京都府与謝郡与謝野町 内科・外科・リハビリテーション科・在宅診療 いとうクリニック

ふくろうくんのブログ

習慣

8月29日 金曜日

朝夕は割と過ごしやすくなってきたような感じがしています。陽は遅くのぼり、早く沈み始めてもいるようです。稲穂の金麦もだいぶん重たそうで、そろそろ稲刈りの風景を見ることにもなりそうな今日この頃です。昨夜はちょっとした会合で、色々と情報交換ができました。コロナ禍でこうしたことも途絶えていたのですが、実際に対面で色々とお話ができるのはやはりありがたいことです。とは言え、目下感染症は一定程度流行中でもありますので、体調には十分と注意が必要ですけれど。今年前半の健診結果を持参していただくことがあるのですが、比較的よくある異常に、肝機能や脂質機能の異常値があります。一時期学会からのアナウンスが話題になった肝機能異常については、二大原因として、脂質蓄積型のいわゆる脂肪肝と呼ばれる病態と、アルコールに起因するものがあります。いずれも生活習慣の是正が鍵になってきます。間食などが高じて体重増加につながったり、元来の飲酒習慣が災いしたり・・こういうのを矯正するのはなかなか言うは易し行うは難しで、難しいものがありますね。例えば飲酒だと、最近よくアドバイスすることとしては、まず1週間のうちに全く飲まない日を1日作ってみましょうと提案します。それができれば今度はそれを習慣化して、できれば2日に増やしてみます。最終目標は平日はお酒を控えて、週末のお楽しみにしてはどうでしょうか・・と言うこととなります。なかなか難しいとは思うのですけれど、たま〜に、やってみたら実行できています!と仰ってくださる方がおられます。習慣って変えるのは難しいと思うのですけど、また一方で、意外にやってみるとできたりするのだなと不思議に感じたりしています。ご自身の習慣で、良いもの、よくないもの、一度見直してみると良いかもしれません・・・。

お久しぶりとなります・・

8月26日 火曜日

かなり間が空いてしまいました。特別に何かがあったわけでもなく、ちょっとサボっていたというわけですね。とは言え、少し朝の時間の使い方が変わったのも事実でした。朝トレをする時間を少し増やしたことと、仕事前に費やす時間が増えました。昨今の医療情勢はまことに変化に目覚ましいものがありまして、色々と私たちの手間をかけなくてはならない部分が拡大されつつあるのです。種々の診療関連のデータを月間で国の担当部署に報告しなくてはならないのです。簡単に短時間でできるものから、かなりの時間と労力を使うものまであります。後者の取り組みにこの2−3ヶ月、いや4−5ヶ月を要しておりましたが、ようやく何とか形になりました。ちょっと安堵している現状です。そんなこんなで、気づけばすでに診療時間前・・・になっていることが多いので、当ブログ記事のアップも後回しになりがちなのですね。ま、少しずつまたやっていこうと思っています。では、今週もみなさんにとって良い1週間となりますように!

追憶

8月14日 木曜日

暑い日が続いていましたが、連日の雨で、太平洋高気圧も一時の勢いを失った感があります(私だけ?)。これからまた夏休み第二弾の晴天が始まるのでしょうか。さて、この時期は過去世界最大の・・と形容される事件の日が並んでいます。御巣鷹山の日航機事故は、この12日が事故後40年(奇しくも、太平洋戦争後80年のちょうど半分にあたる)という、一つの節目となる年でもあります。当時AP通信などで働いておられたジャーナリストの神保哲生氏は、ことあるごとに、未曾有の航空機事故の当時の取材状況などを振り返って発言されています。メディアでもこの時期になると、遺族らの声や、追悼の番組を特集で組んで報道しているようですが、彼曰く、いまだに足りないものがあるとのことです。それは、自己究明に一番大切なピースが欠けているのだと。それが一つの原因となって、諸説紛々と今でも、ともすれば陰謀論めいたものが流布されている現状につながっているのかもしれないと言います。こういった際の、原因究明のための事故調査に欠かせないのは、やはり自己責任を一定程度免責された上で、正直な関係者の証言を得ることだということだそうです。それがないと、やはり事故の責任についての刑事訴追を受ける可能性がある状況では、本当の調査ができないのではないかと言われます。諸外国では比較的当たり前に確立されているこのような制度設計が、40年経た今でもできていないというのは、ジャーナリストとしての力の足りなさを自覚させられるとのことです。飛行機は確率統計論的には、かなり安全な乗り物であることは確かなのですが、一度事故が生じると、その規模がどうしても大きくなってしまいます。世界最大の事故の正確な原因究明がなされずに今日まで経過しているのは、やはり残念なことだと思いますね。

