京都府与謝郡与謝野町 内科・外科・リハビリテーション科・在宅診療 いとうクリニック

ふくろうくんのブログ

ことば

8月10日 月曜日

朝からお仕事一件あり、その後はのんびりスライド作ったり、本を読んだり、これから一本映画をみるつもりです。先日先輩の先生とメールで近況を交換したのですが「普段はスタンダード・プリコーション(標準予防策)をしていれば十分だと思います」と書いておられたのを拝見して、何となく自分の中の普段の不安感も減じています。やはり冷静にできることをすれば良いのだと再認識しました。それでも人なかにはあまり出ないようにしています。人なかで思い出しましたが、この地域に来て初めて聞く言葉はいくつかあるのですがこの「人なか」を使う言葉もその一つです。みなさん人なかに出るというのを「人なかする」と動詞化して仰います。初めはなかなか慣れなかったのですけど、今では患者さんとの会話なんかで自分の口をついて出て来ることもあるくらいです。このワード、結構使用頻度が高いのです(わかる人にはわかりますよね〜)。名詞を動詞化するのは英語でもよくあると聞きます。google it(検索すること)とかemail me(メールしてね)とかいくつも例を挙げるのに困らないですし、そもそもwaterとかrainとかいった基本的な名詞もそのまま動詞にもなっていますよね。言葉って生き物みたいなもので、色々と時代とともに変化しますね。よく若者言葉とかって批判的に言われることもあるのですけど、その中から定着したよなっていうのもたくさんありますからね。そういうのを初めて自分で意識したのは私の場合はたぶん「めっちゃ」ていう形容詞だと思います。使われ始めた当時(勝手に自分でその頃と思っているだけかも)は、結構批判的なことも言われていたような気がします。その派生語がまたバラエティに富んでおり・・今まで聞いたものでは、むっちゃ・めっさ・むっさ・ごっさ・めっちゃんこ・・・・数限りなくあります。誰が一番はじめに言い始めたんだろ・・・

Fat Man

8月9日 日曜日

75年前に起きたリアルですね。

さて、日曜日の朝はコーヒー淹れて、アルファステーションの後藤さんのまったりとしたトークを聴くのが定番です。ときどきリクエストしています。今日はかかるかな・・・レッドツェッペリンはちょっと朝にはピックアップされにくいか。HRでもレインボーのストリート・オブ・ドリームスくらいにしとけばよかったな~。じゃ・・お掃除でもしながら読書の一日でも。

そういうことか

8月8日 土曜日

昨日は診療後に修理の終わったパソコンを受け取りにお出かけしました。正確にいうとパソコンの修理が終われなかった・・なのです。メインボードを交換しないといけないのですけど、ログインパスワードがわからないという状況に陥ったのです。シブシブ一旦取り下げということに相成りました。帰りに立ち寄ったスーパーで知り合いの方にお会いしました。冷凍餃子を作りますっていうメッセージをもらったのですが、なんで冷凍餃子だったのかようやく今朝わかりました。話題になっていたのですね。お母さんが冷凍餃子を簡単に手を加えて食卓に出したことに対しての賛否両論があるのでしょうか?詳しく追っていないので具体的には知りませんが、想像するにそういうことなのでしょう。家族の食卓に手抜きの冷凍餃子を出すとは何事か・・みたいな?みなさんそれぞれのご意見があるのでしょう。私の中にも、今から思うと昔の自分は頭カタかったよなあ・・・みたいなことがたくさんあります。ちなみに・・・アメリカにいた頃の参観日に目にしたみんなのランチはコレですぞ ↓

パックにしてウォルマートにたくさん並んでいるのです。リッツクラッカーみたいなのと、その形にきってあるハムとチーズのパックですね。他にも色々なバージョンがあります。自分で重ね合わせて食べるという手作り感・・・。日本から来た私たちにとっては初めは衝撃的でしたが、子供に持たせると嬉々として喜んでいるという。

lunchableというネーミングがまた秀逸で、ランチに・・なるんだよ、みたいな。これでいいのだ

それでは今日から連休の方も、お盆休みが続きま〜すという方も、まだまだ仕事っていう方もどうぞお身体に気をつけてお過ごしください。当院は・・日月とお休みで、火水木は平常通りで、金土日とまたお休みをいただきます。全力で頑張るぜ!!ほな

