8月23日 日曜日

近所の川の草刈り&清掃の日なのですが・・・朝から雨です。今日はないのかな?

ってことで少し暇なので、サボりがちであったブログをアップすることにしましょう。最近ニュースでは何やらLINEとかいうものが若者の間で流行っているとか。ツイッターとかフェイスブックとかまでは何とかついていっていた(過去形)のですが、もうおじさんには関係のないツールになってしまいました。こうしてデジタル難民の一員として埋もれていくのでしょうね。しかしながらっ!!最近密かに楽しんでいるのはツイッターのBOTと呼ばれるものです。BOTとはロボットの略だと思うのですが、例えば有名人の過去の名言を定期的に、部分的に切り取った形で飛ばしてくれるのです。主に作家のBOTをフォローしているのですが、芥川龍之介とか安部公房とかもちろん夏目漱石も太宰治もあります。「人生は一箱のマッチに似ている。重大に扱うのは莫迦々々しい。重大に扱わなければ危険である・・・侏儒の言葉」とか「さまざまな音が聞こえすぎて、何も聞こえない・・・方舟さくら丸」とか、文脈がないので、あくまでも言葉遊びなのですが、結構暇つぶしにはなります。ところで安部公房が東大医学部出身の作家だったことってあまり知られていないのではないでしょうか。理系の頭脳は天才的であったらしく、コンピュータのプログラミングなどの知識も豊富であったそうですが、SF的な要素もある作品は結構私の好みでもあります。最近女優の山口果林さんが彼とのことを綴った書を出版されましたね。他に医学部出身の作家と言えば、森鴎外もそうですし、海外ではサマセット・モームもそうだったように思います。ということで、検索してみると、北杜夫、斎藤茂吉、加賀乙彦、加藤周一、最近ですとさらにたくさんおられると思いますが、帚木蓬生とかは一時結構読んだことがあります。ちなみにシャーロックホームズのコナンドイルも外科医だったとか?!ところで、今我が家で旬の作家は伊坂幸太郎さんです。面白いことに妻と私の好みは正反対なのですねえ・・。僕がおもしろいなあと思う作品は、嫁さんはダメで、僕が初めに読んで挫折した作品に嫁さんがハマったり。ついでに趣味とか食べ物の嗜好も全然違いまして・・・。しかしながら、かれこれ20年近くも一緒に暮らしてきているのでして、言い訳するようですが、互いに異質なものどうしが一緒に暮らすから面白いわけなのですよね(たぶん)。よく結婚を決断した理由に「価値観が一緒で」というのを聞くのですけれど、うんうんそれは成る程・・・なのですが、一方では多様化した価値観の現代で、と言いながら、その多様なものが一致する相手を捜さねばならないというこのアンビバレンスに生きなければならないというのも少し窮屈な気がします。元阪大総長の鷲田清一先生も言われていました。「両親が同じ価値観に基づいてワーッとやると子供は逃げ場がなくなってしまう。片方がこうしなさいってやると、もう片方は少し引いて様子を見てあげる。そういうのが大事なのだと思います」って(かなり私の意訳が入っていますのでご注意を・・・)。

Wa-1

そんなこんなで只今7時45分、世間は静まったままでありましてどうやら草刈り行事は雨天中止のようです(ちょっとラテンな気質のある【と僕が思っている】この辺の人々なので、雨天決行なのかと思ってました)。さ、これから再び約2時間のロングドライブを楽しむことにしましょう・・・・