さて、当院も今日からお休みをいただいております。皆さまも良いお盆期間をお過ごしください。

 

8月6日と天気

8月7日 木曜日

ここ数日、久しぶりに雨が降っています。畑や田んぼの作物にとってはまさに恵みの雨となっていることと思います。激しくなりすぎる傾向があるのはちょっと困りものですが・・。広島で行われた式典は比較的良い天候のもとで行われたように画像からは見受けられますね。このところ毎日30度をはるかに超える暑い日が続いていますが、80年前の昨日はどんなだったのかと少し検索してみました。当日6時の気象庁(当時はなんという呼称だったでしょうか)作成の天気図が残っているようです。早朝の記録なのですが、観測所のある地点をざっと眺めてみると21℃から27℃くらいになっています。最高気温は広島では31℃という1日であったようです。図では東から広く高気圧で覆われていた日本ですが、広島はその日、黒い雨が降ったというのはよく知られた事実かと思います。調べてみると当時の気象図に書かれている情報は1945年の年初の記録と比べて、記録がつけられている観測所の地点(今でいうアメダスの設置地点)が激減しているようです。厳しくなる戦況に伴って、人員配置や通信網が脆弱となっていたためではないかと思われます。数年前にポッドキャストで知ったのは、終戦と共に天気予報の放送が一時中断していたものが復活したのも8月後半早々であったとのことでした。確認してみると8月22日がその再開初日であったそうです。その日関東地方では、台風(785mmHg)の存在が記録されています。混乱する自局の中でも、こうして働いている局員の方たちがおられたのは何とも心にグッとくるものがあります・・・。天気と終戦、もう少し掘り下げてみると、なるほどな〜というお話が出てきそうです。いつかまた調べてみることにしましょう。

では、今日も穏やかな良い1日になりますように。

無題

8月2日 土曜日

コツコツ続けている朝トレのお供からは、ここ数日dire situationというフレーズがたびたび聞こえてきます。異なる発信者が同じタームを使うという現象はときどきあるのですけど、それほどガザ地区の食料危機は深刻なのだと推測されます。飢饉とも言われる現状の中で、さしもの米国も介入に本腰を入れないといけないとの舵取りに切り替えつつあるような印象ですね。女性や子どもたちに食料をまずは十分に安全に確保してあげてほしいと願います。さて・・他に、この1週間(というか少し前からですが)は、オジー追悼週間でもありました。ヘヴィ・メタルの元祖とも言われるブラック・サバスの初期中心メンバーとしてデビューした彼はその後半世紀近くにわたり活躍され、その一生を先日閉じられました。ロックスターにありがちな奇行の話題には事欠かない彼でしたが、サバスのアルバムの中でも、静かな美しいメロディラインの曲など音楽性はとても豊かなものがあると思っています。その後、クワイエットライオットからランディローズをギタリストに従えてソロ活動を展開されるのですが、当時は本当にのめり込んでよく聴いたものです。月刊誌ミュージックライフで、そのランディの早逝のニュースに接した時は結構な衝撃を覚えたことを記憶しています。ということで・・・今年年末の視聴トップ10には多くの彼らの楽曲が入ることと思われます。

それでは週末を迎えて今日も1日(半日)頑張ることにいたしましょう。皆様良い夏休みをお過ごしください。

暑さ頂点?!

