京都府与謝郡与謝野町 内科・外科・リハビリテーション科・在宅診療 いとうクリニック

ふくろうくんのブログ

分母がだいじ

4月18日 日曜日

昨日も一日いろいろとありまして、自己肯定感は超低空飛行のうちに終わりました。ここ数日の特徴です。さらに悪いことには、夜に知己の先生とオンラインでお話をする予定だったのに・・・ちょっとソファに横になって時間まで本でも読んでよ。と思った瞬間、気づいたら夜中の0時になっていました。っていうことで今日の寝覚めは一年間の中でも最悪なもののうちの一つです。一方で、昨日は全国で交通事故死ゼロだったとかツイッターのタイムラインに流れてきたような気がするので、日本全体では良い日だったのかもしれません。ま、私の一日がどう終わろうと、世の中の趨勢に全く影響はないのでしょうからいいんですけど(約束していた先生すみません・・)。

ネガティブなことはこれくらいにして、分母がだいじのお話に触れておきたいと思います。

まずはこれ

 

幾つかの開発済みのワクチンが血栓症を発症する可能性があるということが分かってきました。5月からの接種予定となっている薬剤とは異なるものですが、どのくらいの頻度かというと0.0004%です。これは100万人に4人という確率になります。これだけだと多いのか少ないのかわかりにくいかもしれませんので、他の例と比較してくれています。更年期障害などで服用されることのある低用量ピルも同様の血栓症を起こすことが分かっていますが、この確率が0.05%程度です。1万人に5人ということになります。ワクチンよりもかなり確率は高くなっていますね。喫煙はどうでしょうか?0.18%ということは、1000人に2人程度になります。だからワクチンは安全とまでは言えないと思いますが、比較検討の材料にはなりそうですよね。最後に・・・新型コロナに罹患してしまうと→10人に1-2人の確率で血栓症の合併症があるとされています。(煙草をポッケに入れておられる方に、ワクチン打ったら血栓症になるからな・・・と言われてもね~っていうことは、心の中にあります)

最後の最後に・・・尊敬する大曲先生(国立国際医療研究センター国際感染症センター・センター長)とこれまた、感染症に対するアドバイザーとして有名な堀成美さん(東京都看護協会 危機管理室アドバイザー)のインタビュー動画を貼り付けておきます。お時間のある時にどうぞ⇓

国際感染症センター×未来館「わかんないよね新型コロナ わかってきたこと、まだわからないこと」12時15分~【4月17日(土)】 – 2021/04/17(土) 12:15開始 – ニコニコ生放送 (nicovideo.jp)

それでは!ちょっと出動してきます。みなさんも良い一日休日をお過ごしください!!!!

今日の一曲(今年の年末総集編はたぶんこの人やな・・編)  ♬  生きていたんだよな –  あいみょん  ♬  クリックしても音源はありません・・・・

how to reach reliable sources

4月17日 土曜日

昨日は眼の話題提供をしましたが、色々調べているとたくさんの情報発信がされていました。

子供さん方への啓発ポスターとか、スポーツや草刈り作業に潜んでいる危険のお話などなど。ツイッターは医療情報を得るのに良いツールだと思います。しばしば眉唾情報に絡め取られている方もおられますので、内容や出典の吟味は常に必要ですが・・・・。

変な情報に惑わされないコツは、どれか一つの安心信用できる発信元をフォローして、そこからつながる情報を広げていくと比較的有効なのではないかと思います。

慎重にしたほうが良いらしい

4月16日 金曜日

さて・・・最近話題になっているようですが、あまり皆さんが目にされていないかもしれない『目のこと』についてご紹介しておきましょう。ブルーライトカット効果のメガネについてお聞きになったことがあるでしょうか。パソコンの画面などを見ていると、液晶画面から発せられるブルーライトにより、睡眠障害とか眼精疲労、眼球への障害を来すことがあるとされ、それを防止する眼鏡が販売されているそうです。日本眼科学会など眼科関連の学会が共同で声明を発しています。特に子供さんへのブルーライトカット眼鏡の使用に際しての注意勧告の内容になっています。使用への推奨ではなく、慎重意見のようですので、皆さんご一読頂ければと思います。

小児のブルーライトカット眼鏡装用に対する慎重意見

 

 

ちょっと迷いましたが、やっぱり書いておきましょうか・・・。与党幹事長さんのご発言がニュースに取り上げられていました。そうです、感染が広がってもうこれ以上無理というならスパッとやめなければいけないという趣旨の発言です。五輪中止に言及!とかって見出しが打たれるのでしょうけれど、これは至極当たり前のことを仰っているだけですね。もうこれ以上無理って言いながらやるのはダメだと、誰でも思います。問題はどうなったら、もう無理であると判断するのかということを議論するのが政治家の仕事ではないかと思います。また、そこを突っ込むのが報道記者のお仕事なのではないでしょうか?余計なことを書いてしまいました、では皆さん今日もお元気でお過ごしください!

