京都府与謝郡与謝野町 内科・外科・リハビリテーション科・在宅診療 いとうクリニック

ふくろうくんのブログ

連休明け

10月11日 火曜日

朝から寒いです。今週は前半は同じような気温のようですが、お天気は良さそう。ただし後半は気温が上がるけれどお天気は崩れていくようだとか。マスクについてまた色々な議論が沸騰しているようです。賛成派とか反対派とかのように対立する話題ではなく、必要な時、すなわちマスクをつける効果がありそうな時にはつける、そうでない時には付けなくて良い。余程のことがなければ他人のふるまいにあれこれ口を出さない。ということようなことで良いのでははないかなと考えています。前提としてお願いしたいのは、可能な限り予防手段を講じておく(ワクチンです)ことや、検査とか診療体制を整えておくことなどでしょうか。アストラゼネカ社のワクチンがたくさん廃棄されたとか、薬剤保管用に購入したディープフリーザーがたくさん余っているのだとかいうお話がニュースに取り上げられていましたが、そこは許してあげても良いのではないでしょうかね。病床逼迫の問題だって、日頃からゆとりある運用ができる環境であればそこまで生じなかったのですが、効率化を求めるあまり、平時にギリギリでベッドを回さざるを得ない状況であったために、有事の際に破綻してしまったわけです。十分な体制を整えておくための余剰は皆で許容していかないとならないと思います。さて、連休明けのおしごとは始動開始後、軌道に乗るまで少ししんどいカモ・・・皆さんも寒暖の差に気をつけて、お元気でお過ごし下さい。

祝日雑記

10月10日 月曜日

今日は体育の日でしたか。調べてみたらスポーツの日と表示されています。いつ変わったのだ・・・。昨日は思い立って本屋さんに足を伸ばしたので、前々から気になっていた奥田英朗さんの文庫を2点購入。それぞれの解説がなんと、豊崎由美さんと益田ミリさんだったので、これは多分間違いないぞと思いながら。ミリさんの解説は漫画形式で、ちょっとみたことないタイプの書評です。あと、医学雑誌のバックナンバーも少し。身体診察特集のやつ。今はシステムの整備とかでややお勉強がおろそかになっているのでこちらもがんばらないと。そういえば先週は大先輩と久しぶりにゆっくりとお話をすることができました。色々と伺う中で、なるほどな〜ということが沢山あって、自分もなんとなく感じていたことが共有できたりして、とても有意義な時間を過ごすことができました。大先輩といえば・・・コロナ対策分科会の尾見先生の提言が掲載されている雑誌も購入して読んでみました。3人の総理と関わりながら意見を述べてこられた過程で今感じておられることが述べられています。これまでの政府の意思決定については諒とするところと、そうでないところについての考えとそれに基づいた非常に前向きなご意見のように感じます。官邸と官僚の関係についても触れられているところは、感染症の対策だけにかかわらず、色々な今のこの国の問題解決にとってキーとなる示唆が含まれているように思います。2年ごとに移動させられていては真のエキスパートは育たないですし、それは非常にもったいないし非効率なことですね。むかしから病院勤務の頃にも感じていたのですけど、組織ってどうしてこうも人事異動が好きなのだろう。なんとなく理由はわかる気がしているのですが、ここではその答弁を控えさせていただきます・・・。

じぶんでもやってみよ〜

10月9日 日曜日

朝から出動案件。普段お世話になっているばかりの患者さんの処置をじぶんでもやってまいりました。実際に自分で行うと、任せていたことの難しさとか大変さを再認識して学びになりました(HP100ゲット)。・・・いつも酷使しているMacBookの入力になんだか時間がかかる・・・と思ってよくみたら、左側の縦の列(何と呼ぶのかわからない)にwebサイトの閉じていないものが10個くらい並んでいました。デスクトップはほぼアイコンとか文書のサムネイルで埋め尽くされています。ほんとに必要なものだけ残して、あと消去したらなんと・・・少し解消されました。リアルの机上だけではなかったのだな・・・とっ散らかっているの。今頃気づきました、遅スギです。昨日は娘が私の推し活を応援すべく、ランディの映画記念グッズを手に入れてくれてお江戸より持ち帰ってくれるとの報がありました・・・ひどく嬉しい(≧∇≦) 今朝は今朝から、T Vドラマ「祈りのカルテ」なる作品をザッピング的に鑑賞しました。これどこでロケしているの?とウチの人が検索してくれたところ、どうやら千葉大附属病院だとか。とても綺麗な建物ですな〜。私はこの電カルどこのやつやろ・・・?が気になりすぎて、ストーリーには没入できずでした。一眼で”F士通”だな・・ってわかりましたけど。ほら↓

