6月25日日曜日 晴れ(だったと思う)

朝から娘のそろばん検定につきあって来ました。なかなか地道に頑張ってきたかいあって、今回は1級の受験でした。1時間程の待ち時間は、近くのO垣書店でぶらぶら立ち読みをしながら時間をつぶしました。そろそろかと思って試験会場にもどるとすでにぞろぞろと受験を終えた人々・・というか子ども達が出て来ていました。ニコニコしながら出てくる子や、ちょっとうつむき加減で出てくる子など、その様子は悲喜こもごもで、試験の出来具合を表情に反映させてるのかなと思いきや、隣で待つ親御さんのもとへ、そのニコニコ君がやって来て、明るく大きな声で一言「全部合ってたとしても無理で〜す。」と。なかなか潔く明るくてよろしい。我が子はというと、まだ少し気分が高まっているような表情で「けっこうできた。」とのことでした。中には子ども達にまじって少し恥ずかしそうに出て来られる大人の方もおられました。今どき、そろばん検定は会計事務所でも必須の資格ではないでしょうし、趣味でやっておられるのでしょうか。番手を競う類いの試験ではないでしょうし、皆良い結果だといいですね。思えば子ども達は学校でも塾でも休みの日でも試験とは切っても切れない生活を送っているのではないでしょうか。就職したらもう試験はないのかと思っていたら、われわれもやれ専門医試験だとか指導医講習会だとか、この年齢になっても試験は追いかけて来ます。年に何度かは今でも、学校の定期試験で当日朝に起きると全く勉強していなかったっ・・・などという夢を見てしまう始末です。せめてあの世ではエンマさんに天国に行くための試験を・・などと言われないよう願うまでです。

よさお2