京都府与謝郡与謝野町 内科・外科・リハビリテーション科・在宅診療 いとうクリニック

ふくろうくんのブログ

people make mistakes

3月14日 木曜日 また寒い・・・

朝から路面が少し凍りついていた。ひょうーてんかだった・・っていうことですかね。みんながもうすぐ春かな〜って油断している時にきた神様のいたずら。インフルエンザもなんだかまたちょっと局所的に暴れていらっしゃるようです。卒業式のシーズンなのに・・・。12時30分に午前中の診察を終えて、10分でインスタントラーメンをすすりながら見たテレビでは・・予想通り薬物使用疑惑の芸能人のバッシングニュースでした。ま、そんなものに手を染めた意志の弱い人間が一番悪いんでしょう、という主張にはなかなか反論の糸口は見いだせないのですけど、何となく小生の心の中に渦巻く”みんなそれで良いのか?”魂。プレッシャーに押しつぶされて、薬物依存に走ってしまった没落の人生・・というストーリーに落とし込むとそれはそれで一つのお話が完結するのですけど。それとは別に薬物依存症の報道に関するガイドラインなどもあって、それと現実の報道のギャップも考えると、心の中に生じたはてな(?)は増殖し始めるのでした。自分も心の弱いところがたくさんあるし、依存しているのかなーって感じているもの(違法なものはないけれど)いくつかあるものですからね・・。それを考えると自分ならテレビのコメンテイターみたくきっぱりと断罪するようなコメントはできないなと思いながらラーメンを食べ終わりました。ほんでから往診・・・!

せやろがいおじさんにここはご登場いただくこととしますね。

かの俳優さんの過去のCM、奥さんに教えてもらいました。東京ガスのやつですけど秀逸な作品です、終わりがせつないんですよ。時間があればまた皆さんもみてみてくださいね。バッシングされてはいるけれど、よく考えると特別にそれで被害を被った人はいないのですよね(間接的にとかなしで)。他にあったsexual assaultの事件とかとは、また別なのかなと思っています。

 

 

レミオロメンの日

3月9日 土曜日

早いもので、受験のシーズンもそろそろ終わりを迎えていたのですね。入学前の健康診断にクリニックに何人か来られています。中には長年住みなれたおうちを離れることになる新大学生もおられますし、新たな生活に少し不安もあり楽しみでもありという心境なのでしょう。同伴の親御さんもそのご表情から、ホッとされたような、寂しいような複雑なお気持ちが伺えます。どうぞ皆さんお体に気をつけて、新しい生活を楽しんでいただきますように。それから、残念ながら今年は良くない結果に終わった方も、長〜い人生、受験なんていうのはほんの一瞬の出来事です。一旦気持ちを落ち着けて、また次の目標に向けて頑張りましょう!

医療関係の学部に進学される学生さんたちに課される準備事項の一つに、感染症抗体検査と予防接種があります。主として小児期に受ける予防接種の履歴や、現在の血清抗体価に基づいて必要な対策を行います。私の世代にはこんなのはなかったんですけど、時代は変わりました(良い方向に)。

各学校や施設によって基準と抗体検査方法が異なるので、確認作業が結構大変です・・・。病院では日本環境感染学会のガイドラインを参考にされていることが多いと聞いています。母子手帳のワクチン接種記録はとても大切ですので大事に保管しておきましょう!

大人って大変・・・(汗)

3月6日 水曜日 雨

この歳になって、恥ずかしながら・・大人って大変だなーって最近思っています。何となれば・・自分はまだまだ大人ではないなーって思いながら過ごしているのに、気づいたら大人としての振る舞いを要求されているのですから・・・。皆さんもご経験があると思います、先輩って大人だなーって思っていたのに、自分がいざその学年になると、え?意外と自分ってまだまだ子供やん・・っていう感想を持つこと。見かけとしての!大人の振る舞いを要求されるだけならまあ良いのですけど、大人として子供に相対することとか、それなりに指導的役割を求められることが往々にしてあるものですから困ってんですよね。その対象が自分の身近になればなるほど大きくなりますね・・・その困り度が。冷静さが要求されることとなりますよ、そんな時。日本を代表する自動車メーカーの騒動について動きがあるようですが、新規担当された有名な弁護士さんの記者会見を拝見していると、その傍らにおられたのはその方の娘さんでした。色々と考えさせられる今日この頃です。

