京都府与謝郡与謝野町 内科・外科・リハビリテーション科・在宅診療 いとうクリニック

ふくろうくんのブログ

しおのみさきでは

10月1日 金曜日

今日から10月です。大きな台風が日本の南側をかすめていくようです。八丈島とか潮岬とかが天気図で点滅マークが付いていました。メディアは相変わらず政党の人事のお話です。人事ネタはみなさん大好きですね。私も興味ありますが、どうせ勝手に決まって後から分かることですので、いち早くスクープとか言われてもちょっとな〜と思うようにしています。それよりもやがて来るべき意思表示の場でどういう選択をするのか考えておきたいなと考えていますね。そんなことよりも・・・当院でのコロナワクチンは新規の予約をお取りできる日が終了しました。5月半ばから始めた予防接種業務ですが、かれこれ5ヶ月目に突入しておりまして、10月半ばで一旦大枠終了となります。長かった〜、まあすぐにインフルエンザを始めないといけないのですけど。何度も言いますけど、今の間に来るかもしれない波に備えた対策を打っておかないとなりません。この間の波の特徴の一つは、感染者数は最大でしたけれど、死亡者の割合はかなり低かったということです。ワクチンなどによる重症化の抑制がその一因であることはほぼ間違いないと思います。さて、自治体のコールセンター(与謝野町ですが)では、ワクチンの最終局面での予約接種を受け付けています。まだの方はぜひ!

リベラルの反対語とは

9月30日 木曜日

9月最終日になってしまいました。昨日のニュースを少し見たのですが、やはり思い出したのはタイトルの言葉です。そうなんですね、リベラルと対比されがちな「保守」ですが、じつはそうではなく、「パターナル」ということなのです。結局期待させられた私たちは、やっぱりオッサンがなるんかい・・・というツッコミをしている方が多いのではないでしょうか。壮大なショーを見せられ続けているのはちょっと苦痛なので、より一層メディアから遠ざかっていた私です。ちゃんと質問に答えている・・・という誉め言葉が飛び交っているのも何とも寂しい感じが・・・。まあそこそこにこのネタは切り上げて、自分のできること・すべきことを淡々とやる毎日を取り戻していきたいと思います!そういえば、病院ってオッサンたちだけではない職場の代表なのですよね~。しかしですね・・・コロナでアップアップになってかなりの状況下で引き継いだパンケーキ氏も、コミュニケーション力のなさこそ揶揄されていましたが、ちゃんとワクチンもファイザーとモデルナを最低限必要な量は確保しておられましたし、毀誉褒貶はありますが、仕事師ではあったのかもしれませんね。首相ではなくまた別のポジションで本来の才覚を発揮して頂きたいと思います。おつかれさまでした~。でも、やはり政治家さんとか官僚の方たちに、私たちの方を向いて働いてもらうためには、いつでも政権交代が起こりうるかも・・という危機感を持って頂くことが大切なのだと思いますね。以上、無党派ノンポリの私の現時点での感想です。

コレ読め

9月29日 水曜日

なんと・・・近隣医療機関の先生方の日頃のご研鑽の結晶が来月出版されるようです。

すばらしいですね。コレは買わねば!

 

 

ねむれないひとたち

9月28日 火曜日

さて、外来診察をしていると眠れないという患者さんに出会います。ご高齢の方の比率が多いようですが、色々な年代でその訴えは聞かれますね。よくある睡眠に関する誤解ですが、①お酒を飲んで寝ると良い・・・×ですね。アルコールで気分が良くなって、眠気を催してそのまま眠りに落ちるというのは実際にはあるのですが、眠りが浅くなることがわかっています。尿意で途中覚醒することもあります。アルコールの代謝に肝臓は一晩中活動しまくっているので、翌朝体に疲労感が残ることもあるでしょう。いずれにしても賢い方法とは言い難いです。さて②番目ですが、睡眠は7時間必要である・・・これも×です。特にお年を召されてくると、7時間睡眠を確保できなくても良いと考えられています。時間に囚われる必要はなさそうです。ある人は4時間の睡眠でも何の支障もなくお元気に過ごされています。そして、③いつも不眠を抱えているので、なるべく早くに布団に入ってみる・・・これも×です。専門の医師に言わせると、遅寝早起きが良いのだということです。まだ眠気が来ていないのに早く寝床に入って悶々とするのはかえって睡眠の妨げになるようです。十分に眠気が来るまでは起きておいて、その代わり朝は決まった時間に、ある程度早起きをしましょうということです。朝起きて、陽の光を浴びて過ごし1日のリズムを作るということが大切なようです。厚生労働省のサイトには睡眠に関する12箇条が紹介されています。

