寄せ下さい” っていうHPです。結構やりますね、厚労省も。小生大学院の時にがん免疫療法の研究をしていたのですけれど、この分野って結構(というか、かなり)怪しげな民間療法が跳梁跋扈しています。最近インターネットを見ているとブラウザの機能の一部なのか、良くわからないのですが、自分が最近検索したり、購入しようとしたりしていた事に関する広告がまとわりついてくるという経験、ありませんか?そこに出てくる免疫療法のサイトが酷かったりします。だめですよね、人の弱みに付け込んで商売をしようなんて・・・。

先日23日は沖縄の「慰霊の日」でした。毎年自分に課している”8月は悲惨だった大戦に思いを馳せる読書をする習慣”。ことしの課題読書は何にしようかな・・・。あ、またタイトルに言及する前に終わってしまった(泣)。このブログ、タイトルと、本文と、挿絵と、あとがきがバラバラ・・・・

 

ウレシイ瞬間

6月24日 火曜日 晴れ

明日は早起きさん達が多い事でしょうね。結果はどうあれ頑張れ日本チーム!

さてさて、最近の医学の教科書は本当に色々なものがあって、ためになるものが多いなあと思います。私が研修医の頃などはもう、ぶ厚〜い教科書で一冊数万円するようなものばっかりでした。それでもって、感染症等を勉強しようとするのなら・・・「微生物のなりたち」みたいな(例えば)ところから頁を繰っていかなくてはならないので、その章が終わる頃には既にすっかり睡眠学習状態になっているわけです。今なら、もっと実用的な内容で、とっつきやすい書物がたくさん書店に並んでいます。我々が学んできた(というか教えられてきた)、あるいは見よう見まねで習得してきた知識や理論は、すでに過去のものになっている事柄も少なからずあります。それと同時に、日々の診療でよく遭遇する、ちょっとした疾患や処置方法なのだけれど、なかなか教科書に載っていないことって、結構あると思うのです。そういった事は、日々の診療の中で自分なりに工夫しながら、こうするのが良さそうだな・・と思って経験しながら実践しているのですけれど、そいういうちょっとした小ワザが、これまたちょっとしたコラムみたいな形式で書物に掲載されているのをみると嬉しいものです。

 

新国立競技場の原案、ちょっと漂流しているようですね。賛否両論いろいろあるようです。みなさんはどう思われますか?

 

混合診療のことなど

6月23日 月曜日 くもりときどき晴れ

以前にも少し触れましたが、混合診療解禁の話題です。患者申立て療養制度っていうのでしたか、呼び名は違えど、実質は混合診療解禁ということなのでしょう。賛成派の理屈は「反対派は既得権益を守ろうとしているだけだ!!」などと言いますし、反対派は「一旦認めてしまうと、皆保険制度が崩壊し、医療格差が大きくなるだけの最悪の政策だ!」と言って譲りません。が、それらはあまりにも極端な理論なのだと思います。もうすこしそれぞれの言い分を見てみましょう。そもそも混合診療とは、保険診療と自由診療の混在する状態をさす言葉です。これが認められない場合(現在そうなのですが)どうなるのか・・・例えば、現存の治療ではなす術の無い状況になった進行がんなどの場合を考えて下さい。外国では認められているけれど、我が国では保険未承認のがん治療が存在するという場合に、入院して保険診療と合わせてその治療を受けると、保険診療分も合わせて全額自己負担になるのです。その結果、保険診療分が20万円、保険外診療が10万円だったとしますと、混合診療が認められない状況では、全額自己負担になりますから支払総額は30万円ということになります。一方で混合診療が認められると、保険診療分の20万円は3割負担の場合、6万円プラス保険外診療が10万円で合計16万円ということになり、その差が14万円ということになります。すなわち、保険外診療をオプションとして受けたい場合は混合診療解禁の恩恵をそれだけ被る事ができるというわけです。ならば、さぞかし難病の患者さん達は喜んでいるのだろうと、思いきや・・・事実はさにあらず。全国82の難病患者団体が加盟する「日本難病・疾病団体協議会」はそれに反対だというではありませんか。かれらの主張を読むと、保険外診療の妥当性の判断を審査する期間の短縮は患者の願いではあるが、数週間という短期間で、そのリスクを本当に判断できるのか?という疑念や、公に自由診療が認められると、本来保険収載されるべき治療まで非保険診療のまま据え置かれるのではないか?という懸念を抱いているようです。そして、そのような疑念や懸念は、まさに解禁反対派の論拠となっている所なのです。すなわち、自由診療のままに据え置かれても利用者が生まれるということによって、製薬会社は保険診療承認への面倒な臨床試験を行うモチベーションを失い、結果として、自由診療などに手の届かない人たちが、本来保険収載されるべき治療を受けられずに、その余波を食うのではないかということ。さらには、そもそも国の保険財政が厳しい事から、国自身も自由診療枠を拡大して、保険負担部分を減らしたいという思惑があるのではないかとみるむきもあるようです。そこへ持ってきて、TPPなどとの絡みで株式会社の医療への参入等が起これば、株式会社◯◯病院では、自由診療部門がきらびやかな入り口で高級感あふれる建物と医療を提供しつつ、裏口の保険診療部門では経済的ゆとりの少ない人々が待ち時間でごった返しているというようなことが現実になるのではないか、ということまで想像している方もおられるようです。果ては国民皆保険制度の破綻に繋がるのでは・・という懸念まであったりして。まあ、話はどんどんと広がって行くので、小生にもどこまでが真実なのかはよくわかりません。ただ、今回のお話が成長戦略という文脈で提案、決定されようとしている事がひっかかるということだけは申し述べておきたいと思います。

