京都府与謝郡与謝野町 内科・外科・リハビリテーション科・在宅診療 いとうクリニック

ふくろうくんのブログ

この世の終わりと暖春と・・・?!

4月2日 金曜日

今年の3月の平均気温はとても高かったそうです。天気予報士の方が「異常暖春」という言葉を使っておられました。数年後にはこの単語が日常的に使われるのではないかとのことです。温室効果ガスによる地球の温暖化現象と関係があるのではないかとも仰っていました。100年とか200年の単位で私たちの後に生まれてくる世代の人たちが暮らす地球とはどのようになっているのでしょうか。時々そういうことを考えてみることがあります。ずいぶん前に読んだコミックに「終末少女旅行」というのがあります。ここでは文明が崩壊した後の西暦3000年という物語の設定になっていたと思います。廃墟と化した都市をのぼってのぼっていくその先には結局何もないという筋書きなのですけど(ちょっとネタバレすみません)、興味のある方は、コロナが収束した頃にでも、ぜひ読んでみてください。

予防接種の今わかっている所の概略をお知らせに載せておきました。こちらにも書いておきます。

 

新型コロナワクチンの今後のながれ

さて、いよいよ今月からワクチンの接種の手続きがはじまることになっています。自治体によって若干期日がずれますが、4月12日の週あたりに、接種券が接種のあらましと合わせて郵送される予定です。まずは65歳以上の方(宮津市は75歳以上の方から若干早めに発送されるそうです)から発送されます。その方々がワクチン接種第一陣となるわけです。接種方法は大きく分けてふた通りあります。自治体が準備を進める①集団接種と、各医院が個別で行う②個別接種です。それぞれの方が選択して予約を各自でとって頂く必要があります。疾患を抱えておられる方はかかりつけ医と予め相談しておかれると良いでしょう。現時点では、当院での予約受付開始は4月19日月曜日からとなります。過去のインフルエンザ接種のデータからみても、希望される高齢者の方は相当な人数になることが予測されます。一つのバイアルから5人分を無駄にすることなく有効に使用せねばなりません。予約をお約束することが相当に困難なことが想像されます。中には思うような日程でご予約できないかもしれませんが、焦ることなくお待ちいただきたいと思います。もしくは集団接種(各週末土日、もしくは水曜日の午後に設定されます)をご利用いただきますようお願いいたします。こちらの方にも伊藤が出務する日が設定されますので、詳細がわかれば情報提供差し上げる予定です。

新年度はじまるぞ

4月1日 木曜日

いよいよ今日から新年度が始まります。3月に卒業式を終えて、春が来て、暖かくなって桜が咲き、予算年度が終わり、入学式を迎えて、職場では人心一新のもとで新しい年度が始まるというこの時期です。昨年の一時期、学校休校の期間に、9月入学制度への移行が話題の俎上にのった時期がありましたが、なかなかこの私たちの心に染み付いた”4月から新しい年度”メンタルは払拭しにくいのかもしれないなと思っています。今日は1日、騙されないように気をつけねば・・・診察をしていても、3月中頃から、4月からの大学生活や就職生活に備えて、健康診断とか予防接種にみえるお母さんと子供さんがおられます。開業して9年になりますので、現在二十歳の方も初診のカルテを見ると小学生の時のものだったりします。大きくなられたなあと思いながら、新しい生活に馴染まれますようにと願わずにはいられません。なんとも微笑ましいものです。医療や介護の関連の学校や職場などの場合には、過去に接種した予防接種の履歴とか、検査した抗体価に応じて対応しないといけない場合もあります。こう言う時にも母子手帳が活躍してくれますので、大事に記録保存しておいて頂きたいものです。さて、新年度です。みなさん気持ちを新たに一日頑張ってみましょー

 

 

おまけです・・・先日からなんども読み直している「推し燃ゆ」ですが、印象に残っている(好きな)一節をちょっとご紹介したいと思います。

引用はじめ(推し燃ゆ 宇佐美りん著)

「散々、道に迷い、バスを乗り間違え、パスモを落としそうになった。最寄駅に着いた頃には二時になっていた。家に帰った。帰っても現実が、脱ぎ散らした服とヘアゴムとレジ袋とティッシュの空き箱とひっくり返った鞄があるだけだった。なぜあたしは普通に、生活できないのだろう。人間の最低限度の生活が、ままならないのだろう。初めから壊してやろうと、散らかしてやろうとしたんじゃない。生きていたら、老廃物のように溜まっていった。生きていたら、あたしの家が壊れていった。」

