京都府与謝郡与謝野町 内科・外科・リハビリテーション科・在宅診療 いとうクリニック

ふくろうくんのブログ

風が吹けば桶屋が・・・

3月1日 日曜日

騒動はトイレットペーパーとかに至っているという報道です。買占め騒動といえばいつも登場するトイレットペーパーですけど、世間にウォシュレットが普及してもやっぱりトイレットペーパーなのですね。もちろん恐ろしいのは皆同じなのですが、少しパニックにすぎるのではないかと思います。で・・・単純に比較してみました。

新型コロナウイルスによる肺炎で今のところ5名の死亡者数が発表されています。

インフルエンザでは普通に1000人を超える患者さんが1ヶ月で亡くなっています。

お餅かな?と思われる窒息患者数の増加が毎年1月には数百名みられています。人は未知のものに恐れを抱くのですね。

インフルエンザのワクチンをそれほど皆さんきちんと接種されませんし、お餅はふんだんに(なんの警告もなく)店頭に並んでいます。リスクの認識を冷静に考え直さないといけないかもしれませんね。

だらだらとしてしまうのだニャ〜

2月29日 土曜日

土曜日とはいえ月末ですのでおしごとが2倍の時期です。MKSAPを買おうかどうしようか悩んでいます。内科系領域の自主学習教材なのですけど量が多いし高額なので簡単にはポチッとできないですね。元来積ん読が得意な性格ですので・・・。朝は比較的早めに起きるのですけど、診断書とか検査のチェックとか諸業務の貴重な時間となりますし、夜頑張ればいいのですけど、どうしても他の小説とか漫画とかついつい手にとってしまったり、それこそダラダラと過ごしてしまうのですね。まあでもそろそろ最新医学の知識を体系的にアップデートする時期でもあるかなと考えています。色々書きましたけど、一旦興味を持ったら大概の書物は購入しているという自社統計もございますので数週間後にはお部屋に積まれていることと思います。誰か一緒に勉強しよ〜・・・

ヒブワクチンについて

2月28日 金曜日

一時流通が途絶えておりましたアクトヒブ(ヒブワクチン)ですが、再開となりました。3月2週頃からはほぼ従来通りの取り扱いができる見込みです。随時予約を承ります。

検査に対する私の考え方

2月27日 木曜日

夕方には全国一斉の休校の要請のニュースがテレビで流されていました。今週火曜日朝の時点で、政府からの声明で、経済活動に影響するような行動制限の発表があるかもしれないなと考えていた小生にとっては・・・火曜日には肩透かし、今日は大外刈りを食らったような印象です。学校は今てんやわんやかもしれないですね、どうなってるんだ〜って電話をかけるのはちょっと待ってあげてくださいね。学校も困っていると思います。

ところで・・・ワイドショーでおそらくとりあげられているであろうコロナ検査(PCR・・・みなさんもう覚えましたね)についての話題です。ちょっと微熱が続いていて心配で・・っていう方を含めて軽症と思われる患者さんに一律に検査をするのは得策ではないと考えています。インフルエンザと同じように、検査では患者さんであっても陽性に出ないことがあるからです。なので、検査で陰性イコール病気ではなくてよかったという安心にはならないということです。万が一軽症で陽性と診断されても、特別な治療薬がない現状では安静療養という選択肢に変わりはないので、検査をしても結果は何も変わらないということになります。それでも・・・色々な反論はあろうかと思いますが、まずは重症の患者さんに対して、医療機関(特に基幹病院のような高次医療機関)が全力を注ぐことができるような環境整備を優先することが最重要であると思います。武漢はなぜあのような悲惨な状況になったのか?決して医療水準が劣悪だったからではないと思います。パニックになって、一斉に患者さんが医療機関に押し寄せて、医療従事者の安全も担保されないままに従事者は一生懸命頑張った果てに自分たちも感染したり、病棟がパンクしてしまって誰もどうすることもできなくなったのだと思います。それを再現してはならないです。小生が一番心配しているのはそこです。同時に行政にはより一層の情報公開(とらんすぺあれんしー)を要求したいと思います。由らしむべし、知らしむべからずでは今の時代通用しません。学校休校が良いと判断した根拠と過程はしっかりと公表されて然るべきかと思います!あと各自治体の情勢ももう少し詳しく発表された方が良いと思います。ハー・・・またまたこの話題になってしまった。