しょうもないことばかり書いてしまってスミません。皆様良い週末をお過ごしくださいませ。

じぶんで考えよ〜

10月8日 土曜日

ようやく昨日書類仕事をひと段落させたのでまた別のタスクに取り掛からないとならない今日この頃です。溜まってる案件が増えているので常に憂鬱な気分のしばらくが続くでしょう・・・(お天気キャスター風に・・)。もうちょっとうまく、診療以外のおしごとを断ることを覚えていかないとな〜とか思っています。さて昨日小耳に挟んだ首相所信表明演説のマスク不要のルール化というニュースです。直接聞いたわけではないのでいい加減なことは言えないのですが、マスクは変わらず必要だと思っています。それと同時に、不要な場面ではつける必要はないとも考えています。故に自分の中でのルールはあります。別にそんなことを決めて頂かなくても・・・というのが感想でしょうか。それとタイミングの問題。今からインフルエンザをケアしないとならない時期ですし、欧米の状況をみると次の波はほぼ確実に来そうですし、年末年始に向けて一層の注意が必要とされる時期かと思われます。その時期にマスク不要を喧伝するのもズレてはいまいかと思います。そもそも着用だって別にルールがあるわけではなく、皆さん自主的にやっているわけですよね。もしかして、国がルールを作ってあげないと外せないでしょとか思われているのなら、余計なお世話だと言いたくなるのは私だけではないような気がします(違うかな・・・?)。とにかく、介入して欲しいの、そこちゃうねんな〜という感想です、今のところ。確かに皆で一律にやらないと、何となく居心地悪く感じてしまうという国民性のようなものがあるので、そこは皆大人になって、人は人、自分は自分・・・を確立していかないととは思いますけどね。きちんと自分の頭で考えて、判断して行動にうつすということは大切なことではないでしょうか。さて・・・週末です。あいにくのお天気のようですが、皆様安全で良い連休をお過ごしください。

克服できないこと

10月6日 木曜日

内緒ですけど朝から入れてみました「だんぼう」。なにせ早くに起きて活動してたら寒かったもので・・・。ほんの30分だけですよ。すぐに快適になったので今はオフ〜。ところで仕事場には比較的広めの机を置いているのですが、いつも書類とか書籍類が散乱しています。来客の時などには片付けるのですが(押しやってるだけという説もアリ)、翌日にはきっちりと元通りになっています。なぜだろう・・・。もちろん、人一倍整理整頓ができない子だからなのはわかっているのですが、それにしても・・・。書類の類ですと、上方向に積み上げると、ほぼ確実に下の案件を忘れてしまうので(今日も一件発掘して処理したところです)、なるべく平たく置いておく習性がついてしまっているのです。空間よりも面積が必要なのですね。そして処理したはずなのに、次の日にはまた別の書類とか読みものがやってくるので、果てしなき戦いになっていくのです。悲しい・・・。気を取り直して・・・今日も1日できること頑張っていこ〜 皆さんも良い1日をお過ごしください!

そういえば・・・

日本在宅医療連合学会 第4回地域フォーラム

というのが開催されます。同級生だったあらがねクンとふじたサンが頑張っておられるようです。行けたらいいけどデューティがありそうです( ;  ; )

今後の展望についておべんきょう

10月5日 水曜日

朝から雨がしとしと。この数日は日本プライマリケア学会の草場先生のかかりつけ医と今後の医療についての講演をお聞きしています。時間のある時に途切れ途切れですが非常に勉強になります。コロナ禍を奇貨として、今後の私たちの医療環境を整備し直すことができないかという提言でもあります。この3年間で見事に炙り出されてきた医療を取り巻く諸問題は、今回の騒動がなければここまで急激には露呈されなかったかもしれません。少なくとも多くの一般の人たちの目にも映るようになったのはこの数年ではないでしょうか。そう考えると、起こるべくして起きた今回の感染症であったのかもしれません(もちろんそんなことなく進められればよかったのですけど)。フリーアクセスと低負担の我が国の医療制度の疲弊は叫ばれて久しいのですが、やはりその中でも大きな地域間格差というのは無視できない問題です。そこにかかりつけ医という概念で進められようとしている医療制度の再編成です。同時にデジタル化の推進と相まって、向こう10年間でおそらくかなり変化していくのではないかと思います。20年経ったら、一昔前の医療と様変わりしていることでしょう。もちろん耳障りの良いものだけではなく、一定の負担増も免れないものと思います。要はなるべく世代間・地域間の格差を小さくして、公平感をいかに担保しつつこういう改革を進めることができるのかということがカギになってくるのではないかと思います。こういう講演をお聴きしながら自分の仕事にも振り返りと反省と今後の展望や目標を考えるのですが、普段の外来診療に加えて、発熱外来やワクチン接種に関わる業務など、やや自分の両手に余るなと感じている今日この頃です。なんとか乗り切るべく、つぎはぎで色々なシステムを導入してきた結果が今の受付診察室ディスプレイ多スギ問題に帰結してしまいました。今冬はもう一度それを見直すことを考えています。効率よく、もっと目配りのできる医療機関・医療人になれるようもうひと頑張りしたいなと思います。それでは今日も1日穏やかな良い日となりますように。

