京都府与謝郡与謝野町 内科・外科・リハビリテーション科・在宅診療 いとうクリニック

ふくろうくんのブログ

お勉強会②

11月10日 土曜日

お仕事が終わってからは災害対策医療関連についての講義に出席しました。昔から微妙に関わっていた分野なのですが、今回は京都から来ていただいた講師の先生方による座学とか実習形式の勉強でした。阪神淡路大震災に始まったこの分野ですが、福知山線列車事故(最近出版された松本創さんの著書があります)、東北の震災、熊本大地震など、災害医療の果たす役割は大きなものがあります。身近なところでは防災グッズの装備から始めて、地域の有事の際に備えて行かないといけないということで地区医師会でも取り組みを進めています。

奥さんのお勧めもあって観て来ました。

rating the very best….

仲間とか、家族とか、自由ってことの大切さを教えてくれる一本でした。じわ〜ん!

お勉強会

11月8日 木曜日

今日は比較的暖かく、訪問診療の車内は冷房であった。1日終わるとゴロンと横になりたいのをちょっと辛抱して・・近隣の病院での勉強会に参加した。二つの演題聴講してとてもためになる有意義なお話であり、参加して良かったなと思いながら帰宅。一つはお薬の副作用・依存・そこからの離脱について、もう一つは眼科領域の手術のお話であった。かかりつけ医をやっていると患者さんとは親しくなるので、どうしてもこのぐらいは大目に見てあげて・・という気持ちになりがちなのだが、やはり医療の原理原則をしっかりと持って、王道を行かねば! 耳の痛いお話をじっくりと聴くこと・・大事である。それにはとても時間がかかるというのが辛いところであるな・・・何か妙案はないものだろうか(多分ないけど)。

シーズン到来に備えて

11月2日 金曜日

今週はこれでお仕事終わりです。ちょっと開放感。インフルエンザワクチンの供給も特に今のところは問題なく、去年の騒動の二の舞は避けられそうな現状です。本格的なインフルエンザ流行期に備えてもいちど確認しておきませう・・・。2018/19 シーズンのインフルエンザ治療指針 by小児科学会

http://www.jpeds.or.jp/uploads/files/2018_2019_influenza_all.pdf

まずは手洗いの重要性と咳エチケット、有症状者のマスク着用が推奨されています。続いて主な論点が大きく4つ、⑴治療薬について ⑵薬剤耐性株について ⑶インフルエンザワクチンのこと ⑷シーズン終了後の総括 についての記載となっています。特に問題となる治療と治療薬のことについて以下まとめてみました。

治療薬は・・・

  • 幼児や基礎疾患があり、インフルエンザの重症化リスクが高い患者や呼吸器症状が強い患者に投与が推奨される。

 

  • 発症後 48 時間以内の使用が原則であるが、重症化のリスクが高く症状が遷延する場合は48 時間以上経過していても投与を考慮する。

 

  • 基礎疾患を有さない患者であっても、症状出現から 48 時間以内にインフルエンザと診断された場合には各医師の判断で投与を考慮する。

 

  • 一方で、多くは自然軽快する疾患でもあり、抗インフルエンザ薬の投与は必須ではない。

また、タミフルは生後2週以降の新生児から大人まで幅広い対象者に投与ができます。10歳以降の小児や未成年者に対する異常行動などの副作用については、タミフルに限った現象ではなく、インフルエンザ罹患後にはいつでも起こりうる症状として注意喚起がなされています(特に使用を忌避する必要はないということ)。また、今冬話題になりそうな予感のする1回の服用で良いとされる薬剤(ゾフルーザ)については、今年2月から承認がなされていますが、まだデータ不十分のため使用については検討中である、との記載です。

