1月15日 水曜日 雨
今日はずばり本題をタイトルにしてみました。もう少しストレートに表現すると・・・
「政治家の言う自らの介護の経験とは信用できるのか?」
私の答えを述べてみます。
「No. できない」となります。
何の人脈もなく、経済的にも余裕がなく、認定された介護度の多寡がそのまま介護の質に直結するような現実に、彼らがどの程度触れているのか疑問は募ります。別に政治家をバッシングしたいわけではありませんが、かれらの言う「自らの経験」をもとにして議論をされても、我々が日々直面している現実は少し違うのではないかなと思ったのです。都知事選での候補者のインタビューを読んでそう思いました。誤解を恐れず、もうすこしわかり易く言うと経済的ゆとりのある人の介護と、ない人の介護はまるっきり別物ではないかと思います。政治には後者に寄り添った政策立案を是非ともお願いしたいと考えています。もちろん地道な情報収集をもとに活躍されている政治家の方も多いことだと思いますし、先ほど例に出した方も、ご自身の介護の経験、それからその他の多くの事例をもとに色々と考えておられるのだと思いますが。日々、現在の制度では、どうしようもないケースに対して献身的に(時には持ち出しで)尽力されている訪問看護や介護支援専門員の方々のご努力を拝見すると本当に頭の下がる思いがします。もちろんそのご家族にも・・・。
やや微妙な話題に首を突っ込んだ感がありますが別の意見をお持ちの方もおられると思います。私見ということで読み流して下さい。