日本は世界に名だたる「睡眠薬処方大国」だそうです。なるべく薬剤に頼らない方法を共に考えていきましょう。

月末所感

9月27日 月曜日

朝ひんやり。昨日はオンラインでお勉強の1日でした。同じものを医学生さんも視聴していたらしく、少しびっくり(私が紹介していたのですけど)。学びの多い一日でした。なんでも初学者の時って、少し勉強するとグーンって賢くなるのですが、段々とマスターに近づくにつれて学びのカーブはなだらかに上昇していくのが通常ですね。一日でかなり学びの実感を得ている私ってもしかすると・・・・。さて、あまり細かいことは気にせずに前向きに参りましょう。もう月末です。ということは、雑用・事務仕事の時期ですね。一年にこれを12回繰り返すと、もれなくお正月がやってきます。そろそろ紅白歌合戦の出場者とか決定するのでしょうか。除雪機のメンテナンスするのも忘れています。色々とぬけてることの多い今日この頃です。気を引き締めて今日も一日頑張りましょう。皆さんも良い一日をお過ごしください。

はじめは硬くてきつい

9月26日 日曜日

朝からやはりradikoでした。今日は砂鉄さんと社会学者の岸政彦さんのトークでした。最近1000ページを超える東京の生活史という大著を出版された岸先生は関西弁のときどき東京訛りみたいな(すみません岸先生)語り口で話されます。多分街で出会っても、そのまんまの方なのではないかという感じ。出張にジーンズを履いて出かけてきて、ベルトをしてこなかったのに気づき、ユニクロを探して一件落着の逸話に笑いました。確かに洗いたてのジーンズって「はじめはちょっと硬くてきつい」ですよね。東京の生活史(1216頁・6380円)、この間本屋さん巡りをしたときに、面陳されていたな~。あまりの鈍器本っぷりに手は出なかったですけど。今度であったら買ってしまうかも。録りためているブルデューの解説番組をもう一度みてみようかなと思う日曜日の朝です。さてと、これから・・・適々斎塾でお勉強時間です。みなさんも良い週末をお過ごしください。

らぢお好き

9月24日 金曜日

月曜日のような感覚の金曜日です。そしてプレミアム・フライデー:通称プレ金でもありますね。明日はもう週末ですので、あと1日頑張って参りましょう。さて、小生、部類のラジオ好きなのでラジコと言うアプリで色々なパーソナリティの番組をよく聴いています。今では巷の情報収集は、Twitterのタイムラインとradikoでほぼ占められていると言っても過言ではありませんね。よく言われるように、ながら聴取ができるのが確かに良いな、とは思うのですが、ながら聴きはほとんど頭に入ってこないという事実でもあります。なので割と集中するようにしています。各番組のオープニングトークが特に好きで、と言うよりもそこに力量のあるナビゲーターのものが好みになってます。昨日は星野さんとチキさんのやつをちょっとだけ。合いの手のような笑い声は、機械が発しているのだろうかとか思いながら・・・。あのオールナイトニッポンの音楽が昔のまんまだったのが、なんだか感涙です。それでは!みなさん良い1日をお過ごしください。

猫のフンから?!

9月23日 木曜日

朝からコーヒーメーカー稼働させてみた・・・。なかなか美味しいものが入りました。普段ポットで湯を沸かしてドリップしているという手間をかけなくても充分おいしかったので、やや複雑な気分でもある。コーヒー豆のことなのだが、猫のフンから採取するマメというのを教えていただいた。早速ポチリ・・。「コピルアク・コーヒー」で調べてみるとすぐに検索できるのだが、なんでもインドネシアのジャコウネコと言う猫のフンの中に含まれている未消化のコーヒー豆を採取しているのだとか。想像するとややおぞましいのだけれど、写真を見ると、フンとは言うものの、ほぼ豆だけみたいな映像なのでちょっと安心。さて・・どんな味がするのか、今から興味シンシン丸である。

