8月25日 水曜日

デジタル疎開はものの3分間も達成できずに、またクリクリしながら画面を眺めていました。去勢した雄の蚊を自然界にはびこらせて、病原体ウイルスを感染させる可能性のある野生の蚊を減らそうという試みが紹介されていました。考え方はわかるのですが、何となく違和感を抱くニュースでした。直前に読んだ新聞社説で「10年以上かけて行った米国のアフガニスタンへの介入が一瞬で水泡に帰したのでは」という話と通ずるものを感じてしまった。さて・・・最近は相変わらずカレンダーと睨めっこしながらアレの日程を考えているこの頃です。多様なニーズの受け皿として機能しなくてはならないという思いと、できる範囲には限りがあるのでという内情のジレンマには若干のストレスを感じています。まあ、患者さんを受け入れて頑張ってくれている医療機関のご苦労に比べれば・・・と思いながらやっています。昨日は京都の病院の連名で、真っ赤な文書が発出されていました。内容もさることながら、真っ赤な背景に白抜きの文字で書かれている、相当読みにくいのですが、それはそれはインパクトのあるものでした。病室内では修羅場のような戦いを強いられているのに、世の中ロックフェスティバルとかパラ・オリとか、政治の世界の駆け引きだとかいう与太話で溢れており、そのギャップに関係者はきっと並々ならない精神的負担を感じておられるのではないかと想像します。まさに一歩病院から戸外に足を踏み出してみると、そこに広がるディストピア感・・・・燃え尽きのないように御配慮願いたいものです。今日も私は自分に課せられていること、やらねばならない事を黙々と実行する1日にしたいと思います。本の些細な事しかできないですけどね・・・それでは!皆さんも良い1日をお過ごしください。