あ、これその方のご著書ですね。引っ張り出してきてまた読んでます。別にこの裁判がどうだとかこうだとか論評するつもり(能力も)はありませんので・・・誤解なきように。あくまでも親と子の話題つながりでちょっと気になったものですからね(^^)

人生会議って・・

3月2日 土曜日

立ち寄ったガソリンスタンドではすでにノーマルタイヤへの交換が行われていました。今年は雪が少なくて本当に助かりました。アメリカではまた暴力的な!寒波がやってくるらしく大変なことになっているようです。最近院内で購読している週刊誌の特集が毎回いわゆる終活関連のことが取り上げられているようです。バックナンバーをみてみると・・・

”いい遺言が妻や夫、子を守る”  ”死後の手続き Q&A30問”

”夫や妻と死別後の手続き”  ”葬儀をせずに幸せに逝く”

”困る前に整える死後の手続き”  ”生前にできる死後の手続き”

”書き込み式死後の手続き”  ”体とお金の老化に備える”

ほんとに毎回こうなのでよほど読者の関心が高いことなのでしょう。先日、人生の最終段階における医療・ケアについて事前に話し合う仕組み(いわゆるアドバンスケアプランニング)についての勉強会に参加してきました。この取り組みについての愛称を「人生会議」に決定したとの厚生労働省の発表がありましたが、こうやって終末段階の医療や介護についての国民の認知度を高めていくという取り組みなのでしょう。それはとても大切なことだと思います。実際の医療の現場でもそういった患者や家族の意思決定が今後重要視されていくと思います。一方で、それに負けず劣らず大切なことは、それに至るまでの人生をどう(よく)生きていくのか、ということなのだろうと考えています。自分勝手に人生を送っておいて、最後は宜しくお願いします・・というのはなかなか難しいでしょう。よりよい終末期を過ごすということは、とりもなおさずよりよい人生を送ってこその事なのだ、ということを考えないといけないと思います。家族を思い、コミュニティを思い、世の中のことを思いやりながら人生を送ることがあってこそ、皆に惜しまれながら人生を締めくくっていくことができるのではないでしょうか。終活というと、年齢75歳をすぎてから大慌てで取り組んでいくというイメージもありますが、よりよい人生を送っていくというのは子供の頃からの教育に関わる、私たち皆が共有できるもののはずです。お正月にとある社会学者とメディアアーティストの方の対談が話題になっていました。終末期1ヶ月間にかかる医療費が無駄ではないかという観点で語られているものでした。経済を軸に医療を語ると、どうしてもある一定の方向に議論が収斂していってしまいがちです。生産性とか効率とかが優先される経済と、個性とか人間の尊厳とかを重視する医療はもともとあまり親和性が高くないものどうしなのでしょう。医療を生業にしている立場でモノを申すと、我田引水という批判のそしりを免れないのですが敢えて言うと、「食べられない、呼吸も自分でできない、でも生きている存在」に癒される、あるいは励まされることがあるわけでして、まさに一個の人間として生きている価値があるのではないでしょうか。最後の1ヶ月間の医療だって、或いは、とかく悪者にされがちな人工呼吸器や胃ろうだって、十分に適応を吟味してうまく利用していけば、形式でおざなりの労働生産性や経済効率といった言葉をはるかに上回る価値をそこに見出すことができるのだと思います。健康な人も、病気を持っている人も、人間とは少なからず、”他人に迷惑をかけながら生きている”存在なのです。生産性や労働価値だけを基準に人間の存在意義を考えるのではなく、もう少し社会的包摂を重視した議論をしていっても良いのではないでしょうか。

