京都府与謝郡与謝野町 内科・外科・リハビリテーション科・在宅診療 いとうクリニック

ふくろうくんのブログ

充電してます

4月9日 日曜日

朝からお天気です。花粉症症状もあってか、この間ぼーっとしていたらしく、ウチの人に週末は”なーんにもせんと寝ておくように”と言われたので、言いつけを守っています(今のところ)。東京で臨床をされている精神科の先生の講義を連続で聴いています。街場のクリニックをやっていると、身体疾患だけではなくて、ちょこちょことしたお悩み相談を受けますので、少なくとも初期対応はできるようになっておかないといけないのです。今までやっていることもあながち的外れではなかったのかなとも感じられて、さらにスキルを磨こうと思っているところです。カラダはココロの写し鏡でもありますので、ストレスをたくさん抱えていると身体症状にも少なからず影響は出てくると思います。まあ簡単にはココロが・・・とか、ストレスが・・・とかいうワードでは片付けてはいけないのですけど。合間に「第3の極地」という”積んどいた本”を読んでいます。人がいかにエヴェレストに魅せられて行くのか、そしてその結末を見届けたいと探索する人のノンフィクションです。訳者が古屋美登里さんということで、手に取ったのですが、やはり手堅い良書でした。さてそれでは続きを・・・・皆さんも良い週末をお過ごしください!

have we met?

4月8日 土曜日 あめ

昨日からずっと雨天曇天が続いています。うっとおしい・・・コロナ禍からずっと駐車場でのトリアージ診療をやっておりますので、屋外に出る(看護師さんに出ていただく)のに悪天候は大いに差し支えることとなります。晴れよ来い。さて、相貌失認症のお話です。マスクをするようになってからというものの、携帯ロック画面の顔認識解除ができなくなったとか、新しいOSにすると可能になったとか。大学への入構解除の時の顔認証で、所属する大学教授が毎回エラーになるんや・・・とかいう笑い話もありました。Aiの顔認証はマイナ保険証でも活用されています(今のところマスク装着患者さんの認識率はあまり良くないようですが)。そもそも私たち人間は、高い顔認識能力を持っています(よね)。お買い物で、数メートル先にいるマスクをした人物に対して、あーあの人って気づくことができます。顔(相貌)認識能力は側頭葉にある紡錘状回とか、扁桃体とかいう脳の部位によって担われるとされています。もちろんスーパーで云々というお話は、実際には顔だけではなく、歩き方、年恰好、姿勢、声、表情など色々な要素で成り立っていると思います。ただ、顔認識というのはある種独特な能力のようでもあり、特定の疾患ではその能力が失われてしまうこともあるようです。俳優のブラッドピット氏は自身が相貌失認症であると告白されているようです。そのためか、知っているはずの人に無視されたり、初対面のような態度を取られると受け取られ、傲慢な人格だと言われてしまうことがあるとのことです。COVID-19罹患後の稀な合併症としても報告されているようであります。患者さんの心理としては「私たちどこかで会いましたっけ?」と素直に聞くことが躊躇われるということがあるようです。人はうわべで解釈してはいけないという教訓を地で行く事例ですな・・・。

新年度

4月7日 金曜日

新年度、メディアでは新しい番組とかもあるようです。最近始まったラジオを聴いています。長く続いた珠緒さんの番組が終わってしまったのですが、替わって始まった新番組もフレッシュな感じでなかなか良いです。こねくと・・・お暇な時間がありましたらどうぞ(ラジコ・エリアフリーになりますけど)。さて、先日国家予算が可決されていたようです。11年連続で過去最大を更新して、今年度は114兆円になるのだとか(兆円が腸炎に変換されてしまうのは医者あるあるですけど)。収入と支出が徐々に乖離していくという現象が例えられて「ワニの口」問題として叫ばれて久しいですけど、コロナ禍を経てワニの口はワニの口ではなくなっていますね。この間の支出が極端に増えたため、ワニの口に牙が生えたような感じになっています。財務省のサイトを見ると、国の借金について詳細に書かれています。税収で賄える歳入部分は総予算額の半分ちょいでしかないのですね。残りの大部分は国債という名の借入金で補われている円グラフになっています。どういうことや目的に支出されているのかといいますと・・・3分の1は私も関与している社会保障費だとな。今年の目玉項目には子ども手当とか、防衛費増額とかがタイトルに並んでいます。大体の日本の国家予算というお財布を知っておくのはけっこう大事かもです。どんなことに使われているのか、自分のおうちの家計を全く知らないわけにはいかないですもんね。ということで・・・教えてchatGPT

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私の情報は2021年9月までのものであるため、最新の情報を持っていませんし、国家予算は政府によって正確に策定されるため、具体的な概略を提供することはできません。また、国家予算は議会の承認を経るため、最終的な内容が確定されるまで予測することはできません。