引用おわり

小説のクライマックスのシーンの一部です。どうも私には「本当はこうしたいのに、こうしようと思っていたのに、なんでこれしかできないんだろう・・・」みたいなフレーズを好む傾向があります。この一節もまさにそんな感じでした。文に戻って、その後あたしは、部屋の中にみえる、目の前に散らばっている色んなものから「綿棒」を選んで、ぶちまけてしまいます。液体の入ったコップとか、食べ残しのどんぶりではなく、”より始末しやすかった” 綿棒を丁寧に拾い上げながら、あたしはその先に人生の長い道のりを眺めている・・・と言う場面で物語が終わります。島田雅彦さんの言う「この小説の偏差値の高さ」は、このスマートな結末にあるのかもしれません。一方で、収まりが良すぎるのだと言う意見もあるようです。

ネガティブ・ケイパビリティ

3月31日 水曜日

アメリカにいた時にスーパーの店頭にたくさんのりんごが山積みになっているのをよく見ました。こんなにもたくさんの種類があるのかと感心していましたが、片手で掴んで、さほど大きく口を開けなくても齧ることが出来たのは「honey crisp」という種類のものでした。働いていたラボでも、お昼時に廊下で小皿にりんごを乗せて、新聞を読みながら立ち食いをしているフェローがいたことを覚えています。それ、昼ごはんなの?って聞いたものです。私は、前日のご飯にミックスベジタブルと冷凍エビを混ぜてピラフだか焼き飯だかみたいなのをジップロックに入れて持っていくのが好きでした。なぜそんなお話になったのかと言うと、今日は朝お外に出た時に・・・これはまさに” crisp air “だなっと思ったからなのでした。

さてと・・・ネガティブ・ケイパビリティって聞かれたことありますか?精神科医で、作家でもある帚木蓬生さんの著書に「ネガティブ・ケイパビリティ 答えの出ない事態に耐える力」と言うのがあります。何かすぐには達成や解決が出来ない事態に陥った時に、その状況を受け止めて耐える、そして解決への模索を地道に続ける能力のことを言うのだそうです。これ、帚木さんが仰るように、医師として臨床をしながら40年(私の場合はもう少し短いですが)、常に自分の無能を突きつけられてきましたと言う言葉にすごく共感するのです。クリニックのブログにそんなこと書いてどないするねんと言うお叱りを受けそうですが、実際にそうだから仕方ないのです。だから私は、仕事の分野では、ネガティブ・ケイパビリティの能力「ありスギ君」なのです。一方で、生活の中での困りごとに対処できるかどうかと言うと、それはまた別のお話・・・。開業医をしていると、患者さんの体のお悩み事を聞くのが本筋なのですが、ちょっと関係のない、私生活の困りごとを教えてくださる方も結構いらっしゃいます。身体と生活って、私たち医師が考えているほど別のものではなく、むしろ表裏一体のものなのですね。心の悩みは身体に影響するのです。在宅医療なんて言うのは、むしろ生活を診ていると言っても過言ではありません。患者さんと主治医が悩み事を共感しながら、共にネガティブ・ケイパビリティを育てていく作業に他ならないのかもしれません。

それでは今日も1日・・適度にネガティブ・マインドで行きましょうか?!

今日の一曲(ABBAのカバーはこれが最高じゃないか?編)  ♬  The Winner Takes It All –  At Vance ♬  クリックしても音源はありません・・・・

誰もわかってはクレナイのだ

3月30日 火曜日

朝もジャケットがいらないくらいで過ごせる気温になっています。いたなみさんの桜も今週が見頃のようです。

さて、やはり来月から動き出すコロナワクチンのことが今は頭の半分ぐらいを占めています。来るであろう混乱とかがある程度予想されるので、いくらやり方を練っていても困難なことに出くわすのだろうと思い、昨年のインフルエンザワクチンの時のことなどを思い出しています。何千人の方に約2ヶ月の期間で、今まで誰も受けたことがないとされる予防接種を行おうとしているのですから、それは当然のことかもしれません。まあ、それは今日の本題ではなくってですね、日々過ごしていると時々出くわしませんか?自分の中でこんなに困ったことだと思い悩んでいるのに、他人はそれをなかなかわかってくれないっていうこと。なんでわかって欲しいと思うのかと考えると、その困りごとを他の人にも、それは正当な困りごとだと認めて欲しい、と感じるからなのでしょうね。誰かに「そうね、それは大変だけれど、全てがあなたが悪いわけではないのですよ」と言って欲しいからなのかもしれません。困りごとを自分の中に閉じ込めた状態が続くと、それは徐々に大きくなっていき、やがては自分の中に膿のように溜まって発熱を生じて、身体が冒されていくのです。皮膚の下に溜まった膿瘍は切開排膿処置を行なってあげないと、重症感染症に発展していってしまいます。医学的にドレナージと呼ばれるこの排膿処置に相当するのが、他人に言う、わかってもらうという行為なのかもしれません。私の場合は、仕事柄誰かに相談してどうなるものでもないことが悩みとなることが多く、その場合にとる対処方法の選択肢は・・・①よく調べて、勉強してより良い対策を練る ②その問題を引き起こす事柄を自分から遠ざける(依頼を断る) ③それなりにストレスとならないような対処方法にとどめる などが考えうるのですけど、大概私は①と言う正攻法をとって、打ち砕かれることが多いです。その後第4の方法である「ふて寝して忘れる」と言う荒療治に出ます。そして時が経つと・・・なんとなく出来てくる解決策がぼんやりと見えてくることも結構あります。ふて寝する・・・ふて寝が良い表現ではないのであれば、ただ単に寝る(←イマココ)と表現するだけでも良いかもしれません。ただし・・・手強い相手であっても、①のステップをできる限り行う努力を怠ってはいけないなあと考えています。なんだかよくわからないことを書いてしまいました・・・忘れてください。