コロナワクチン予約について

4月15日 木曜日

自治体からワクチン接種券が発送され、該当者の手元に届き始めているようです。ここで今後の流れなどをもう一度確認しておきます。なお詳細は住民票のある自治体によって若干の差がありますので、詳細は接種券に同封されている資料をご確認ください。

当院では4月19日(月)から予約受付を開始いたします。実際の接種は5月17日以降となります。電話もしくは受診で承ります。

当院で当面受付させて頂く対象となる方々は

①接種券が届いており、なおかつ、②当院で高血圧や糖尿病など種々の慢性疾患で定期的に通院をされている方(定期的な処方がある)

となります。他の病院で同様の診療を受けておられる方や、時々風邪症状で受診頂いているけれど定期的なご受診でない場合には、現在のところお受けすることはできません。自治体の集団接種でのご予約を取ってください。(疾病の関係などで、どうしても個別接種をご希望の場合には一度当院を受診してください。その上で判断いたします。その際にはできれば主治医からの情報提供書やお薬手帳などをご持参ください。)

 

なぜこのような取り扱いをしているのかと申しますと・・・まずは普段から診療をしている「かかりつけ患者さん」に一定期間内にすべて接種するのが主治医である「かかりつけ医」の役割であるとされているからです。国や自治体からもそのように要請されていると認識しています。みなさんが個別接種を望まれるお気持ちは理解しますが、当院は日々の診療・発熱者への対応・訪問診療の継続の役割に加えて、今回のワクチン接種業務を行う関係で、どうしても一日にこなすことができるワクチン接種人数には限りがございます。まして3週間の間隔で2巡(2回目の接種)しないとなりませんので、かかりつけ患者様への対応だけで手いっぱいなのです。かかりつけではない方へのご希望をも、お受けしたい気持ちは、職員一同やまやまではございますが、やむを得ず現在のような対応でしか業務がこなせないのです。私もお断りしないといけない場合には、本当に心苦しく申し訳ない気持ちで一杯です。どうか上記の内容をご理解の上で、どうぞご協力賜りますよう切にお願い申し上げます。すべての方のご希望に添えないこと・・ひとえに私の不徳の致すところでございます。どうぞお許しください。

 

please try to stay calm

4月14日 水曜日

先日の会議では予防接種受付開始後の心配事などについても議論しました。うちでも話題になっていたのは電話回線パンク問題です。パンクは大袈裟かもしれませんが、予約開始と同時に問い合わせ電話で他の外線が繋がりにくくなると言うのは十分に想定される範囲です。私の所有していた予備の携帯電話で、あまり使っていなかったけど、すぐに解約すると履歴に傷がつくかもしれませんと言うショップ店員さんの一言で置きっぱなしになっていたのが活躍してくれそうです。もっとも参加者の先生の一人が、少し前にNTT固定電話の回線を複数にしていましたと仰っていたのは慧眼かなと思いました。一つの番号で3つくらいの回線を確保できるそうです。知らんがな・・・そんなんできるって。河野大臣教えといてよ〜(;o;)

ともあれ、薬剤はひとりひとり、必ず希望される方には配分されるとのことです。是非とも・・慌てず冷静に行動しましょう。

今日の一曲(今コレ聴くしかないな・・編)  ♬  できっこないをやらなくちゃ –  サンボマスター ♬  クリックしても音源はありません・・・・

 

りくつがだいじ

4月13日 火曜日 あめ

久しぶりの雨模様です。昨日は夜に臨時の会議がありましたので遅くに帰途についたのですが、風が強く、これは荒れそうだな・・・と言う予感がありました。

さて、やはり診療も頭の中も感染症と予防接種のことで半分くらい占められています。多分頭をかち割って調べると8割5分くらいかもしれません。今朝のとある祇園の店主さんのツイートが現在の世相をうまく言い表していると思いましたので今日はそれでおしまいにしたいと思います。

聖火リレーできるんなら葵祭できるんじゃねえの

何事も決め事には、それに至る理路と言うものがあるでしょうし、その理屈がある程度、なるほどと頷けるものであって欲しいなと感じています。

野山に行くときは

4月12日 月曜日

お天気の良い週末でした。感染症さえなければ各地は大賑わいの人出となったのでしょうけれど。密を避けて屋外に家族で行楽に出かけた方もいらっしゃるのではないかと思います。この季節は植物が芽吹き、動物たちも活動を開始する時期でもあります。野山に行かれる場合には、マダニに気をつけていただきたいです。それほど山奥へ行くわけではない場合でも、その地域に鹿や猪が生息しているのならば、動物がマダニ虫体を体にくっつけて来ますので、それが草むらに残ってしまうこととなります。子供たちが遠足などでちょっとした郊外に出かける時にも、十分な対策を講じた方が良いかと思います。