感染症の実態

2月25日 火曜日

SARSの時には日本におりませんでしたので、その時の状況と今のそれがどの程度異なるのだろうと考えております。イタリアも韓国も感染者数が増えてきているという報道を目にしました。気になるは日本の状況ですが、未だによく見えてきません。ここ1−2週間が一つのヤマであるというような報道がなされていますが、それはその通りだと思います。医療機関もマスクやエタノールが入手できない状況が続いています。防護服やN95マスクも簡単ではないようです。準備しないといけないのですが、物流が途絶えてしまってはニッチもサッチもいきません。

ところで・・・中国と韓国の罹患者数が多いのは皆分かっていることなのですけど、その間の国の実態はどうなんだろう??

と書いていましたところ、四国で初めてのウイルス陽性患者の報道がありました。クルーズ船から下船された方で云々・・・居住市町村まで詳しく報じられています。う〜ん、地名からするとさほど大きな自治体ではないような気がして何とも複雑な気分になっています。きっと特定された人はかなり辛い立場に立たされていることだと推測します。改めて、彼ら彼女らはまずは被害者であることを確認する必要があると思います。裕福な人が豪華客船で旅行していたのだから自己責任で・・・などという言説もあるようですが、長年一生懸命働いて蓄えてようやくの思いで旅行に行かれた人もおられるでしょう。たまたまこの感染症の災禍に見舞われてしまった被害者の方達なのであるという視点をもう一度思い出しましょう。また、ウイルス検査もかなり限定的に行われている現状(この方針には必ずしも反対する立場ではありませんが)を考えると、同定されている方以外にも軽症で知らずに感染している方が他にいらっしゃる可能性も否定はできません。不幸にして陽性と同定されてしまった方々だけの特定と報道がなされてしまうという実態は何とかしてほしいものだと思います。

正しく怖れる

2月21日 金曜日

外来患者さんから度々質問されますので、その都度丁寧に回答しているつもりですが・・新型ウイルス感染症についてのお話です。ワイドショーから入手される情報がその大半だと思います。小生はそれらをウォッチしたりフォローしていないので何とも言えないのですが、想像するに感染症にさほど詳しくない方々の発言もあるのだろうと考えます。なので・・下記の日本感染症学会・環境感染学会連盟での2月21日時点での見解のプレスリリースをあげておきます。これだけ知っておけば結構かと思います。あとは、ワイドショー見て憂鬱な気分なんかにならずに!、なるべく不要な人混みは避けて、きちんと食べてきちんと寝て、楽しくのんびり過ごしましょう!(ご高齢の方向けのメッセージです)

covid19_mizugiwa_200221

開けなければこちらをどうぞ→http://www.kankyokansen.org/uploads/uploads/files/jsipc/covid19_mizugiwa_200221.pdf

それから・・・街で咳き込んでいる人たちの中には、感染症だけではなく、肺気腫とか喘息の方々もいらっしゃいます。電車の中で咳き込んでいる人に攻撃的な言動をするというトラブルのニュースを見かけましたので、一言付け加えておきます。みんな仲良くしよ〜よ。

騒動の裏で

2月20日 木曜日

ニュースはコロナウイルス一色のようですが、もう一つ心配なことが生じております。ヒブ・・・ヘモフィルス・インフルエンザ菌b型という感染症に対するワクチンの供給が1月から完全にストップしています。ワクチン溶解液の不備が発見されたためのようですが、未だに供給再開のメドがたっていません。ヒブに対するワクチンは細菌性髄膜炎や急性喉頭蓋炎などを劇的に減少させており、早期の再開を切望しております。通常生後2ヶ月から接種開始となりますが、まだ1回目のワクチン接種が受けられない子供さんやご家族には大変申し訳ないことです。2月末にはなんらかの発表があると聞いております。