最近の気になるニュース・キーワードはやはりミズホと恒大でしょうか。以前から何かと世間をお騒がせ・・・であったメガバンクの記事であるだけに、及ぼす影響は重大のようであります。なんでも今回の金融庁の指導は異例中の異例であるというお話ですね。多分銀行の偉い人たちって経営畑で名をなした方が多いでしょうから、ITとかシステムに疎い人もいらっしゃるのでしょう。どこまで行っても、勉強と知識の蓄積は大事だってことでしょうね。医学の世界も然りです。今当院で学びに来てくれている研修医の先生は相当に優秀な方なのですが、私も大いに刺激を受けて、学習意欲に燃えていると言う副産物の恩恵に預かっています。一方の中国の話題は、大きな負債を抱え込んだ不動産会社がどのようにこの危機を乗り越えていくのか、当局がどういう仕切りをしていくのか・・・。しばらくは、世界中の耳目を集めていくところなのでしょう。中国は日本のバブル危機の際のことを、相当に研究されていると聞きますので、いつかくるかもしれないリスクにどの程度備えていたのか?そのうちに答えが出ることになるのでしょうか。やはり先回りして対策を打っておく、いざと言うときに備えておくということは、いずれの世界においても重要だ、と言うことを教えてくれているような気がします。さてさて当院で施しておくべき将来への備えとは何なのか? う〜む・・・我がことになると途端に難しくなるな・・・。

まんまるく光ってます

9月21日 火曜日

今日はなんとなく月曜日の気分ですが、実は火曜日でしたか。昨日の夜はやけに周囲が明るく感じたのですが、やはり中秋の名月の前日ということでした。かなり大きく、まるく空に浮かんでいたお月さん。写真を取ってみたんですけど、あまりうまくないのでアップせずにおきます。今晩もう一度挑戦しようと思っているのですが、今のところ曇りの予報ですね。今週は明後日もお休みのようですので、なんとなく気が緩んでおります・・・が、診療は慎重に・集中して行わねば。週末に積読本をさらに積んでしまったので、休日に取り掛かろうと思っています。それでは皆さんにも、良い1週間となりますように。

いつやるの・・・今でしょ

9月19日 日曜日

台風は北部を遠ざけて南部を進んでいるようです。大きな災害とならないとこを祈ります。さて、大阪で在宅療養患者さんに抗体治療を行うというニュースが流れていました。今でも空床がなく、そのような事をせざるを得ない状況なのでしょうか?その辺りの事も気になりましたが、入院していないという理由で必要な治療が受けられないのは困ります。それが解消されるのであれば喜ばしい事ですね。ちなみによく存じ上げている先生がテレビに映っておられました。さすがにアクティブな方だなと感心しました。急速に感染者数の報告は減少しているので、この連休も用心して過ごしたいものです。テレビでは、野党の党首の方が、今この時期にやるべきことは国会で感染症対策や経済対策を議論することではないかと訴えておられましたが、それは確かにその通りだなと思いますね。特に経済対策は持続的かつ急務に行わないと、コロナ禍とポストオリンピックの二重苦は相当な反動が来るのではないかと素人ながら心配です。世はデフレだと言われていますが、オリンピックが終わって消費がさらに冷え込むことが想像されます。そもそもデフレって、商品の価格がさがり給与も上がらないという困った状況なのですよね。価格が下がるというのはお金の価値が上がるということであり、需要が不足して供給が上回るという状態なわけです。逆にインフレの時には、供給を促す対策をしないと皆が恐れるハイパーインフレを防ぐことができないわけです。すなわち生産効率を上げて、消費を少し冷やしてやる対策が必要となります。市場をグローバル化に晒したり、消費税をあげたりするのがまさにその政策にはまってくると思うのですが・・・それって、この10年間にまさにデフレ下のこの国で行われていることと同じなのではないのかなと思います。さらに移民政策を取り入れると、賃金の上昇はさらに抑制されることが予想されます。デフレ圧力により傾くような政策を打っておきながら、「いくら金融緩和しても目標となる物価上昇率に到達しない」と嘆いているのは、ちょっと理屈としておかしいのではないのかな〜と考える休日の朝でした。素人の考えなのですが、古典的な理論を当てはめるとそのようになるのではないでしょうか。どこが間違っているのか、どなたか教えて欲しいな・・・。ま、門外漢の独り言は大概にしておかなければなりませんね、今日も1日みなさん良い休日をお過ごしください!

TOPへ