ダニ媒介感染症 厚生労働省のサイトへのリンク

山ありダニあり・・・原っぱに行く時には、手足や頚部を露出せずに、ディートやイカリジンの入った虫除けスプレーを十分に効かせていくことが大事です。

蓋棺事定

4月11日 日曜日

珍しく週末の好天です。残念ながら今日はお仕事ですが・・・ 少しドライブの時間があったのですけど、取りためておいたインタビュー番組のポッドキャストを聴きながら走りました。多分元はラジオ番組だと思うのですが、私の原点・視点という葉千栄さんのインタビュー形式のものです。毎回色々なゲストを招いて、主に今あるその人の原点となるお話をされるという内容です。今回は精神医学の和田秀樹さんと、ライターの佐々涼子さんのものを聴きました。和田先生はエッセイをいくつか読んだことがありますが、この番組では日頃先生が接しておられる高齢者、特に認知症の患者さんへの診療から思うところを述べられていました。新しく「蓋棺事定」という言葉を知りました。あるいは「蓋棺定論」とも言うそうです。中国の詩人杜甫の詩作がその由来だそうですが、要するに「人に対する真の評価は、生きている間のものだけではなく、亡くなってから(棺に蓋を閉じられて)初めて定まるのだ」と言う意味です。ひいては、いかに困難なことがあっても、途中でふてくされたり、諦めたりするのではなく、人生終わりになるまで投げ出さないようにと言う含意もあるようです。番組では、例えば会社や組織で偉くなった人が、高齢になって介護が必要となった場合に、その人に対する人々の気持ちは、若い時にしてきた行いによって決まるのではないかと言うことを述べておられました。上にペコペコして、下に偉そうにしてうまく出世街道を勝ち抜いてきても、それはそこまで、晩年に人に慕われてこその人間の人生ではないのか?と言う問題提起はなるほどなと思いました。それなら、自分よりも下の世代や若い人たちの面倒を良くみて、いつまでも多くの人に気にかけてもらえるようになることで人生の蓋を閉じるときに、惜しまれてこその人間の生き方ではないかということ、早朝のドライブで大変勉強になるインタビュー番組でした。さてと・・・また1週間、がんばりましょうかね・・・

今日の一曲(私の原点 編)  ♬  into the Arena –  Michael Schenker Group ♬  クリックしても音源はありません・・・・

 

四九の日

4月10日 土曜日

起床してすぐにどれどれ・・と思いながら、マスターズ中継を見てみました。なんと松山選手の13番ホールのイーグルにでくわしました。ゴルフは見る専の私ですが、現在5位タイ・・・期待ですね。さて、昨日は4月9日でしたが、しきゅうの日ということで、子宮頸がんワクチン啓発団体「みんパピ!」の一大広告が新聞に打たれていたとのことです。夜にはタレントの方を迎えてYouTubeでのトークライブも開かれていましたので少しだけ視聴してみました。当院でも昨年10月頃から結構な人数の子宮頸がんワクチン接種を行っています。このワクチンは、他の感染症予防のワクチンと異なり、ウイルス感染症を予防することで将来の発がんを予防することができるという大きなメリットがあります。私は希望される方が受診されたときには、十分にその点も含めて、今までの経緯とともにお話しています。予防接種というと親御さんに引っ張られていやいや・・・というイメージがあるのですが、このワクチンの対象者はもう中学高校生となりますのでそれではいけません。ご本人が十分に判断できるご年齢ですので、ワクチンの意義を理解して頂き、よし!それなら・・・という気持ちになられたら接種しましょうということにしています。疼痛に関する副作用は大なり小なり心因的な要素が関連しますので、前向きに、積極的に接種を受けることは、これらの副反応を予防する上でとても大事なことだと考えています。無事接種を終えた方には「やりましたね。これで将来罹患するかもしれない癌がほぼ一つ消えましたよ(^^)」とお伝えします。副反応の可能性は慎重に検討せねばなりませんが、がんを予防することができるという稀有なワクチンであるということにも同時に着目して頂きたいと考えています。

 

よえかみ

4月9日 金曜日

月初めの金曜日です。天気の良い日が続いています。

相変わらず情報源はスマホとラジオの私です。先日のラジオ番組での話題の一つに、今のプロ野球観戦事情が取り上げられていました。コロナ禍での野球場のコードがあって、いわゆる鳴り物や大声を出すことが禁じられているようです。球場への観客収容数も確か1万人を上限として制限されているように思います。ぎゅうぎゅう詰めではない、比較的ゆったりとした環境で、静かに野球観戦ができるという、今までにない状況のようです。観客の叫び声がない代わりに、ベンチの選手の声だったりヤジだったりが良く聞こえるそうです。また、プレー中の選手や審判の声だったり、投手の投げたボールがキャッチャーミットを鳴らすドスンというものであったり、かつての状況だと耳に届かなかった音を感じることができて、また違った野球観戦の味わいがあるのだそうです。かつてのややうるさいとまで感じることがあった(?)、ファンクラブなどの方が発するコンバットマーチとかがなくなった現在、静かに選手たちの集中している姿や音を楽しむ野球観戦・・・いつ行くの?今でしょ。(私は行けませんけどね)

今日の一曲(メロディに歌詞をはめるの難しそう・・・編)  ♬  Rolling in the Deep –  Adele ♬  クリックしても音源はありません・・・・

 

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