2月14日 バレンタインデーとかいう日なのであったな
コロナウイルスの新規感染者の情報が重なって発表されたようである。水際対策は初めからかなり限定的なものであるというのは医療関係者の衆目の一致するところであったかと思うのだが、現状の認識は専門家の中でもかなり温度差があるように思う。もうすでにかなりの拡大が起こっているのだから・・という見方と、まだ特定の地域内での封じ込め対策に尽力すべきであるという見方。今回は、水際対策という困難な要求に向き合いながら、なおかつ武漢から帰還された方々の健康状態の監視と一定の行動制限を施しつつ、クルーズ船の適切なマネジメントという困難なタスクが行政機関に降りかかってきたわけである。色々な意見や提言がなされているが、やはりこういう事柄は政治家の方々がそれぞれの思惑や独自の限られた情報収集を元に発信するような事柄ではないのであろう。そこは米国に習って・・・純粋に科学的見地に立って中立不偏の立場から疾病予防管理センター(Centers for Disease Control and Prevention)を独立した機関として日本も立ち上げるべきである。