一般的に日本の国家予算は、以下のような要素が含まれることが一般的です。

  1. 収入: 日本の国家予算の収入は、税金、関税、国有資産の収益、融資などが含まれます。
  2. 支出: 国家予算の支出は、政府の各省庁や部門の予算、社会保障、教育、医療、国防、公共インフラ、研究開発、福祉など、政府の政策や優先事項に応じた様々な分野に割り当てられます。
  3. 政策の重点: 政府の政策の重点に応じて、国家予算の中で特定の分野やプロジェクトに予算が割り当てられることがあります。例えば、経済成長の促進、社会保障の改善、災害対策などが政策の重点として反映されることがあります。
  4. 財政の持続可能性: 日本の国家予算は、将来の負債や赤字のリスクを考慮し、財政の持続可能性を確保するために、歳入と歳出のバランスを取るように努められることが望まれます。
  5. 経済成長への影響: 国家予算は経済成長にも影響を及ぼします。予算が適切に使われることで、経済成長を促進するための政策が盛り込まれることがあります。

最新の日本の国家予算については、日本政府の公式ウェブサイトや財務省のウェブサイトなどを参照することをお勧めします。

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とのことです。意外とざっくりしてるな・・・。多分私の問いかけ方が悪いのだろうけど。

サイクロン走る

4月6日 木曜日

昨日は同年代の知り合いの方とお話ししていて、あの映画の話題になりました。とあるメディアでは駄作だと叩かれているとか・・・。1号はもちろん、2号のえのもとサンとか、緑川ルリ子役の浜辺美波さんとか・・めちゃいいのにな。ちょっと悲しくなったので、推しのトレイラーを貼り付けておきますね〜。音注意!

なんといっても生身のアクションが素晴らしいですね。昔の番組だと大野剣友会の皆さんが演じておられたのですが。あと・・・サイクロンの車両ナンバーが普通のものっぽくてちょっと気になったけどライダーが自分で役所に申請に行くのだろうか(笑)

走る選挙カー

4月5日 水曜日

今日は雨模様です。巷では選挙カーが走り出しております。近々選挙が行われるのですね。かくいう私も先日たまたま機会があったので期日前投票を済ませてきました。地方では議員さんの立候補が少ないために、80歳をゆうに過ぎている方が無投票で当選しそうだとかいうお話も耳にしました。よく考えると、国会議員よりも地方の自治体の議員さんや首長さんを決めることのほうが、実生活に関わることが多いはずなのですけどね。成り手が少ないのは色々な意味で良くないと思います。子育て兼務のママさん議員とか、色々な職種の方が集まる議会とか、今の世襲とか、議員一筋10何年の男性ばかり・・・というのは今後変わっていくほうが良いなと個人的には考えています。まあ人それぞれ色々な考え方があるかとは思いますが。今日は午後からお外回りの日です、本格的な雨にならなければ良いのだけれど・・・。

〇〇バイアス

4月3日 月曜日

今日も朝からお天気が良さそうな感じです。月初が週末でしたから、今日から新天地で本格始動という方も多いのではないかと思います。リフレッシュして新たに始まる生活ですね。私は毎度同じくですが、毎日を新たな気持ちで臨むのは大切かなと思いつつ、1日の始まりには一度リフレッシュして仕事に取り掛かるようにしようかと考えています。毎日電子カルテのパソコンを立ち上げるのと同じく、1日1度再起動してからやってみることにしましょう。同じことは診察中にも言えることだと感じています。午前午後と患者さんを順番に診察していますと、ついつい前に診た患者さんの内容を引きずってしまうことがあります。感情的にもそうなのですが、診断としても。たとえば二人続けて典型的な急性胃腸炎(胃腸かぜというやつですね)を診察しました。その次にちょっとお腹が・・・と言って来られると、「あ、またね」と脳内で囁き声が聞こえてきます。その囁き声に安易に乗らず・・・よくよくお聞きすると、すこーし胃腸炎の典型的な症状から離れている部分があるなと感じます。そこで原点に戻って十分診察手技を行うと、全く異なる展開が見えてくることがあります。診察時のこういったバイアスには十分注意しなくては・・・。それでは皆さんも良い1週間をお過ごしください!

春陽麗和

4月2日 日曜日

朝からポカポカでした。今年は花粉症の症状がひどいとおっしゃる患者さんが多いです。花粉の飛散量の増加によるものなのでしょうけど。私も目の痒みが強く、周囲の皮膚もついでに炎症を起こしているようです。目の周りが赤いパンダになっていますなこりゃ。よくみるとまぶたもブヨブヨしてカサカサしています。皮膚は生体にとっての第一のバリヤですからスキンケアは健康維持の第一歩とも言うべきかもしれません。真面目に外用剤を使用しないと・・・と思い直しているところです。昨日の夕方にちらっと見た報道番組で、日本と韓国の少子化を報じていました。インタビューを受けておられた30代の方が、現在の状況下でなかなか子供を持つことができない心境を述べられていました。その理由は単純に経済的なことだけではなくて、今の世相や将来の国のかたちを考えてのことなのですが、その後のソーシャルメディアでいく人かがその発言をやや部分的な評価として批判されているのを見ました。全体のインタビューからはそうは受け取らないかな?と思う内容でしたので、ソーシャルメディアの弊害を垣間見た心境です。比較的のんびりした休日のあれこれ・・・適当に書いてみました。ではまた新しい1週間を明日からがんばりませう。

