12月6日 水曜日
しばらく天気予報には暖かそうな数値が並んでいます。少し気温が上がると、5角形の甲虫が室内にポツンと迷い込んでくるのでちょっと困ります。少しでも暖かいところを見つけて越冬するのだそうですね。今日は昼からおそとの日ですので、良い天気は歓迎なのですが。今朝の新聞には、アメリカでも独特の感性を持つZ世代というのが話題になっていました。彼らの就職についての希望は、なるべく自由で、できれば在宅でできる仕事で、9時5時の定時や週5日勤務が義務の会社は避けて、柔軟な働き方ができる職場が理想的だとのことです(日経新聞「アメリカGen Zの実像」より引用)。労働組合にも必ずしも肯定的な感覚を持っていないので、職場環境が合わないと感じたらさっさと転職を考えるということのようで、Quiet quittingと呼ばれるように静かに会社を去っていくのだそうです。身近な困りごとから新たな起業に取り組むような人たちもいるようで、副業・兼業とか起業ということが、IT技術の進化とともに身近なものになっているのでしょうか。ワンクリックで世界に発信できるという今の時代ですから、デジタル・ネイティブの世代の持つ感覚はある種これからの時代を変えていく力を秘めているということなのかも知れません。一方では、先進国の経済を支えるのは、一定の限られた勝者であるトップ企業であるのも事実でしょうから、これからの社会はどうなっていくのか・・予測し難いものがあります。日本にはそこに来て、人口減少というさらに難しい問題を抱えていますので法律を作る政治家、行政、それを監視する(はずの)国民皆がしっかりと役割を果たしていかなくてはなりませんね。