無題

8月7日 金曜日

昨日は夜遅くまでオンライン会議なるものがありました。色々と実りあるお話を伺うことができました。

会議を終えて小生の一言・・・感染症指定医療機関に是非とも経済的支援(補助金です)をぜひ手厚く施してあげて欲しいです(開業医には不要です)。彼らは周辺の他の医療機関が拒否されている中で、孤軍奮闘頑張ってくれています。数カ月に渡る緊張感に職員は知らず知らずに疲弊しております。経済回すというのももちろん大切ですが、その前提は皆の健康安全です。その牙城が苦しんでいますよ、頼みます!以上マル

は〜・・・帰ってきてからはちょっとラジオを聞きながら寝転んでいるうちに寝落ち・・。おかげでたくさん眠れましたので、寝覚めスッキリです。時々週刊モーニングという漫画誌を読むのですが、今週号は風太郎不戦日記という不定期特別寄稿がありました。山田風太郎さんの著作を元に作られているのですが、そこで建物疎開という言葉を初めて聞きました。学童疎開はもちろん知っていたのですが、重要な建物の周辺の住宅・民家を取り壊し空き地を作ることで、重要施設への延焼を防ぐというのがその目的であったようです。国によって指定された対象住民への補償金は十分なものではなかったようです。昨日は朝の始業前に、広島の平和式典をネット中継で見ていました。黙祷の時の鐘の音に、蝉の鳴き声が干渉を起こして一定の抑揚のリズムを作って聞こえてきたのが頭に残りました。今年は感染症対策もあって入場制限が施されたため、例年の1割の出席者だったそうです。変わらないのは強い夏の日差しと蝉の声ですね。戦没者・被爆者のご冥福をお祈りします。

 

暑くなってきましたので、熱中症・脱水症・感染症対策、くれぐれもお身体お大事にお過ごしください

都市はひっぱく

8月6日 木曜日

午前8時15分 黙祷

さて、昨日の夜のラジオでは都内感染症指定病院の医師(呼吸器科、救急科)の二人のインタビュー特集が組まれていました。現在の医療体制は?との問いに「逼迫しています」と断言されていました。行政からの発表では、病床使用率などを根拠にまだ余裕があるとのメッセージが出されていると思います。実情はというと、もう少しというかかなりの危機感を抱いている様子が伺えます。徐々に人工呼吸器の使用率が上がっていることもさることながら、今回と4月当時との大きな違いに、他の救急疾患の増加があるそうです。緊急事態宣言下の自粛生活では、交通事故などの件数も少なかったようですので、その他の緊急疾患への対応が減っていたためコロナ対応に全力投球できたわけです。しかし現在は、それなりに通常の生活や経済活動を行なっている状況ですから、色々な救急疾患で病院に搬送される患者さんが増えているのです。さらに、例えば自宅で動けなくなっていた、とか交通事故に遭った患者さんでも、背後にコロナウイルス感染症が隠れているかもしれないという前提で全てを進めていかなくてはいけないので、なおさら手がかかるわけですね。収容できる病床数にゆとりがあったとしても、マンパワーであったり、人工呼吸器の数であったり、重要なファクターはいくつもあると思いますので、すでに現在は逼迫と考えておいて間違いはないと思います。あ、これはあくまでも東京のお話ですので、当地の状況は全く異なると考えてくださいね。

 

いつもいつも他の媒体依存ですみません。実際の現場の先生方の静かな語り口を聴いてみてください。控えめながらも彼らの心の叫びみたいなところも感じられます。秀逸なインタビューであると思いました。うがいについても知見が得られると思います。お昼の番組もこういう冷静な作りを真似てもらいたいものだニャー(=^ェ^=)

リンクの途中くらいの黄色いバナーからどぞ↓

 

【音声配信】特集「新型コロナウイルス、現場最前線~病院内で何が起きているのか?」出雲雄大×鷺坂彰吾×荻上チキ▼2020年8月5日放送分(TBSラジオ「荻上チキ・Session-22」22時~)