7月29日 火曜日

毎日暑いです。犬も散歩をしたがらないのだとか。もう少しで当地も40度を超えたりするのでしょうかね・・・。夕立も降ることなく、田んぼの稲がちょっと心配なレベルです。

診療ではなんとな〜く、COVID-19 抗原が陽性となる上気道症状の方も増えてきているような印象です。そこに細菌感染症もちらほら混ざり、本来メインで多いはずのウイルス感染症という季節性の風邪(季節性・・と言いながら、半年以上が過ぎていますが)がやや霞んでしまっている状況でしょうか。いつの間にか夏休みに入り7月も終盤になってきています。昼に車で走っていても、暑過ぎるからなのか、子供さんたちがお外で遊んでおられる姿をあまり見ないような気がしています。先日とある森林公園に行くことがありましたが、お昼の2時過ぎはだーれもおられず、ほぼ独占状態でした。木陰のベンチで座っていると、外気温38度でも、ある程度過ごせる体感温度なので不思議です。これなら4時過ぎて、大きな木陰の屋外でぼーっとするのはアリかも知れません。もちろんそれなりに飲み物準備で行かないとダメでしょうけれど。さて、8月に入ると、ちょっと待ち遠しいお盆休みです(お知らせ欄に掲示しておきました)。今年の課題図書をそろそろ考えないと・・。今年は戦後80年の節目でもあるので、一日ゆっくりと本を読む時間を作りたいなと思います。では今日も1日暑さに負けず・・良い1週間をお過ごしください。

該当者なし

7月17日 木曜日

昨日はリアル配信など時々見ていたのですが、どうやら今回の芥川賞・直木賞は該当作なしとの結果であったようです。候補作コーナーを作って応援していた書店の皆さんはかなり落胆モードなのではと推察致します。賞の性質上、本が売れるために創られたものではないのでしょうから、その判断もあるのだろうと思いますが、受賞作品を楽しみに待つ読者側からするとちょっと拍子抜けという感じでしたね。ま、まだまだ手元に積まれたものがありますので、そちらを先にやっつけなくては・・。それに、私たちには「本屋大賞」がありますので大丈夫  🙆

やけど虫

7月13日 日曜日

今日も朝からお天気のようで、気温が上がりそうな1日です。最近立て続けに奇妙な形の皮膚炎の患者さんを診察することがありました。皮膚科の先生に伺うとどうやらいわゆる”やけど虫”と呼称される「アオバアリガタハネカクシ」という虫による皮膚炎のようです。年中いる虫なのですが、今はその活動期になるようです。毒性の強い体液を出すので、接触すると強い皮膚炎でヒリヒリと痛みます。蜂のように刺されて腫れるというわけではなく、触れるだけで発症してしまうので、身体についた虫体を払うだけでも皮膚炎を起こしてしまうという、厄介なものです。虫自体を見たことがないのですが、写真を調べてみると、赤(オレンジ)と黒のいかにも危険そうな印象を受けます。夏に多くなる虫による皮膚炎、屋外活動の際には虫除けスプレーとか、肌を露出させないなどの注意が必要ですね。

