10月28日 月曜日

今日もなるべくニコニコしながら外来していました〜(のつもり・・)

なかなか自分の気持ちや感情を制御しながら振る舞うのは難しいものですね。でも最近とっても腹立たしいことがありました。というか、皆さんありませんでしたか?って問いたいくらいです。なんですねん・・身の丈って。以前より小生は英語の入試制度改革のことについて触れてきましたが、今回ばかりはちょっと黙ってはいられないという感じです。英語の大学共通テストに民間試験が導入されることについて、担当大臣曰く・・・「裕福な家庭の子供が回数を受けてウォーミングアップできるというようなことがあるかもしれないが、自分の身の丈に合わせて2回をきちんと選んで頑張ってもらえば」などと発言し・・・以上NHKニュースより転記しました。「都合に合わせて適切な機会をとらえ、2回の試験を全力で頑張ってもらいたいという思いだった」とか・・・え?都合も何も、どこでいつ頃何人がどの会場で受けられるか、まだ発表されていないのではなかったですか?。今回ばかりは小生は全くもって納得がいきませんね。そもそも、大学入試を民間に委託して、その先どんなことが起きていくのかって・・ちょっと考えればすぐにわかりますよ。民間試験をみんななるべくたくさん受けてみようかな、その試験を主催する会社が出している参考書買って、開催している講習会に参加してって考えますよね、ふつう・・・。学校の授業受けても仕方ないやん・・ってなりますわな、次は。先生の授業聞いてもしゃーないわなという感じになって、ただでさえ大変な思いで頑張っている高校の先生たちの授業が軽んじられるかもしれませんよね。ま、試験をやっている会社の方は、需要が増えて嬉しいことずくめかもしれませんけど。高校生の頃、良い参考書はないかな〜とか思いながら近所の書店に足繁く通い、図書館でちまちまと勉強して頑張っていたことを思い出しました。そうそう、それからもっと大きな矛盾は・・すでに英検2級を持っている学生が、入試の条件獲得のために、本当は準1級にチャレンジしたいのだけれど、安全策をとってもう一度同じ2級を受け直すのかの選択を考慮せざるを得ないようなこととか。そもそも地方にいて埋もれていくような人材だけれど、磨けば光るような子供達を拾い上げるような試験制度を目指すのがあるべき大学入試の姿なのではないのでしょうか。言ってしまえば英会話とか、リスニングとかは大学に入ってから一生懸命頑張れば良いのです。私は今までの教育過程で育ってきましたが、実際に留学して語学で大幅に遅れをとったという記憶はございません(それはちょっと言い過ぎか・・)。少なくとも、議論で最も重要なのは、fluencyではなくcontextでありcontentsだと思います。大事なものは大学に入ってから、働いてから状況に応じて頑張れば良いのです。常々、陰謀論には与しませんが、今回ばかりはそういう風に勘ぐられても仕方がありませんよ、大臣! 色々と理想と現実のギャップはあるかもしれませんけどね・・・教育行政が万人に平等をという謳い文句を放棄したらどうなるの?この国。私はもう知らん!みんな怒らないのか!温厚だとされている私も、今回ばかりは呆れてものも言えません。勝手にやれ!以上

気持ちを鎮めるためにしばらく更新いたしません、このブログ・・・冷温停止状態に突入します。