猛暑日の予想

8月5日 水曜日

今日は暑くなりそうです。予想最高気温が京都は38度と表示されていました。最近工事現場で作業をしている方の服装を見ると、夏なのにモコモコした感じでダウンジャケットのように見えることがあります。この間診察で知ったのですが、内部にファンを回して冷気を送り込んでいるのですね。確かにこの気温下で屋外作業は熱中症のリスクがあります。かなり効果があると仰っていました。大雨から一ヶ月経過した被災地の復旧作業もまだまだ続いていると聞いています。みなさんお気をつけて・・。明日は8月6日です。東京大学の渡邊英徳先生の取り組みに、戦前戦後に撮影された写真をAI技術でカラー化してデジタル記録に残すというものがあります。白黒写真だとなんだか遠い昔の記憶で過ぎ去ったことと捉えられがちなのですが、カラー化することでリアルな少し前の私たちの世界という感じがグッと増してきます。戦争を後世に語り継ぐのにとても意義のあることにも繋がっていると思います。「AIとカラー化した写真でよみがえる戦前・戦争」・・今年の夏の課題図書になりそうです。

 

 

ヒロシマアーカイブ

ナガサキアーカイブ

ネタなしちゅうずでい

8月4日 火曜日

診察室のエアコンが不調なのでご迷惑をおかけしています。周りから冷気を呼び込むシステムを確立しておりますので(笑)お気付きでないかもしれませんが・・。もう8年を過ぎましたので色々な機器が不調の声をあげているようです。しょーがないやんか、イライラせんとこ。今日は時間とネタがあまりないので、最近凝っている食べ物について少しだけ書いておきます。朝は早めに起きるのですけど、書類とか事務作業をする時間に充当しているので、朝食はあまり時間がゆっくり取れないです。で、最近多用しているのは、オートミールです。大きめのお椀にオートミールを入れて、お茶漬けのふりかけを一食分放り込んでまぜまぜした後に沸騰させたお湯を入れてちょっと待つ。水を入れてチンでもいいです。はいただそれだけですが、オートミールが色々なビタミンとかミネラルとか食物繊維とかを含んでいると思うので悪くはないのかなと考えています。トッピングには色々工夫ができます。あとは・・・食パンを焼いてバターとさらにピーナッツバターを塗るという古典的なものも時々食べています。休日はそれに卵とか野菜が加わり、コーヒーも飲みながらゆっくりと過ごしています。今日も毒にも薬にもならない読み物をお届けしました。現場からは以上です。

はたらくこと

8月3日 月曜日

事務仕事の合間に本を読んでいたのですが、昨日は「ブルシットジョブ」というなかなかに辛辣な単語を知りました。邦訳はクソどうでもいい仕事っていう意味です。「負債論」を著した、数年前のoccupy wall street運動の元アクティビストで社会人類学者でもあるデビッド・グレイバーが唱えたセオリーです。アマゾン書評欄から引用すると・・・ブルシットジョブの5類型:①取り巻きが誰かを偉そうに見せることで気分をよくさせるために存在する太鼓持ちの仕事 ②雇い主のために他人を脅したりするチンピラの役割の仕事 ③永遠に続く組織の欠陥を修正し続けるための仕事 ④書類穴埋め人、組織が実際にはやっていないことを、やっていると主張するために存在している仕事 ⑤他人に仕事を割り当てたり、管理するためだけに存在する仕事(中間管理職)

どうでしょうか?まだグレイバーの著書は読んだことがないのですが、なかなか面白そうな視点で書かれた著作であると思いました。そもそもはたらくことが美徳であると考えられだしたのも、そう昔の話ではないようです。ギリシャの都市国家では奴隷や最下層の人たちが苦役として労働させられていたので、その頃の上層階級の人々はお茶を飲みながら(?)政治や学問の話をしていただけなのですね。仕事は卑しいものとされていたわけです。時は経ち、ピューリタニズムの普及とともに、禁欲や勤勉が労働とともに宗教的規範となり、仕事は良いものであると位置付けられ始めたようです。考えてみると、この度のコロナで浮き彫りになった問題の一つに、かつて合理化やコスト削減といった美名の下に削られてきた、公衆衛生に関わるポストや病院統廃合の影響があると思います。こうしたことはもちろん財政的な問題が背景にあるのでしょうけれど、万が一に備えて無駄を確保しておくということの重要性にようやく私たちは気づいたということですね。まあ昔から気付いて警鐘を鳴らしていた人はいたようですが。今は感染患者の収容のために、空床確保とか、施設拡充とか、増員を自治体から要請された挙句に、無駄が山ほど発生して大赤字を計上せざるを得ない状況に陥っている有床病院の苦境があります。もともと大きな病院ほど、収支トントンに近い状況での経営でしたからほとんど内部留保もない状態であったわけです。数ヶ月続く億単位の赤字は、私立病院なら即破綻に結びつくような状況なのではないかと想像します。他方で、いくらキャンペーンを打ってみたところで、それほど大きく揺り戻しがきて活況になるとは思えない状況でもあります。航空産業や輸送業も大きな統合再編や業態転換が今後生じざるを得ないのではないかなと考えています。やっぱりコロナの影響は大きいですね。

