京都府与謝郡与謝野町 内科・外科・リハビリテーション科・在宅診療 いとうクリニック

ふくろうくんのブログ投稿者: tsuyopon

コツコツとだらだらしています

7月27日 土曜日

高校野球の予選も佳境(よく知らんけど)、オリンピックも開幕した(?)らしく、いよいよ夏休み本番です。昨日は土砂降りもなかったみたいですが、夕方少しお散歩したらめちゃ蒸し暑かったですね。懐中電灯を灯すと羽虫がアタックしてくるし・・・。さて、今年の夏休みの課題図書は、ペリリュー外伝にしようかと思っております。漫画ですね。8月15日に全巻を含めて外伝まで読み直してみる予定です。アメリカでも、この間の事件では一つ間違えると内戦に発展していたのではないかとも言われております。最近国境なき医師団(MSF)の記事で、ミャンマーの忘れ去られた難民とも呼ばれるらしいロヒンギャのことについても知る機会がありました。まだまだこの地球では不幸なことや、政情不安定なことが多発しているようです。横にひろ〜い眼を持って眺めておかないとな〜とか思っております。翻訳家の村井理子さんのエッセイからは、毎日コツコツやるすごい長男のお話もなかなか印象に残るものがありました。ウチのひとに推薦された藤岡陽子さんの作品「金つの」(勝手に省略してしまいました)も、中学生の受験をめぐるストーリーで、なかなかに心をうたれるものがありました。やはり、歳を食うと読書ですね(目はちょっとしんどくなりますけど)。毎日数ページでも得られるものがあります。色々と世の中は激しく動いておりますが、静かにコツコツと日々できることをやり切って過ごしたいと考えています(とはいえ、だらだら三昧なのではありますが、目標はそれで)。皆さんも良い週末と夏休みをお過ごしください!

金曜日朝

7月26日 金曜日

このところ降ればどしゃ降りのような雨が連日ありますね。When it rains, it pours.というやつですね。この手の雨の救いは、およそ5分ぐらい前に、そろそろ来そうだな・・・というのが感じられるところです。西の方から黒い空が広がってきて、なぜかアスファルトから雨の匂いが立ち上がってきます。そこで踵を返さないと、ポツン・・と来た瞬間、すぐにザーッに変わってしまいます。ま、夏の風情といえばそうかもしれません。昨日は朝から少しバタバタしましたので、そのまま通常業務に突入して、夜はそのまま定例の面談や会議があって、ほぼ息つくまもなく1日が終わったという感じです。なんとなく疲れが残る金曜日の朝ですが、よいこらしょって、ストレッチをしながら、なんとか今日も乗り越えねばなりませんね。仕事前にちょっとアメリカ在住ライターさんたちの現状報告などを聴きながら・・・ふ〜ん、今のあちらの空気って、大統領選一色のようで、オリンピックとかほとんど話題になってなくって、国の様子って、色々なんだな〜と思いました。さて・・・、そろそろBack to work! 今日も良い穏やかな一日になりますように

忘れかけていたこと

7月25日 木曜日

福島県の原発の廃炉作業に向けた一歩が始まるとの新聞見出しがありました。発災後13年目となる今年8月に、メルトダウンした原子炉内のデブリにようやく一歩近づくことができるかもしれないとのことです。どのような状態なのかもよくわからない、とにかく高放射線量の燃料を取り出す作業に着手するようです。折りたたみ式ロボットアームという、釣り竿を何本か延ばしたような構造なのでしょうか、被曝の懸念から人が近づけない対象物なので遠隔操作が必要となるわけですね。得られる物質の量は3グラムということだそうです。それもあまりに放射線量が高いようだとそのまま炉に戻さざるを得ないと書いてありました。実際の取り出し工程にも、細心の注意を払う必要があるらしく、注水しながら実施したり、特殊な充填材で固めながら取り出したりという案があるそうです。まずは、このハードルがクリアされなければ、実際に残された燃料の取り出しに始まる廃炉作業に赤信号が灯るのかもしれません。分析工程の結果、とても手が出せないということになると、石棺方式と呼ばれる、チェルノブイリ発電所で採用された処理方法になる可能性もあるとのことです。なかなか困難が待ち受けているようですが、実施の目処がなるべく早くに立つと良いのになと思います。忘れかけている(わたしだけかもしれませんが・・・)原子力発電の負の側面、なんだか再度思い起こさせられました。天気予報では、今日も熱中症警戒アラートなど言及されています。地球温暖化の問題とか、発電の問題とか、時々思い出して考える必要がありそうですね。さて、週後半です、みなさん暑さに気をつけて良い1日をお過ごしください。