環境の制御

10月4日 火曜日

昨日はなんとなく体がえらいと仰る方が多かったです。やや天候も悪かったので、気分的にもそういう感じにさせられるのかもしれませんが、とにかく診察や検査をしても特に何も問題なさそうなのです。中には、ご近所付き合いのなかで言われた言葉に影響を受けて落ち込んでおられたりする方もおられました。何気ない一言に傷つけられたり、影響を受けて元気をなくしてしまったりすることがあるようです。以前に知った「マイクロアグレッション」という言葉にはそういう意味があるらしく、悪気なく人を傷つけてしまったりすることにも気をつけなくてはならないなと感じました。自分がそういうことをしないようにという意識ももちろん大事なのですけど、同時にそういう影響をなるべく受けないような人間関係を構築することや振る舞いを心がけるのも有効かもしれません。嫌だな・・・という状況が発生したら、なるべく早めに切り上げてその場を立ち去るようにしたり、いわゆる呪いの言葉をしばしば発してくるような方(もちろんその意図はないのでしょうけれど)からは距離をおくことを心がけるのも一つの方法ではないかと思います。心と体のバランスをうまく制御しながら”季節の変わり目”を乗り切りたいものです。それでは今日も一日良い日でありますように・・・・。

clubbed fingers

10月2日 日曜日

秋晴れの休日です。運動会とか文化祭は今年は通常通りできると良いですね。ウチのひとが色々と栄養のお勉強をされており、レクチャーを受けています。素材の栄養素や特徴を活かしてかしこく食べるのが今時なんですね。10月から色々なものの値段も上がっているようで、なかなか大変な日々の暮らしでございます。今日のお題は、先日も診察することがあった疾患のネタです。「ばち指」と呼ばれる手指の診察所見があります。文字通り太鼓のばちのような外観をした指先のことを言います。こんな感じです↓

爪を含む指先を横から見ると、通常ならば爪の根元を境にしてVの字になっているはずなのですが、これが逆のVになるという感じです。指先が丸く太ったような、まさに太鼓のばち状になっている状態です。これが見られると、肺疾患・肝疾患・心臓疾患などが示唆されることになります。体の低酸素状態から来る生理的な変化を見ていると思われます。

実際にチアノーゼと呼ばれる色調不良が見られます。以上、日曜日のミニレクチャーでした〜。

推し活続報

10月1日 土曜日

今日は朝から気温が上がり暑い一日になりました。昨日は夜に書類仕事をがむばったので、ちょっと余裕風を吹かせながら診療をしていました。感染症も空振りに終わる検査が多く、波は過ぎ去ったなと感じます。この隙に診療環境のアップデートをと思いながら作業を進めています。より効率的に医療のできるシステムができると良いのですが、機器依存になる部分が多くこれが頭を悩ませるところです。先日厚労大臣が「電子カルテの規格統一化について作業を進める」と仰っていましたが、それが何を意味しているのかよくわかりません。なんとなくまた色々後付けの決まり事に右往左往させられることにならなければ良いのですが・・・。ま、先行き不透明な部分が多いですけど仕方ないなと思いながらちまちまとやっていくことにします。奥さんからは、新たなメタル雑誌をご褒美に頂いたりして、推し活も充実してきています。今月号はオジーの特集です。新しいアルバムがリリースされたところですので、まさに時宣を得ているなと思いました(当たり前か・・・それが商戦ってもんですよね)。参加ミュージシャンにトニー・アイオミがいるのはなるほど〜なのですけど、ジェフ・ベックとかエリク・クラプトンが名を連ねているのはとても意外な気がしました。ま、何のことかわからないでせうが・・・。それでは、皆さんも良い週末、良い推し活を!

推し活のススメ

9月30日 金曜日

9月が終わります。あと3ヶ月で今年が終わることを意味しております。早いなんてものではなかったですね。今年は特にそう感じています。多分コロナのせいやで・・・。昨日は書類仕事をしながら津田大介さんのネット番組での書評コーナーを視聴していました。石井千湖さんというライターで書評家の方の紹介されるものを聴きながら・・ふむふむ、なるほど。そして書類仕事が終わった瞬間気づいたら「ポチ・・・」ついカッとなってっていうやつですね。中でも先の直木賞に候補が挙がっていた河崎秋子さんの介護者Dという作品が気になったので。そのトークに影響を受けて、自分もちょっと推し活に力を入れてみようかなと思わされました。皆さんの推しは・・・?私は先日来触れていますギタリストのランディですかね。車の中でボリューム最大で聴いてみたのですが、やはり良いですね〜。楽曲もさることながら、ギターソロが冴えてるやつは特にそこばっか聴いてしまいます。別に誰に共感して欲しいわけでもなく、自分が良いと思えればそれで満足・・・。そこが推し活の素晴らしいところですね。インスタ映えしなくてもぜ〜んぜんOKなのです。いや、何ならむしろ映えてないほうが良いくらいだったりします。我が家のウーマンズはおそらくアレです(個人情報保護の観点より、ご許可をいただくまでは掲載を差し控えさせていただきます)。母娘共通のようで楽しそうにしてはります。では・・・まだまだ書類仕事週間は続きますので、頑張るぞい。

 

2020-2021となりを潜めていたヤツが今年は・・・南半球の今冬の感染状況です。

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