出会いとお別れの日

4月1日 土曜日

今日は新年度の始まりですかね。昨年見学に来てくださった研修医の先生から離任のラインが来ていました。昨夏のあまり思い出したくない時期に(不幸にして)当院に学びに来てくださった優秀な先生でした。発熱外来で電話対応するおっさんの後ろ姿をその目に焼き付けて帰られたのかな〜と申し訳ない気持ちで一杯でしたね。2年間の研修医生活はさぞかし実りあるものであったのだと思います。3月はお別れの季節、4月は出会いの季節です。さて今年はどんな先生たちと出会えるのでしょうか。楽しみです。患者さんからは、基幹病院の担当医が数年のスパンで代わることに対するネガティブなご意見を頂戴することが多いのですが、確かにそのお気持ちはわかります。一方で、不幸にしてちょっと波長が合わないぞ・・・という場合にも、数年で代わってくれることが期待できるシステムでもあります。いまいちポジティブワードになっていないですかね・・・(^_^;)  週末です。みなさん良い1日をお過ごしください!!

昭和と平成

3月30日 木曜日

シンを観に行ってから、ライダーシリーズを振り返っております。昭和の1話から13話までが旧1号で、続く一文字隼人の2号から新1号が登場してV3へと引き継がれたのが昭和時代でした。でした・・・と言いつつも、過去の記憶が曖昧になっていたので、1号と新1号の区別がどうだったのか改めて思い出したという流れになっています。初めはベルトに受ける風圧が一定以上になったら変身ができるという設定だったのですが、新1号では、風圧エネルギーを蓄積できて本郷猛の望むタイミングで変身ができるようになったのですね。確かに変身したい時にできるようにしておかないとストーリー考えるの大変です。子供たちに大ウケとなる「へんーしん」というのは、2号がその始まりだったのか・・・と再認識。Webサイトをみると、平成ライダーはめちゃたくさんあるのようですが、あらためてみるとアギトが一番カッコ良いような気がします。アナザーアギトっていうのが端っこにあったのですが、これはなんだか不気味な見た目です。ストーリーを知らないのですが、同世代の指導医クラスの先生方のポッドキャストで昭和と平成ライダーを語るのを聴いてちょっと胸熱になりました。ちなみに今はギーツ・・・今も大野剣友会?が殺陣シーンを演じておられるのでしょうか。

少年老いやすく・・・

3月29日 水曜日

昨日はお仕事終わってからちょっとしたカンファレンス(ちょっとしたではなくて歴としたなのですが)がありました。ちょっと遅れましたが参加させていただき、少し発言したりしておりました。テーマの一つに成年後見人制度というのがありました。現在は、身体的な疾患のサポートや社会的生活支援だけにとどまらず、経済的なことや生前とその後のことまでに気を配ることができるようなケアを求められる時代となっております。よくわからないこと、知らなかったことだらけで大変勉強になりました。少しでもそういったことを視野に入れて今後の診療をしなければ・・・ということで、やはりいろいろな職種の方のお話を聞くべきだな〜と思いました。いよいよ年度末も押し迫っており、新天地への移動の準備でお忙しいという方も多いと思います。特に入学試験や入社試験に見事合格していざ・・という気持ちでおられる方もおられるでしょう。我が身を振り返ると、大きな方向転換の第一回目が大学入学年度だったような気がします。一生懸命勉強して合格を勝ち取った後の行動って人それぞれというか、大きく二つに分かれるように思います。一つ目は(こちらは私です)、よーしこれから大学生活で思い切り羽を伸ばして遊ぼうかなというパターン。二つ目は(そしてこれはおそらく少数派)、引き続き勝ち取ったこの学校でさらに勉強をして自分を磨いていくぞというパターン。今なら迷いなく後者を主軸にして、ほどほどに遊ぼうって考えると思うのですが、青かった私は前者でしたね。それでも、今の時代はいろいろな学生さんたちがおられると感じます。今年も研修医の先生方を幾人かお迎えして一緒に地域医療の研鑽を積む予定なのですが、最近の学生さんや研修医の先生の知識欲とか勉強量というと、私たちの頃の(少なくとも自分の過去の)比ではありません。みんな堅実だなと思わされることが多いです。このところ読んでいる書物の主題の一つでもある「自己への投資」とかぶるこのテーマですが、後悔先に立たず・・・ま、人生折り返し地点を少し過ぎている身でも何かしらできることはあるだろうと思いながら頑張っていこうと考えています・・・・なんのこった?な内容です、ヲワリ。

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