6月24日 日曜日 晴れ

早朝に出動が一件あり、一仕事終えてからもう一回眠ろうと思ったのですが・・・なんだか眠れず。ちょっとテレビをつけると秋田県でクマの狩猟をしながら生計を立てている”マタギ”と呼ばれる方達の特集番組が流れていた。子供の頃に好きだった漫画「釣りキチ三平」の作者の矢口高雄さんの作品にマタギっていうのがあったと思うのですけれど、現実にそんなことをしている方がおられるのかと見入ってしまいました。数人のチームを組んでクマのいる山を挟んで一方から追い方が入り、その一方で待ち方が待機するという寸法の狩猟なのだそうだ。現実にはそれだけではもう生計を立てることはできないのでしょうけれど、一世代前にはそういう営みがあり得たわけですね。文字通り命と引き換えにして存在した衣・食・住、山の神という信仰の存在が大きな支えになっていたりするのですね。

自然の恵みに感謝をしなければな・・・って思いました。いろんな生物・植物を食し、犠牲にしながら生きている私たち人類の責任ではないのかなと感じます。ところで、最近耳にしたマイクロプラスチックの海洋汚染っていうお話。ヨーロッパではすでに使い捨てプラスチック製品の使用に対する規制が法制化されたようです。わが国では・・産業界の反発もあって(?)まだまだ積極的な動きにはなっていないようですけれど、この話題今後注目です!そこから目を背けるのではなく、積極的な代替商品の開発・・・自然に分解されるプラスチック(biodegradable plastic)の開発推進・・・は、逆に一つの産業として今後有望なのかもしれません。プラスチックの被害にあうゴマちゃんや、クジラ達や、海鳥達を救わねば!

一旦かかるコストは大きかったとしても、ゴミの分別が不要になったり他の面でのコスト減に繋がるかもしれません。それはそれで色々な利害関係がまた別途発生するのかもしれませんが・・・。