当院でも基本的には当指針に沿った診療をしていきたいと考えています。

やはりそうだったのか

10月31日 水曜日

だんだんと寒くなってきました。

結構な頻度でラジオのポッドキャストっていう録音版のようなものを聴きます。お気に入りのやつはとうきょうFMだったかな?とかTBSとかなので、ラジコっていうアプリを使ってネットで聴取するのですが・・。今日実は、前々から気になっていたことが話題となっていました。参議院の質疑で野党の質問者が発言されていたことです。医療費の改定が2年おきにされるということ、ご存知の方おられるかもしれません。これは毎回予算編成の時期、ギリギリの折衝で決定されるのが通例なのですが、実際には4月の診療からその決定事項が適応されます。よって電子カルテのレセプト(診療報酬明細)を入力するソフトに手直しを施すベンダーのエンジニアさん達は、その時期になると不眠不休で対応しなくてはならない・・というお話が紹介されていました。確かに、その時期になると何度も我々のところに改訂版のCDROMが送られてきては、えっちらおっちらとパソコンとにらめっこしていたので、大変なんだろうな〜と漠然と思っていたのですが、やっぱりそうだったんですね。そのことを知ってか知らずか、ともすると利用者の私たちは、やれ対応が遅いだの、説明書がわかりにくいだの・・ついつい文句を言ってしまいそうになるのですが、背景を知ると簡単に不平をこぼしても仕方がないのかなと考えたりします。もう少し先んじて決めることはできないのでしょうかね・・・国会の政策決定過程って。働き方改革とか言ってる端からモーレツな働き方を必要とするようなことを生み出しているっていうことに気付かされた議員さん達・・・(いたのかな?)。なかなか渋い内容の質問をされるなと感心した今日でした(支持率0と揶揄されている国民民主党の議員さんだったと思います)。時々国会の議論を聞いていますが、なかなか面白い時もありますね。大概は用意されたモノ読み上げてるだけだな・・って感じなのですけど。

犬の名は?

10月18日 木曜日

この数日は色々なネットワークを通じてお世話になることが多く、改めてそのようなものの大切さを実感した。体はちょっと疲れましたけど、こんなことするために毎日頑張ってるのだからな・・。合間に読んだ医学誌のコラム・・

https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMp1806388?query=featured_secondary

ある新米医師が発表した症例報告のお話である。犬の散歩の後に発症した胸痛で云々・・・と切り出したところ、上級医からの意外な質問に面食らう「・・ん、で、その犬の名はなんだったの?」その時には、何聞きよるねん?だったのが・・やがてどんな一言よりも大切なものになったとさ・・・。NEJM時々、というか定期的に読まな。

世界オセロ大会の最年少優勝のお話を耳にして・・・色々検索してみたら、お気に入りのライター小堺丸子氏のやつ発見す。昔から注目しておられたのですね・・。それにしてもANAの機長さんやるな・・・。

今日の記事・・・何のことやら意味不明(スミマセン)

HPリニューアルしました

10月12日 金曜日

HPをリニューアルしました。

何をどう変えたかですか・・・? ”今風(いまふう)のやり方のウェブサイト(レスポンシブ対応というそうです)”に変わったようです。お仕事きっちり・・のDRK様に依頼しました。院長の写真も6年前のものと比べると実物も劣化しておりますので、今風のものに変えています。HPだけでなく、気持ちも心機一転でより一層頑張ります。どうぞよろしくお願いいたします。

失言癖

10月8日 月曜日 晴れ

メールとはとっても便利なもので、つい最近も先輩の先生にちょっと相談したいことがあって(というか報告・依頼がメインだったのですけど)、送信したらすぐにお返事を頂きました。不躾な当方の内容にも親身になって下さって、かなり癒されました。ご機嫌を損ねてしまったらどうしようかな・・とか考えながら送信しているので、好意的にお返事を頂くとそれだけで幸せです。自分もこうならないと・・と思いながらブログアップしてます。怒りモードはダメですね、何事につけても・・・。でもちょっと今日は怒りモードで対応してしまったこと一件アリ、反省しています。

昔から失言癖のある私なのですが、週末の台風でキャンセルとなった幻の講演会のネタで・・・釧路湿原並みの大失言をしてしまいまして・・というフレーズを入れようと思っていたところ、発見しましたこのビデオクリップ。釧路湿原・・かねてより訪れてみたい地ナンバー3に入ってるんですココ・・・。こんなところでケータイとかメールとか全部うっちゃってのんびり一週間過ごしてみたい・・・(叶わぬ願望)。

