京都府与謝郡与謝野町 内科・外科・リハビリテーション科・在宅診療 いとうクリニック

ふくろうくんのブログ投稿者: tsuyopon

連休最終日

5月6日 火曜日

連休最終の日です。今年の前半は・・・という記事を読んだのですが、はて前半と後半とは?となってしまいました。私にとっては後半の4連休しかお休み感覚がなかったものでして。いつも思うことですが、連休中もどこかに仕事のことが頭にあるのは、この職業についてからず〜っと感じていることですね。勤務医の頃は病棟の術後の患者さんであったり、開業した今となっては事業についてのto doリストが常にPCの画面の片隅に表示されているのです。どこまで行ってもこれからは逃れられないのだろうな・・・と思いながら日々過ごしています。とはいえ、お休みは貴重なもので、いつもと違うことを少ししようと思ったりします。網戸の掃除とか・・・(^^;;

最終日はいい感じでお天気もおしまい感が出てきておりますな。明日からの診療に備えて頭の中を整えてまいりましょう。今日は残りの時間で読み物を少し、事務仕事を少しこなしておくことにします。日常があるからこそ、非日常が楽しく思えるし、非日常が終わるとまた日常を淡々とこなす意欲が湧いてくるものであります。よく考えれば年に3回、この時期と次はお盆休み、そして年末年始と良い感じでお休みが来るのでありますな。では残りの1日、みなさん穏やかな良い休日となりますように・・・。

今日は分身に書いてもらいました

4月30日 水曜日

(ちょっと遊びで・・・原文→生成AIが添削校閲したものをアップしてみました)

連休直前、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
外に出かける予定のある方も、自宅でのんびり過ごす方も――私は今日も、机に向かっていました。

何をしていたかというと、診療の合間にこっそり進めている「資格取得プロジェクト」。
今回はそんな近況を、少しだけご紹介します。

——————————————————

一日頑張ったら次の日が休み、というサイクル、なかなか良いものですね。
とはいえ昨日は、診療こそなかったものの、事務作業を少し片づけたあとは、ほぼ一日中、ある認定医試験の準備に費やしていました。
のんびりするはずが、結局机に向かってしまうのは、ありがちな話です。

実は今、ある学会の「プライマリーケア認定医」を目指しています。
かつては外科分野に力を注いでいたのですが、日々の診療を重ねるうちに「人を診る」総合診療や家庭医療の世界に、自然と興味が移っていきました。

今回挑戦している認定制度は、これまでの診療実績の報告と筆記試験を中心とするもので、座学もオンラインで受講可能。
今後2年ほどかけて、少しずつ単位を積み上げていく予定です。
資格勉強というと「大変そう」というイメージもありますが、新しい視点や知識に触れられるのは、やはりワクワクします。

「今さら勉強?」と思われるかもしれませんが、何かに取り組み続ける気持ちは、年齢や経験に関係なく持ち続けたいものです。

—————————————————-

ところで、今週からすでにゴールデンウィークに突入している方も多いかもしれませんね。
当院はカレンダー通り、祝日以外は通常通り診療を行っています。

連休中、つい無理をしてしまう方も多い時期です。体調に不安を感じたら、どうぞ遠慮なくご相談ください。

それでは、皆さまも良い一日をお過ごしください!

==============

何かいつもと違う文体になってしまいましたね。内容も少し装飾されています。

せき

4月26日 土曜日

最近、咳を主な症状とする患者さんが増えてきました。
原因はさまざまで、感染症によるもの、アレルギーが関係しているもの、慢性的な肺の病気が背景にある場合など、幅広い可能性があります。

花粉の飛散はかなり落ち着いてきましたが、その一方で、感染症の流行状況は少し複雑になっています。
中でも、今話題になっている百日咳感染症マイコプラズマ感染症は、適切な抗菌薬による治療が可能なため、ウイルス性感染症とは異なり、正確な診断がとても重要になります。

また、新型コロナウイルスの陽性例も一定数認められており、引き続き注意が必要です。

百日咳は、予防接種が普及していなかった時代には、小さなお子さんが重症化して命にかかわるケースも少なくなかったそうです(私は医師になってから、そのような状況は経験していませんが…)。