 

毎回大切な情報提供は他のメディアに依存するという傾向の当コーナーですが、現在「SNS医療のかたち」という動画配信が4人の先生方によって定期的に配信されています。そのうちの一人のほむほむ先生からの情報発信を紹介しておきましょう。赤ちゃんの気道閉塞の処置についての啓蒙です。もちろん私たち医療従事者でも、そのような事故に遭遇したらかなり動揺するのですが、冷静にやらねばなりません。万が一に備えて・・・

stay calm

8月2日 日曜日

梅雨明けした(ですよね?)途端に、猛暑日とかいう単語が飛び交っております。暖かい季節には感染症は広がらないのではないかというわずかな期待も砕かれつつある最近です。管内でも感染者が発生しています。今後も状況に応じた対応をしていかないといけないですのでまた考える日々が続きそうです。ただし、みなさんがやることは変わりませんので落ち着いて生活してくださいね。①人前ではマスクを ②人との間隔をとる ③換気と密閉空間に注意 ④体調が悪いときにはまずお休みをとる 以上です。ウイルスは屋外の風に漂ってやってくることはありません。人の口から出てきます。ウイルスは自分では増えることも動くこともできません。人が動かなければ拡がりません。よく確認されていない情報に踊らされず、人づてに聞いたことを無闇に他人には話すことはせず、地元で経路不明の感染者が発生している事が判明したときには、いつもの寄り合い集会はひとまず向こう2週間は辛抱しましょう。

さて、今年の10月から新たに定期接種に取り入れられるロタウイルスワクチンです。8月以降に生まれた赤ちゃんから対象になります。針を刺すのではなく、飲むワクチンですね。ぐびぐび飲むワクチン・・・もっと増えればいいのですけどね(実際には1.5〜2.0mlなのでぐびぐびではないですけど)。あとはおたふく風邪か〜、それと9価の子宮頸がんワクチンが定期接種に使用できるようになるとほぼ完璧かなと思います。

お天気の良い日曜日ですが・・・月末月初のおしごとを一人黙々とやることになりそうです。では!

all the way from the equator

8月1日 土曜日

昨日知った面白そうな本「新敬語 マジヤバイっす 社会言語学の視点から」です。まだ読んでませんよ、もちろん。ラジオで紹介されていたのですがなかなか興味深い内容のようです。確かに最近よく聞きますよね、〇〇っす!ていう会話。若者達の間で流行する新語みたいなくくりになるのでしょうけれど、この語法はなんとなく可愛さや親しみの響きがあるように思います。ところで・・・ウナギの生態ってご存知っすか?先日スーパーでたくさん売られていましたが、養殖ウナギの稚魚であるシラスウナギの漁獲量が今年は去年の倍ほどになっているということだそうです。まあ数十年前に比べると激減しているので、絶滅危惧に挙げられているのですが。謎に包まれていたウナギの生態もかなり解明されているそうです。グアム島に近いマリアナ諸島の海域が産卵場所らしく、そこで孵化したレプトセファルスと呼ばれる幼生は赤道の海流から黒潮に乗って日本周辺の海域にやってくるのです。ここで黒潮の海流に乗る事ができるかどうかが彼らの運命を決めるようで、不幸にしてそれを外れると死滅してしまうとのことです。半年くらいかけて大きくなりながら、約3000海里もの長旅を生き延びてやってきたシラスウナギたちは捕獲され養殖されたのちに私たちの食卓に並ぶわけですね。無事成長した野生のウナギはまた産卵のためにその道筋を戻っていくということなのでしょうけれど、オスとメスがどのようにして巡り合って、どうやって回遊していくのか・・そのあたりの生態はまだよくわかっていないのだそうです。なんだかロマンを感じる話です。大事にしないといけないですね〜自然環境。それでは・・今日は朝からお天気も良いようです、みなさま良い週末をお過ごしくださいっす (^^);

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