北米の気温・・-35℉って・・・

定点観測デス

3月1日 金曜日

歳を経るごとに月日の経つのが早いと嘆いておられた方がおられましたが、確かにそうだな。すでに3月ですか・・。そういえば、先日は近隣の連携の方とご一緒に食事をしてきました。色々と地区のモノゴトとか、日々の出来事とか、意見交換できました。なかなか有意義でした。他の職種の方の意見に耳を傾ける機会はこれからも積極的に作っていきたいです、ハイ。外科医をしていた頃には、長い手術が終わったら、みんなで毎日夜遅くに食事(という飲み会)してたんですけど、今となっては夕方のお仕事が終わったら疲れたなーとなっておうちに帰りたくなるんですね。なので年に数回あるかないかの1日でした・・。体力低下を実感する今日この頃・・トホホ。

時々当サイトにアクセスして頂いている方からリクエストがありますのであげときますね・・・今読んでるやつ(定点観測?!)。橋本治氏の著書がほんっとにたくさんあるので、今更ながら本屋さんに行っては一つ一つ手に取ってます・・「み〜っけ!」。アマゾンなら翌日配送なんですけどね・・・それでも、このお目当の本を探す過程が楽しいのですよ。てくてく足を運んで書架を覗き込む! この短編集の冒頭の作品「暮色」の一頁目がもうそのまま頭の中に入れておきたいくらいの名文だなーって思っています。ご興味のある方はぜひ本屋さんへ!

 

 

先人の教え

2月19日 火曜日 雨・・?

雨が降っていたのかどうか・・知らないけど道はぬれていました。どの程度降っていたのかしら・・わからない。天気に注意をしているようだけど、実はあんまり気をつけていないという私の実態です。でも往診の最中にカメムシに遭遇したのはなんだったんだろう・・・。今の時期に??

平川師匠の教えの一つに・・・事業経営者(?)だったかな、何かをしようとするときに、その継続性あるいは実行に移すかどうかの決断をするときの目安にすること。たとえその事業をやる人間が自分一人になったとしても、やるつもりがあるのかどうか。これで私の思いつき実行計画は頓挫するものばかりとなるのですが、過去の動画でおんなじことを言っている人をみっけました→小田実さんです。なんか面白かった・・なるほどー

それから動画つながりでもひとつ・・・。故後藤田官房長官の五訓です。

1 省益を忘れ、国益を想え

2 悪い本当の事実を報告せよ

3 勇気を持って意見具申せよ

4 自分の仕事でないと言うなかれ

5 一旦下った決定には従い、命令は実行せよ

なるほど〜

今の政治家の皆さんに聞かせてあげたいことばっかだな。もちろん自分の頭にもしっかりと叩き込んで・・・やっていこ〜 (せやろがい!)

P.S.せやろがいおじさんって、みなさんご存知ですか・・・?

ではどうすれば良いのでしょうか?

2月17日 日曜日

お当番日ですので朝から診察(外科当番)しております。

はしかは近畿で続発の報告があるようですね。生年月日によって過去のワクチン接種歴に違いが生じているので、みなさんも是非母子手帳などでご自分の接種状況について確認してみてください。特に1990年4月2日以降の生まれの方は1回しか予防接種を受けておられない可能性が高く、十分な抗体価が得られていないかもしれません。病院で血清抗体価についての検査を受けるか、予防接種を受けるかなどの相談をしてみるのも一つの方法です。風疹も同様の年代で接種回数が1回だけの可能性が高いので、2種類の混合ワクチン(MRワクチン)を受けておくのも検討すべき選択肢となります。風疹の抗体検査や予防接種については現在京都府の施策として妊娠希望の女性で抗体価の低い方と、その方の同居者に対する費用助成がありますのでこちらもご参照ください。尚、妊娠希望女性とは関係なく昭和37年4月2日から昭和54年4月1日までの生年月日の男性に対する抗体検査とその結果に基づく予防接種の助成もまもなく開始になると思います。今後の自治体の広報などにご留意ください。