現在は、主にティーンエイジャー世代が中心となって発症しています。
これは、幼少期に受けた三種混合ワクチン(現在は五種混合に進化しています)による抗体が、年齢とともに低下するためだと考えられています。

幸い、多くの方は基礎免疫を持っているため、重症化する例は少ないようですが、抗体価が高く保たれている方は、そもそも感染しないこともあります。

百日咳の特徴は、

  • 潜伏期間が長めであること

  • 診断にはPCR検査や血清抗体価の測定など、感染時期に応じた方法を選ぶ必要があること
    など、少し対応が難しい感染症です。

このため、今後もじわじわと感染が続く「生煮え」のような状況がしばらく続くと予想されます。
咳が長引く場合には、無理をせず早めに受診してくださいね。

6通りの楽しみ方

4月20日 日曜日

朝から外に出ても肌寒く感じなくなりました。昨夜は夜更かしで好物の「法廷モノドラマ」をbinge watchingしてしまいました。真相部分は、当事者の記憶が曖昧でよくわからず、でも多分なんとなく無実っぽい設定で、逮捕起訴されるのですが、最終的に判事の裁定は6−6のイーブンで、検察が起訴を取り下げるという結末でした。法廷モノが好きな理由は自分でもよくわからないのですが、昔からよくみている方だと思います。作品をパターン化することができると思います。初めから真相がわかっているもの、すなわち容疑者が無実か有罪か、あるいは曖昧でよくわからない・・・の3通りになります。そして、結末が有罪になるものか無罪になるものか、掛け合わせると合計6パターンに分類されますね。一番スッキリするものは、無実とわかっている容疑者が、社会や企業の陰謀で起訴されるのですが、敏腕弁護士の調査で隠された証拠が発見されて見事無実を勝ち取るというものですね。マシュー・マコノヒー演ずる「リンカーン弁護士」がその好例かと思います。「評決の時」という作品は、ジョン・グリシャムの原作ですが、黒人社会にあった差別や偏見の中で生じた事件に、白人弁護士(これまたマシュー・マコノヒーでしたね)が正義を代表するような最終弁論で判決に導くというものでした。みていてスッキリしますが、単純すぎて面白みに欠けるのではというご意見は最もですね。「エリン・ブロコビッチ」とか「ペリカン文書」も企業の闇が明かされるという、最終的なカタルシスは同様ですかね(この2作品はいずれも、ジュリア・ロバーツ主演でした)。なんだか、痛快型の法廷劇には欠かせないお二人の名優ですね・・・。一方で、正義が通ったかのような判決を見せられた後で、実はその真実性が微妙に揺らぐという暗示がなされながら、エンディング・ロールが流れる・・・・みたいなものもありますね。視聴後の余韻があとを引きます。2×3通りの楽しみがある法廷モノ、これからもウォッチし続けたいと思います。件のドラマは「A Night of」という8話完結の作品でした。6通りの分類だけでは能がないので、それぞれの役どころの視点でも少し考えてみたのですが、キーワードは「踏みとどまれた人」と「踏みとどまれなかった人」でした。どちらが良くてどちらかが悪いということではなく、双方に良し悪しもあり、成功を収めたように見える人にもどちらのタイプもありました。頭脳明晰で頭のキレる人でも、踏みとどまることができない場面があったり、どちらかというと周りに流されて、自分の中にある正義に蓋をして行動しているような人が、最終的な場面で踏みとどまったりしています。人生一筋縄ではいかないですね・・・

