2月27日 土曜日

数日前は暖かく、何となくそのまま春を迎えるのではないかと何も知らずに期待していました。まだまだ寒いです。昭和11年の昨日も、事件は雪の降る日に起こったのですから、まだまだ春は先になるのでしょう。さて今朝はポッドキャストに登録しているけれど、日頃は視聴履歴のチェックマークが滅多につくことのない番組を聴いてみました。WSJ What’s newsというウォール・ストリートジャーナルの番組です。今日の話題は、新規株式上場の会社で湧いている米国投資の世界のお話(のよう)でした。聞いたこともない略語が出てくるのでわからないことだらけのインタビューでした。GoogleとかSlackとかSpotiyがすでに行った株式公開の方法は、証券会社などの審査のプロセスを省いて、直接市場に問うという方式で脚光を浴びたようですが、今回はさらに新しい方法が注目されているようです。SPACという、ある意味ではペーパーカンパニーのように解釈することもできるのですが、いくつもの公開できていない企業を買収してマーケットに上場するという目的があるのでその点では全く異なるものと言えるのでしょう。経営者にとっては面倒なプロセスなく、投資資金を集めることができますし、投資家にとっては投資された資金の保護規定もあるこの制度を利用することで新たな会社への株式投資が低リスクでできるという、双方にメリットのある制度なのかと思いました・・・けど、だいたい解説記事の末尾では「ともあれ、何もない会社がまず資金を集めて、それからいくつも未公開の会社を買収してまとめて上場しますというやり方には、かつてのドットコムバブルの再現とならないか、懸念がつきまとう」みたいな文言で締められています。色々と調べてみると、知らない名前の企業とか、新しい株式取引のシステムなどのことを学ぶことができます。別に投資をしている訳ではないので、全くよその世界のお話と感じてはいるのですが、こういった経済の流れも知っておいて損はないのかなと思いました。これからも時々おべんきょうしてみよっと・・・。

それでは、寒い1日となりそうですが、みなさんお元気でお過ごしください!