はしかの発生

2月14日 木曜日

バレンタインデーのためのお買い物にまつわる出来事です。11日にあべのハルカス近鉄本店で開かれていたショッピング会場で従事しておられた方がはしかを発症したことがわかったとのニュースが流れています。その後新たに5人の感染者が発生したとのこともあり注意喚起がなされています。今月この界隈にお買い物に行かれた方は注意が必要ですね。2−3週間の間に発熱や風邪症状が出た場合にはまずは保健所もしくは医療機関に電話で連絡されるのが良いかと思います(行くのではなく、まず電話が無難かな?)。水ぼうそうとか結核などと同様、はしかは空気感染ですので感染力が大きく、注意が必要です。

穏やかな日と悲しいことと微笑ましいことと・・

2月1日 金曜日 雨

往診の合間に車の給油に立ち寄ったガスステーションでは「今年は雪が少なくていいですよね、皆さんこれで今年の冬が終わってくれると良いなーって言っておられますよ」とのこと。確かに全国的な大雪の災害も今の所聞きませんし、当地も積雪がなく穏やかに時が過ぎています。相変わらず感染症と闘いの毎日ではありますが・・。いっぽう世間では、大人の勝手な暴力の犠牲になった小さな命の報道に大そう心を痛めたりしています。これについては色々と思うところもあるのでまた整理してブログにアップできればと考えています。

相変わらずQueen探索の心の旅は続いています。レディーガガのキャラクターにもだいぶんやられてはいますが・・。VOGUEという雑誌の動画で〇〇にきく73の質問シリーズがとっても面白いです。字幕付きで見られますので一度ご視聴あれ(^^)。ところで!最近わかったのは、四人が祈るようなジェスチャーをしている写真のジャケットのアルバム「QueenII」がかなりの名作だなって言うこと。いわゆる出世作は入っていないようなのですけど、とってもびっくりな曲構成です。とりわけOgre Battleっていう曲の出だしの破壊力が・・・。Ogreってシュレックのことでしたっけ・・・?

なおみさんのインタビューがまたなかなか秀逸です。

グッドモーニングアメリカっていう朝の番組ですね。朝の番組っていうと、小生が滞在していた時によく観ていたのはTODAYっていう NBCの番組でしたけど・・(Katie Couricっていう女性キャスターが有名でした)。インタビューでは、国籍がどうとかって触れられていないようです・・全部観ていないのではっきりとはわかりませんが、少なくとも日本での報道みたく、日本語で気持ちを喋ってください、とかくだらない質問がなかったですね。

それで、何かを目指す人に送るあなたからのひとことを問われた時の、彼女のなるほどなーの言葉

Never give up and don’t compare yourself to other people.

これは素晴らしい。わたしも診察の時によく言ってます・・人と比べたり、他人のことをあれこれ言ってはダメですよーって。半分自分に言い聞かせてるのですけどね。これ生きていくためのマナーであり、同時に極意じゃないかな。

 

we will be paid back…

1月29日 火曜日

やはり今年は積雪が少ないですね。降雪には、海沿い中心と山沿い中心の区分けに分かれる傾向がとりわけ濃い年があるな・・・という小生の経験則はそれなりに今のところ正しいようです。もちろん今年は山沿い中心の年。昨今色々なニュースがありますけど、今日飛び込んできた訃報はとても残念なものでした。作家の橋本治さんです。東大の学園祭のコピー「とめてくれるなおっかさん 背中のイチョウが泣いている・・」はあまりにも有名ですね。彼のエッセイにはいつも、自分の体調が不調であることが書かれていたのですけど、まさか・・・早すぎますね。また一人、地に足のついたインテリジェンスを失いました。しばし積読本を引っ張り出してきて読みたいと思います・・・合掌。

色々なニュースの中でもう一つインパクトの大きいものはやはり・・・統計の問題でしょうか。よもや国の行う統計の信用性が揺らぐようなことが起きようとは・・・。医学を勉強していると、統計というものの大切さはことさら感じているところです。疫学・・病気の原因探索から予防、治療方法の開発に至る全ての過程に統計が必要欠くべからざるものであるわけでして、当然社会保障の政策決定の論拠となるべきものが統計なのですね。なしてこのようなことが起こっているのか、これを見過ごしているようでは、いずれ手痛いしっぺ返しをくらいますよ・・・。

 

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