盛者必衰

7月12日 土曜日

さてあと1日がんばるマンの日です。久しぶりにウィンブルドンのスコアボードを見てみると、なんとあの憎らしいまでに強かったジョコ氏が、SFでストレートで敗戦しているではないですか。気になったのでポストマッチのインタビューを見てみたのですが、重ねてきた年齢にはなかなか打ち克つことが難しくなってきているようです。少なくともあと一回はセンターコートに戻ってくるって仰っていますが、時の変遷を感じずにはいられないですね。さて、SNS上の選挙戦では終末期医療などについての論戦がなされていると聞きます。詳細に追いかけているわけではないのですが、おそらく昨今の論調から推測するに、「無駄な」延命治療に税金を投入するのは・・・ということも言われているのでしょう。私が実際に終末期医療に携わって感じることは、延命治療かそうでないかを判断するのは非常に困難ですし、定義づけはおそらく不可能であるということですね。それから、現場での肌感覚でいうと、それほどみなさん延命に重きを置いて決断されているわけではないということでもあります。ご本人にその希望を尋ねると、ほとんどの方は無理な延命は希望しない・・ということですし、ご本人の意識が薄くなった時に、判断を委ねられるご家族の方たちも、懸命に考え、話し合って、私たち医療者も納得できるような結論に至られることがほとんどです。その範囲では、たとえそこにメスを入れたとしても、医療費総額に与える割合は、選挙の争点の一つにして論争するようなものにはならないのではないかなと思ったりもします。国民皆健康保険というのは、そもそも、明日は我が身かもしれない病気の方たちの負担をある程度全員で負担していきましょうという概念のもとに成り立つ制度です。それゆえ私たちはフリーアクセスの敷居の低い医療を享受できるという側面もあるわけです。その財政が苦しいのであれば、まもなく数年あるいは数ヶ月で亡くなる方の負担を、非現実的な議論で対処するのではなく、全体の負担の割合を冷静に話し合って決めれば良いのではないかなと思ったりしています。もしかすると、今まで1割で済んでいた負担が、5分あるいは1割上がってしまうのかもしれません。そこは誰かどこかのカテゴリーの人たちを仮想敵のようにして議論するのではなく、政治家さんたちも言いづらいかもしれないけど、真摯に私たちに訴えかけて、これくらいの負担が必要になるのです・・・と語ってくれれば良いのではないでしょうか。納得できる数字であれば、私たちも受け入れていかないといけないかなと理解できるのではないでしょうか・・・などと、思いながら、おしごとの支度をする土曜日の朝でございました。さてさて、今日も一日、自分にできることを精一杯コツコツと。皆さんも良い週末をお過ごしください!

災害

7月8日 火曜日

短冊の一つも書くことなく過ぎてしまいましたが、昨日は七夕でしたか。連日30度を超える暑い日が続きます。思い出せば、昨年は熱中症の患者さん、それも入院を考慮しても良いほどの中等症以上の方を診察することがありました。今年もそれに負けず劣らずの猛暑っぷりが予想されます。50歳後半から70歳までの、比較的普段はお元気で、少しくらいの無理をしても平気な方で、前述のような症状に発展される方が印象に残っています。筋肉痛や頭痛、倦怠感で受診された時には結構な腎機能不全に至っています。やはりこのところの暑さは尋常ではない、気合いだけでは乗り越えられないものがあると思います。炎天下での作業をされる方には診察の時にも十分に注意を促しているつもりです。さて、朝トレのお供では、海のむこうのアメリカはテキサス州での洪水災害の状況が報じられていました。とりわけ悲しいのは、子どもさんたちのキャンプサイトが被害を受けて、30名を超えそうな被害が出ているということでした。記録的な短時間の豪雨に見舞われた川の氾濫での災害のようです。引率者やキャンプサイトの早めの判断で、高台に避難できて難を逃れた子供さんたちもいたようです。私もアメリカ暮らしの頃に、ちょうど今の時期は子供達が夏休みに入って、毎日地元のYMCAなどの催しに毎日参加していたことを思い出しました。いろんなアクティビティで楽しそうに過ごしていたのですが、一度オクラホマのほう(?)にバスツアーで出かけた先でトルネードが発生して、バスから降りて、付近のベースメントに逃げ込んだんだ・・ということを子供が話してくれたことがありました。どんな状況だったのかはわからないですけど、当時の担当者の方の英断であったのかもしれないなと・・今になって肝を冷やしているところです。今年の夏はこれから本番です。不幸な出来事が起こりませんようにお祈りしたいと思います。それでは皆さま今日も一日良い日となりますように。

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