9月8日 日曜日 雨
あれほど続いた猛暑、好天は一転してこのところ雨ばかりです。周囲の田圃はまだほとんど稲刈りは行われておらず、稲穂も斜めに倒されています。「晴れたら今すぐにでもやりたいのだが・・・」と語っておられた患者さんの言葉が印象的でした。毎日恨めしい気持ちで空を眺めておられるのでしょうね。一日も早く満点の秋空がやってくることを祈ります。さて、新米続報ですが・・・期待どおり冷やご飯になってもその味は抜群でした。というか、冷たくなってよけいにその味が際立つっていう感じです。てかてかに光った一粒一粒のお米がそれぞれに独立して、どうですかって訴えかけてくるようでした(すこし大げさですが)。やはり農家の方の自慢の作品だけのことがあります。ということで、今日新たに頂いたものもまた楽しみです。天高く・・何とやらですが、小生の腹囲も少なからず要注意の状態になってきました。まあこれだけの品質があれば、関税交渉にも海外からのお米にも負ける筈などない、とは思うのですが、上質の新米の流通は一流料亭には流れていくものの、都市部の皆さんのお口にはあまり入っていかないという話もあるとか・・・。ここは何とか知恵を絞らないといけませんね。欧米諸国は軒並み食糧自給率は100%以上なのですが、日本はというとほとんど最下位層に甘んじていると聞きます。GM(いわゆる遺伝子組み換え)作物で大量生産された食糧と、小規模手作りの農家の生産する商品とを考えた時に、専門家が危惧する農業の衰退が現実化するのは想像に難くありません。遺伝子組み換えというと、その第一世代では、食物の種子の遺伝子に除草剤や抗生物質の耐性遺伝子を組み込んでおき、生産途中にその薬剤を大量に使用して、種子だけを存続できるような状態にしておくものであったそうですが、最近は味や外観に色付けするような第三世代と呼ばれるものまで出てきていると聞きます(Wikipediaより)。そのような種子はいわずと知れたモ○サ○ト社が寡占しているのですが、一旦除草剤が大量散布された地にはその後数代はおそらく普通の種子は育たないでしょうから、同社の懐はますます潤っていく訳ですね。何よりもGMの種子は一代限りのF1種がほとんどでしょうから、作物から種子を採取することはできないのです。う〜む、うまいことやってはりますな。伝え聞くところによるとEU諸国では今後こういった種子は使用しない方向で、と決める国が続々と出ているとか。日本の行く末やいかに・・・
Tokyo2020
とうとう決まったようですね。これで若い選手の練習にも力が入ることでしょう。7年後には平和で安全で豊かなくらしの東京、日本になっているように努力せねばなりません。最初は、この予算直接復興に使ったらどうかなって思っていたのですが、「everything? is under control」って全世界に向けて宣言した以上、もう一歩も後には引けない訳で、この東京圧力で東北・福島の立て直しに拍車がかかれば良いではないですかっていう、安倍総理の高等戦術だったのかもって思ったりもします。でも7年後っていったい自分はいくつになっているのだろう・・・・