騒動と混乱

2月18日 火曜日

COVID19の事態が動いています。ほんじつ午前と午後は診察、その間は訪問しておりまして、夜には保険関連の会議に出席しておりました。長いいちんちが終わった・・・ふー。帰ってきてからTwitterをクリックしてみるといつも現れる”最近のハイライト”が目に入ってきてちょっとビックラぽん!。感染症のエキスパートでよくお勉強させていただいているイワタ先生の動画です。cruise shipの状況がカオスであるとの内容でした。TLは荒れているようです。彼の行動については医療関係者の間でも賛否両論あるようで、Pro-Con二分されているようでなんとも悲しいのですが、事実はやや深刻なようです。折しも明日は下船が始まるとの報道がありますので、その辺りの経緯や決定過程などやはり今後検証されるべきものとなるだろうと感じています。14日間の経過観察期間を設けるという当初の判断は正しいものだと思っていたのですが、その前提は船内での感染コントロールが適切になされていれば・・というものでしたので、今となっては14日間がただ単に過ぎてしまっただけで、Day0と同じ状況下で単に14日後に下船の決定が下されただけなのかなという疑問が湧いています。直前の検査で陰性が確認されたかたが必ずしも厳密なセーフティゾーンで14日間を過ごされたという訳ではないのであればその観察期間はあまり意味をなさなくなってくるのではないのでしょうか。賛否両論あるでしょうけれど、感染症専門家からみた現実を報告してくれた彼の決断と勇気には敬意を評したいと思います。折しも、クリニックからのアルコールやマスクの発注もいつ商品が納入されるのか目処が全くたたない状況となってきています。政府がリリースした”37.5度以上が4日間持続する場合は受診を”っていう情報が一人歩きしないことを願っています。他方では、決済された領収書が杜撰な管理下にあっても許されるのだとか、センター試験の問題作成担当者が例題集を出版しているという利益相反のニュースとか、なんだかちょっとめまいがするような情報で参っているただいまの小生(この時期、領収書と見積書と納品書とかにらめっこしながら思ってます)・・・もう寝るしかないようデス.

書けるひとになる!

2月17日 月曜日

奥さんに勧められてただいま読んでいます。”書けるひとになる!”ナタリーゴールドバーグ著 魂の文章術っていう本の復刻版のようですけど、文章術という言葉から想像するような作文の技巧についての書物ではなくって、書くための心がけ、あるいは魂について書かれたものなのです。読みながら思い出したのは、昔は作文書くのがとても嫌だったな〜っていうことです。なんでそんなに嫌だったのかは、だいたいわかっているのですけどあえてここでは申しません。誰かに評価されるから、とか読まれることを意識するから嫌なのかなって考えていたこともあるのですけど、これだけ当ブログが長続き(当社比)していることから、それは理由ではないことは自明なのです。ま、そんなことはさておき、この本読んでみると書くことがどんなに人にとって楽しく意味のあることなのかっていうことが実感できます。エッセイ集みたいな作りなのでとっつきやすいです。個人的にはニューメキシコ州アルバカーキとか、ミネソタ州オワトンナとかっていう地名が出てくるのでそこもツボでした。「思うように筆がすすまず、何もリアルに感じられないような状態になったら?とりあえず食べ物について書いてみよう」ってことだそうです。好きな食べ物、嫌いなもの、思い出の食べ物・・・確かに誰もみな、何がしかの食べ物にまつわる思い出ってあるような気がします。みなさんどうですか?食べ物にまつわること、聞かれたら2つや3つすぐに思い出しませんか?

52分の1の週末

2月16日 日曜日

朝からきたやまどおりに出て見たら、通行規制の真っ只中でした。通りに出てもだーれも走ってなかったのだけど・・・。去年は通り沿いの喫茶店の二階からたくさんのランナーが走っているのを眺めていたのですけどね。ま、雨だし COVID19感染症関連のこともありますから敬遠する方も多かったのでしょうか。3月に(?)予定されている東京マラソンとかその後のオリンピックなどのようなものも含めて、今後のマスギャザリングは開催そのものが問われているフェーズに入っているようです。私たちにできることは・・少しでも上気道炎の症状があって体調不良の症状があれば、仕事や学校は休むこと(休ませること、休んでいる人をあれこれ言わないこと)、症状のある人はマスクを着用したり、咳エチケットを遵守すること。神戸大学の岩田教授のブログです↓どぞ。

https://blogos.com/article/436490/

コラムが好きで時々買っている雑誌GQです。ファッションとか高価な時計とかはただ単に眺めるだけなのですけどね。ずっと編集長のコラムの写真を見ていて、この雑誌は神足裕司さんが編集長なのだなと思っていたのですけど、違ったことに気づいたこの衝撃・・・

 

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