シッコ

ま、アクセスの良さは日本の医療制度の優れた点でもあったのですが、それも大病院の初診料自己負担化などで揺らいで行かざるを得ないのですね。財政面を考えると、やはり便利だから・・だけでは成り立って行かない困難な状況にある事だけは間違いないので、我々一人一人の問題として考えて行かねばなりません。

 

そんなこと言われましても・・

6月16日 月曜日

ニッポン初戦敗退しました・・・ね。残念です。でも、小生は逆に良かったんじゃないかなと思っていたりもします。理由は内緒です。さてさて、介護保険を利用して、デイサービスや入浴介助などを利用されている患者さんは多いです。訪問しながらたびたび耳にするのは、「昨日は血圧が◯◯で、入浴できないと言われました。」なんて台詞です。次にくる質問は⇒「先生、血圧どのくらいまでなら安全にお風呂に入れるのですか?」なのですね、ほぼ100%に。お答えは・・・悲しきかな 「わかりません」となりますが、さすがにそうは言えないので「どうでしょうね〜 云々かんぬん」となってしまいます。でも!!そんな質問に明確な答えのできる医師がいるのなら、是非その答えを聞いてみたいです。evidence based medicineもその質問には答えられないのではないでしょうか。ましてや血圧なんて、時々刻々と変わっているわけですから、どの時点をもってその時の血圧というのか良くわからないですしね。正直な答えとしては・・「入浴前に血圧を測定するのをやめてみてはどうですか?」になります、ハイ。いえ、決してふざけているわけではありません。とにかく、風呂に入りたいから入る、気持ちがよいから入れてあげたい。それで良いのではないかなあと思っています(決して公な場では口にはしませんが)。それくらいの認識を、介護する側される側、医療者が共有できればよいなあと思います。

http://www.youtube.com/watch?v=FFgfW5mSzYI

あいかわらず我が家では、伊坂幸太郎祭りです。映画化されたオー・ファーザーもはやくiTuneライブラリーに載せてくれないかな・・・

 

よしなしごとども書いてみる・・・

6月13日 金曜日 くもり ”13日の金曜日”も無事すぎた(そう)

もう6月に入って2週間になるのに、これが初投稿である。さぼりぐせが再発している・・。腰を据えて書く事はないのであるが、とりとめもなくつぶやいてみよう。

サッカーワールドカップ始まる。テレビもラジオも新聞も、サッカー一色になっていくのかな。楽しみだけれど少し憂鬱だったりもする、さすがひねくれ者の私。   梅雨入る。入ってから何となく雨が少なくなったような気もするが。まあこういう現象はよくある事だ。にわか雨も、外にお出かけしたとたんにどしゃ降りに変わったり・・。   政治もややこしい。集団的なんとか、おじいちゃんやおばあちゃんや赤ちゃんを守りたいのは、万人共通の願いである事は違いないのだが、何となくしっくり来ない感じではある。   医療を取り巻く環境も。何となくすご〜く大事な事が、矢継ぎ早に決まって行く怖さ。決められる政治と責任与党は、かつて待ちこがれた合い言葉だった筈なのだが、いざそんな世間になるとちょっと怖い(って思いませんか?)。混合診療解禁・・・先進医療、未承認の薬剤が保険診療と切り離して使えるようになる。ふむふむ、難病患者さんには福音か。どうやら最近の報道によると、混合診療ではなく”患者申出療養制度”っていう名称になるらしいのだが、よくよく読むと、「患者の申し出にあたっては、医師が治療の内容や安全性/有効性等を患者に充分説明し、患者が理解、納得している事が前提」って書いてあるようですが、そもそも有効性や安全性がはっきりしているのなら保険診療にすれば良いだけの事で、それがわかっていないから自由診療という事なのではないのだろうか?そして、それが成長戦略の文脈で語られている事もよくわからない・・・。薬品や材料メーカーの開発競争などを指しているのだろうけれど、医療はやはり経済成長とは分けて考えるべきものではないかと思っている。古い考え方なのだろうな、小生。答申を取りまとめた規制改革会議のメンバーを眺めてみる。ふむふむ、企業の取締役や会長など、偉い方々ばっかりだな。おまけに医療側からは、創薬ベンチャーの旗手の方のお名前が・・。経済政策として決まってますな、こりゃ。そういえば、TPPはとんと聞こえて来なくなったのだがどうなっているのだろう。そしてワールドカップに皆が酔いしれている間に、このような、今後の日本のあり方に関わる重大事が、どんどんどんどん決まろうとしてる。               ペシミスト・いとう

initial coke

 

けっこう見つかる「TSUYOSHIさんとサッカーしましょう」コーラ (^^)

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