あさ勉

7月23日 火曜日

梅雨も明けたらしく、暑い日が続きます。朝の15分勉強を再開しています。今日は2問、一応両方正解でした。内科系のとある専門医の試験問題をちまちまやることにしています。知識のブラッシュアップは常に必要だと思っています(・・・というと一応格好がつくかな)。外科系は一応細々と維持できているので、新たに内科系のものを取得しようと考えているところです。外科系はあるというのですが、整形外科はまた別分野となります。普段の診療でも、これは自分の守備範囲を超えていると判断するケースは、診療情報提供書の作成とともに、他の医療機関への紹介を行なっています。受付問診の段階ではその選別はなかなか難しいため、お待ちいただいた後に結局他院へ紹介となると、大変心苦しいのではありますが、今のところはやむを得ないものと考えております。実を言いますと、もひとつ別分野での目標はあるのですが、ちょっと勉強をし始めたところ、めちゃ難しいので少し先延ばししております。またやる気が出てきたら取り組もうかなと・・・。それでは今日も暑さにめげずにおしごと頑張りましょう。皆さんも良い1日をお過ごしください!

来し方とゆくすえ

7月22日 月曜日

早朝からCNNのブレイキングニュースが流れてきました。やはり・・ということのようです。それにしても激しく状況の動く世の中になっています。世相は子供さんたちの成長過程にもそれなりに影響するのだと思います。それなりに、どころではなく、かなりなのかもしれません。私自身の記憶でも、社会科で習うような、年表に残る出来事はある程度、心の片隅に残っているものです。東大紛争、大阪万博などはまだ記憶にはありませんが、あさま山荘事件とか沖縄本土復帰ぐらいからは、テレビに皆が釘付けになっていることや、新聞のリードなどをうっすらと覚えています。政界汚職や自然災害などの暗いニュースもありましたが、基本的には右肩上がりの成長期でした。バブルの終わりまではそのような、比較的明るい時代が続きました。海外に行っても、トヨタやホンダの車がたくさん走っており、家電製品の人気商品はソニーや東芝などが並んでいました。その後の失われた30年(もうすぐ40年になる?)は、国としても自信を失っていく時期に入っていったような気がします。皆が長くて暗いトンネルに入っているという感覚にあったのかもしれません。かつて見られたような、日本の企業がロックフェラーセンターや米国映画会社を次々に買収していくような事象も、今となっては都心のタワーマンションのかなりの部分が外国人投資家に売り買いされるような現状に置き換わっているようです。子どもさんたちの心にこういった世相がどう映っているのか興味のあるところです。もちろん個別の事象に深く興味を持っているなどということはないと思いますが、その時代の雰囲気とか、大人たちの振る舞いや事件など大きな流れには少なからず影響を受けているのだろうと思います。我々大人たちが、しっかりとした心の拠り所を持って、子どもたちにも不安を抱かせることがないように、ソリッドな社会を作っていきたいものです。月曜日の朝から考えるようなことではないですが、世界の覇権国の大きなニュースと行末を少し案じてみたというところです。今週から夏休みです、みなさん良い1週間をお過ごしください。

浜辺の木陰で読書など

7月21日 日曜日

子供さんたちもいよいよ夏休みに入り、そろそろ梅雨明けのようでもあります。夏本番です。昨日の午後は海辺に出て木陰で読書を・・・と言いたいところなのですけど、このところ毎週末続けている、1週間の振り返りの会をやっていました(ひとりですけど)。月末の事務作業が少なくなると良いなと思いながら、しばらく試みていこうかなと思っています。お供は、武田砂鉄さんのラジオ番組のポッドキャストでした。ゲストがなんとアルフィーのお三人でした。アルフィーの名前の由来とか、四人が皆、明治学院大学出身だとか、トークも楽しくて、時々手をとめて聞き入ってしまいました。おかげで所要時間2倍マシでしたね。砂鉄さんというと、いつもロックTシャツを着ておられるのですが、先日の書店イベントでは、あの(!)ランディ・ローズの黒シャツで出演しておられました。一緒のやつや〜と一人でニヤニヤしておりました。夜はというと、”もしトラ”→”ほぼトラ”状態となった今、経済の展望についてのお勉強を少し・・・。対抗馬の今後の進退いかんでは(差し替えはほぼ既定路線のようですけど)、まだまだ先の読めないレースではありますが。トラさんは、必ずしも強いドルを望んでおられないようで、円とかユーロとか頑張れよという立場のようですが、取らんとしている政策が、対中関税強化など、目標とは反対にブレていきそうなものもあって、なかなか政策立案の複雑さというか、難しさがあるのだなという感想です。こうしていきたいのに、取ろうとする行動がそれと反対方向に誘導してしまってるやん・・・という、身近なあるある感もあって、混迷する世相ですが、やはり自分にできることは、日々の診療だけをコツコツとやることしかないな・・・と再認識する週末であります。