さて、現実世界に戻って、新しい1週間を頑張ることにいたします。皆さんも良い1日をお過ごしください。

朝の30分

4月18日 金曜日

朝のお供のニュースから・・・日本に関する話題がトピックスの一つになっていました。そう、オーバルオフィスで派遣された大臣がジャイアンとスネ夫らに取り囲まれている写真のやつですね。そこでの紹介は、日本が今回の関税に強く遺憾の意を表明している。とのことでした。結構前向きな表現で良かったなと思いました。実際にはどうなのでしょうね。特別扱いされたトップバッターを素直に喜んでいる識者のコメントをまだ読んだことがないので、ちょっと不安ではあります。問題は二国間の交渉だけに留まらず、他の欧州やアジアの諸国の今後にも影響すると思いますので・・・おそらく、一番打者の振る舞いを世界が注目していることでしょう。南半球の人口1万人に満たない小さな島国「ツバル」の話題もありました。国内に初めてのATMが導入設置されたとか。同国は温暖化による海面上昇の影響を大きく受けている国として知られていますけれど、今回の話題はこの時代になかなかの響きでした。あとはやはり・・・ガザの被害の状況でしょうか。私たちが関税の話ばかりにとらわれている間にも、世界のあちこちで悲惨な戦いが続いているようです。時には俯瞰していろいろなことを考えることも大事なことかなと思いながら、朝の30分を過ごしています。さて、目の前の現実に頭を切り替えて・・今日も一つ一つお仕事をこなしてまいりましょう。うまくいきそうなことも、なかなか乗り越えられない困難なこと、不確実なこと、色々ありますが、なんとか最善の努力をしていきたいと思います。それでは・・・皆さんも良い1日をお過ごしください!

久しぶりの参加

4月14日 月曜日

先日は少しお暇をいただき、久しぶりに学会に参加してまいりました。今はもう離れてしまった外科の学会ですね。日本外科学会なので、外科領域の中では最も大きな学会ということになるでしょうか。学会場の雰囲気とか空気に触れることもあまりなくなってしまっているので、新鮮な感じがしました。かつては毎年数回こういうのに参加して、朝から晩まで興味のあるトピックに齧り付いて聴講したり参加したりしていたものです。全体の印象としては、なんとなく参加されている年代が若返ったように感じましたが、これは自分が相対的に歳を取ったからかもしれません(多分そう)。あと、女性の参加者が増えたのが一番感じたことかもしれません。最終日のメイン会場では、女性外科医の働き方やキャリアパスについてのシンポジウムが企画されていました。多くの登壇者の先生方が、現在の状況や、これまでのご自身の来歴についてお話しされていました。主に研修医や学生さんに向けたセッションでしたが、なかなか良い企画だと思いましたね。消化器外科の領域では、30代までの年齢層で見ると、約4分の1が女性外科医なのだとか。今後もう少しその比率は増えていくのかもしれません。全体的に外科医の数が減少していることが、将来の不安要素だとされていますが、一方で今までと異なる変化の兆しも見えているようではあります。労働環境をフレキシブルに改善していくことが今後望まれるかと思いますね。さて、それでは新しい1週間が始まります、みなさん良い一日をお過ごしください!

お花見しーずん

4月9日 水曜日

朝はまだ少しの時間暖房が必要ですね。昨日は近くの花見スポットで集まっておられる方が見受けられました。良い季節です。ツバメの編隊飛行第一陣も目撃しましたよ・・・。さて、このところアップロードを怠っている当blogです。諸々の理由がありまして・・・。最近ニュースで百日咳が流行の兆しと報じられていると思います。確かにそのような傾向はあるのですが、昨今の新型コロナやインフルエンザとは趣が少し異なります。根本的に違うのは、この感染症には基本的に皆一定の抵抗力を備えているという点です。現在定期接種として2ヶ月過ぎた幼児には5種混合ワクチンを接種しています。これには百日咳が含まれています。すなわち、他の感染症だと最も犠牲になりやすい幼少児はむしろ百日咳への抵抗力を持っているということになります。一方で、その抗体価が徐々に減弱する思春期の子供さんたちが狙われやすいということになります。実際に検査で陽性を見るのは、ほぼ中高生という現状です。ただ、その方達もある一定の抗体は有しているはずなので、本来のひどいひどい咳を呈する本来の百日咳初感染のような症状までは呈することが少ないように思われます。ですから、このくらいの咳ならアレルギーか花粉症が原因なのでは・・?とされている方も一定程度おられるのかもしれません。欧米ではその頃に百日咳を含めた追加接種がされているところがあるようですので、日本でもその点検討がなされていくのではないかなと思っています(希望的観測)。ただ、今の季節、他にも色々と咳や喉の痛みなどを主症状とするウイルス性感染症もありますので、話はちょっとややこしいのではありますが・・・。では、みなさん朝昼の寒暖差にはくれぐれも気をつけて、良い一日をお過ごしください。