今になって気付くこと

10月4日木曜日

今のお仕事をする前も、前の病院でも、ずっと学生さんたちとは関わりがあったのですけどね。指導医の間での会話では度々耳にするこの言葉・・・「今時の学生とか研修医は・・」。ちょっと自分の医学生時代を思い返すとそんなことは軽々しくは言えないなと思うのです。今の自分の認識を基準にすると、なるほど彼等彼女等はいかにも未熟で、社会知らずで礼儀知らずの傍若無人の若者というくくりになるかもしれません。けど・・・今の自分はいつから形造られたのかって考えると、それはそれは甚だ自信のないものになってしまうわけでして。今の若者たちの服装や態度に我慢がならない・・・と感じてしまうその瞬間に、よくよく冷静に自分の、あるいは”あの頃の”ことを思い出す必要があるのではないだろうかな・・・と考えております。人には学ぶべきタイミングとか、状況がそれなりにあるのだな〜と思いながら、指導者たるもの、果実が熟するのをじっと待つのも必要だなと考える今日この頃でございます。

・・・ていうか、昔に比べると一般論として今の若者たちの方が総じてよりdecentというのもそれなりに真実ですよね。

えと・・今の積ん読本のご報告です。今の興味は迷走している大学受験の仕組み・・ってやつですねんけど。特に英語の入試の制度ですね。これには現代の色々な問題の縮図があるような気がしておりますわよ。私にこれを語らせたら約1時間の講演会となってしまいそうですね・・・やめときます。

なんだか慌ただしく10月に

10月1日 月曜日

早くも彼岸も過ぎて10月である。昨日はまたまた台風がやってくるとのことで、大いに私たちの生活も影響を受けるようなこの週末であった。本当に月日が過ぎるのは早いものだな・・。ことしはなんだか自然の猛威が凄まじいとも感ずる。これからは寒い季節を迎えて、インフルエンザとか医療機関は忙しくなるわけであるが、いよいよ一年も残すところあと3ヶ月であり、色々とやらないといけないこと山積の今日この頃・・・。ガンバ・・らねば

先日は全米激震の・・・最高裁判事の人事に関する公聴会が開かれたとのことなのであるが、とんとこちらの報道ではお目にかからないな。なぜだろう。あちらではセプテンバーイレブン以来のhot issueだと言うのだけれど。感情的な判事候補の方が叫ばれている動画が印象的な感じです、ハイ。たまたま最近見ていた13の理由っていうドラマとかと合わせて、最近の世界を取り巻くような me tooムーブメントだとか、gender discriminationとか、お茶の間テレビを賑わしているパワハラ問題など諸々の事柄の映し鏡のように見えてなんだか考えさせられるところ多いです・・・。

さ、寝よ。

cost-effectiveとcost-saving

9月16日 日曜日 晴れ

台風の被害もさほどなかったようで、稲刈り作業もすすんでいるようです。久しぶりの日光を見たような気がします。あれほど暑かった夏もそろそろ終わりを告げようとしているようで季節は移り変わるものです。地域の検診の時期でもあります。国保特定健診の受診率が地域によって色々と格差があり、自治体も普及に努力をされていると伺います。そもそも検診に効果があるのかどうか?という議論もありますし、その効果とは何を持って測るのか?という疑問もあります。検診は病気を予防するもの・・・それはそうなのですが、それによる一定の効果が確認できないと、公的な事業としては継続の意義がなくなってしまいます。Cost-effectiveness(費用対効果)とは検診費用に対して、どれくらいの健康に寄与するメリットがあるのか?という概念で、度々耳にすることがあります。一方、医療経済の観点から昨今槍玉にあげられる医療費高騰の点で指標とされるのが、cost-savingという概念です。すなわち健康に寄与するだけでは十分ではなく、疾病の早期発見や予防により、将来的な医療費の抑制効果がないといけないというのです。つまり、その検診に掛けられる費用が、将来かかったかもしれない病気に掛けられたであろう費用を下回ることによる、医療費抑制の効果を実証しないといけないわけですね。ただ病気を発見するだけではいけないという、なんともまどろっこしい議論を通り抜けてこそ実施される検診事業、実はとっても難しい問題をはらんでいると言えましょう。続きはネタ元のこちらをご参考にしてください。UCLAの津川友介先生の論文です。

予防医療のうち医療費抑制に有効なのは約2割

昨日は旧知のゆーたろーさんと楽しくお食事をしてきました。悪口、噂話、流言飛語、妬みやっかみなし・・・のほんとに楽しいお話をさせていただきほっこり。いい人だ・・・

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