週末考

7月20日 土曜日

今のこの時期に、朝方寒くなって、浸かると気持ちの最高になる温泉があるそうです。東北地方のようです。一関市から車で小一時間程度の距離で、周囲には山しかなく、遠くに鳥海山が眺められる源泉掛け流しの温泉だそうです。夜に入ると頭上には満天の星が広がっているという、1日中入っても飽きない湯のようです。お休みをとっていつか行ってみたいですね〜(無理とはわかっていますが)。今週末は当地では航空ショーがあるので多くの人の流入が見込まれているのだとか・・生活用道路の混雑につながらないことを願っております。この土日からは夏休みも本番になり、さぞかし賑やかな週末になることでしょう。みなさん感染症対策もお忘れなく、良い1日をお過ごしください。

推し小説

7月19日 金曜日

本当にあっという間に1週間は過ぎていきますね。週が明けたと思ったら、もう週末が近づいています。このところはウチの人の推し作家さんの作品を次々に読んでおります。今は藤岡陽子さんという作家さんです。平積みになっていた表紙のデザインが記憶にうっすらと残っていたものの、手に取ることはなく今まで知らなかった方です。これがとても良いのですね。小説を読むと、自分とは全く違う生き方をする人の人生をいわば疑似体験することができると思います。自分の人生と並行して、他人の人生を垣間見ることができるという、なかなか幸せな体験です。人は多面性を持っているし、他人のことなど所詮はうわべしか理解できていないのだな〜っていうことも教えてくれます。それだけ自分自身を謙虚に考えることもできるようになるのかもしれません。ん、そういえば芥川賞・直木賞の受賞作発表があったような・・・。現役医師、京都出身の朝比奈さんってまた読まねば。

役に立たないゆめ

7月18日 木曜日

全国ネットのテレビ報道でも感染症の増加が報じられているようです。少し警戒閾値を上げておいた方が良いかもしれませんね。もちろん無闇に不安を煽る必要はなく、実勢を知った上で、適切な対応策を講じておくと良いのだと思います。そういえば・・・昨日は何か良いアイデアを思いつく夢を見たように思うのですが、どういう内容だったのか思い出せずにいます。昔からこういうことは時々あって、一旦起きてスマホのメモアプリにキーワードを書き残していたこともあります。起きてからそのメモ書きを見ても、何のことだか分からず・・ということで終わったのですが。いまだにその手の夢の内容が、実際に役に立った試しがないのですよね。たぶん寝ぼけているので、本当に役に立たないような、おかしなものなのだと思います。ということで、実生活に戻って大事なことは忘れずに、良いアイデアを生かしながら、お仕事頑張ることにいたしましょう。皆さんも良い一日を!

雨そろそろおわる?

7月17日 水曜日

朝から結構な雨模様です。明日からは晴れマークが並んでいますので、文字通り梅雨最後の雨になるのでしょうか。学校もそろそろ夏休みに入るところなのでしょう。先週くらいから感染症の流行の波がまたやってきていると感じていますので、ちょうど良いタイミングでの長期休暇期間となると良いのですが。先日ニュースで免疫負債という言葉が取り上げられていました。マスクや三密回避(懐かしい言葉です・・)で、ウイルスや細菌感染症の流行が抑制されていたため、一定期間、人々が病原微生物に暴露されることがなかったことにより、その後にかえってそれらに罹患しやすくなるという現象を表した言葉だそうです。確かに、水ぼうそうワクチンが定期接種化されて、子供たちが水ぼうそうに罹患しなくなったことが、高齢者の帯状疱疹の罹患率を高めたのではないかということも言われています。もちろんコロナ禍では、感染症対策に皆が取り組んだことによって、その後デルタ株流行時期のような、爆発的な感染の蔓延を抑制することができたということは事実ですから、間違ってはいなかったわけですが。ただ、ある種その余波として、この1年間くらいに見られる、種々の感染症の流行は確かにあるように感じています。地域やコミュニティでの疾病の流行に応じて、マスクをしたり、休校や面会制限をする施設など、それぞれの取り組みが重要ですし、それに応じて私たちの行動も適応させていく必要がありそうですね。

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