グリーンランドには緑がないらしい

4月5日 土曜日

朝の気温がさほど下がらなくなってきました。ようやく厚手のパーカーを洗濯して収納することができそうです。代わりに引っ張り出すのは薄手のパーカーです。どこまで行ってもパーカー好きに変わりはありません。さて、やはり世の中関税問題で一色のようですね。日本に関税をかける!と言われると、なんだか私たちが身銭を切らせられるような気になりますが、実際に払うのはアメリカの人たちなんですよね。もちろん、まわり回って、日本のモノが売れなくなると、私たちに火の粉が降りかかってくるわけですから大変なわけですけれども。メディアの解説で嫌というほど聞かされる、かける側もかけられる側も双方共倒れ・・みたいなお話です。経済に疎い私にはよくわかりませんが、はっきりとした将来の展望や答えが見えていないのは、みなさん共通なのではないかなと思います。なので・・・憂いてもムダだし、楽観するのも不安だし、よくわからないという態度でウォッチするしかないのだと思います。無茶苦茶なこと言うな〜という中にも、結構そうだったのかって学びもありますし、相当によく考えられているのだろうなと思いきや、オーストラリア領のペンギンしか住んでいない島にも10%とかの税がかけられている、とかいうのを聞くと、結構笑えるなと思わされたり。ま、しばらくはこの話題からは逃れられそうにありませんね。彼らが飽くなき執念を見せている、グリーンランドという国、ちょっと調べてみたのですが、デンマークの領土なのですね。メルカトル図法の地図で見ると、かなりの大きさです。なんせオーストラリアの3分の1くらいはあるのだとか。その名に反して、その土地には永久凍土が広がっており、あまり緑がないそうです。それぞれの国が、自国の利益のために、領土を主張し、富を拡大するために関税をかけて、時に戦い、時に自滅する・・・昔から歴史を紐解くと、その行動の根っこは変わらぬ普遍的なものなのかもしれませんね〜。それではみなさん良い週末をお過ごしください。

無題

4月3日 木曜日

そろそろ入学式シーズンです。当地ではようやく桜の蕾が出てくる頃かと思いますので、ちょうど式に合わせて開花となるのかもしれないです。早朝にはなかなかハードな発表が米国発信であったようです。しばらくはこの話題で持ちきりになることでしょうね。朝のお供からの話題は、やはりミャンマーの情勢に多く時間が割かれていました。大きな地震の被害のもとでも、軍政とRSFの戦いは続けられているようです。過去の同規模の災害に際して行われた各国の支援に比して、今回はかなり遅れており、且つ規模も小さいとされているようです。倒壊した家屋やビルの下敷きから救出されない人々がまだまだいるとされる中で、すでに1万人に近づく被害者数のようです。救援組織が少ない理由の一つは、やはり国内情勢が不安定で危険であるということもあるのでしょう。USAIDの活動停止も無視できない要因とされているようです。世界では色々と無視できない出来事が多くあるようですね。さりとて、今日も自分にできるお仕事を淡々とこなすことから始めましょう・・・みなさん良い1日をお過ごしください。

年度変わりです

4月1日 火曜日

今日は年度はじめの1日ですね。色々なウソが飛び交う日でもあるという。身近なところでは特に何も起こりませんでしたけど。最近はあえてスクリーンタイムを避けているので、世の中の出来事にも疎くなっているのかもしれません。ドライブ中とか朝トレのお供からの情報は、ミャンマーの3日目の様子とか、フランスの” far right leader” の資金流用疑惑での有罪判決問題などでした。あと、ミスター・タリフマンの話題も少しありましたね。戦争仲裁をめぐって、蜜月なのかとも囁かれていたPチン氏のことをダメ出しされていたようです。フランスの話題では、国内はもちろん、他の国からも右派左派の対立問題に投影されたコメントが多かったようです。起訴されている内容って、別に政治信条の問題とは関係ないと思うのですけど、最近は何かあると、そういう観点での対立問題として捉えられる傾向がありますね、これは世界的な潮流のような感じもします。物事を属人的に判断するのは、あまり良くない傾向だと思うので、なるべく人で判断するのではなく、あくまでもコンテンツとかコンテクストで価値判断していこうかなと考える今日この頃であります。

TOPへ