今日もみなさんお元気で春の陽気をお楽しみください!

今日の一曲(タイトルに呼応して・・・編)  ♬  紅 –  X JAPAN ♬  クリックしても音源はありません・・・・

 

読めました

3月29日 月曜日

テレビ各局の長寿帯番組がいくつか終わるとのことです。TBSのちちんぷいぷいは20年以上オンエアが続けられたプログラムですので、ご存知ない方はおられないのではないかと思います。私も水曜日の午後に往診が早く終わった時など、前川清さんのコーナーをみながら事務仕事をしていることがあったのでちょっと寂しい感じです。

さて、昨日は私の超優秀な仕事片付け能力(ちょっと端折ってやるだけですけど)が発揮されて、結構読書時間が確保できました。今日はちょっと朝の時間がありますので、書いてみましょうか・・・。昨日読んだ本は「推し燃ゆ」(宇佐美りん著)です。今年の芥川賞受賞作です。ずいぶん前に手に入れてはいたのですけど、2−30頁読んでは少しおいて・・・これは一気に読み通さないとあかんな、と思ってまた一から読む、みたいなことを繰り返していたのです。昨日読み通しました。名だたる作家や書評家が絶賛する理由の10分の1くらいは理解できたようにも思います。個人的には彼女の一作目である「かか」の方が好きかもしれません。まず文体は独特です。高橋源一郎さんをして天才と言わしめたのですからそれは当たり前かもしれないですけど。いわゆる推理小説とかと異なって、純文学というジャンルに色分けされるのでしょうけど、その場合何がどう良かったのかとか、どう味わったのかとかを表現するのは難しいです。でも集中がちょっと途切れた部分があると、少し前に戻ったりして何とか読み終えました。冴えない私生活を送るちょっとオタクな女子高校生が、幼い頃に出会い、その後自分の「推し」の存在になっていったというアイドルとの関わりを通して描かれた人生の物語です。人生の重さを抱えた自分にとって、空を飛ぶような軽やかさを身にまとった眩しい存在だったアイドルが炎上し、やがて表舞台から去っていく間に、彼女の心の中に現れる変化が描写されていきます。読後に色々な人の書評を読んだり聴いたりしました。そんな時外せないのは、先ほど触れた高橋源一郎さんと、書評家の豊崎由美さんです。それぞれの読み方を教えてもらって、読書って深いのだな〜と改めて感じました。高橋さんの著者とのトーク(飛ぶ教室というやつです)は、愛があって、大好きです。何度も聴き直しています。自分の中ではこの番組の神回と呼んでいます。ところで、本を読むときにいつも考えるのは、多読と精読問題です。たくさん読みたいものがあるので、どうしても多読傾向に走りがちですが、精読の大切さを今回は学んだような気がします。今回のように、読んだ後に色々と書評を調べてみたのも、これが初めてかもしれません。挙げさせてもらった二作品は共に単行本で100ページちょっとのものです。ご興味があればぜひ手にとってみてください!

最後に豊崎さんのインタビュー記事を見つけたのでリンクしておきます。ご自身の、特に駆け出しの頃から今に至るお話が色々と示唆に富んでいて、これから旅立つ若い方達の参考になれば・・・と思います。

好きなジャンルで食べていくには?書評家・ライター豊崎由美の半生から学ぶ

 

 

cleaning up debt

3月28日 日曜日

今日は朝ご飯をゆっくり食べようという事で、パンケーキ・デイです。卵がなかったので省略したのですけど、違いが分からなかったです。マスカルポーネチーズとピーナツバターを塗りたくって食べてみました。そういえば野菜が足りないな~。コーヒーはというと、豆を細かくグラインドしすぎたので45点でした。ざんねん・・・

のんびり読書でもしたいところなのですけど、月末、年度末でいろいろと片づけないといけないことがありまして、なかなかそういうわけにもいかなさそうです。昨日も書きましたけど、やりたいことの順番は決まっているのですけど、まずはその時間確保と、実行順序に問題があって、毎日毎日これではなくて・・・みたいに生きています。仕事もたまって行く事が多いので、日曜日は前向きに何かをするというよりは、蓄積している負債を返していくという時間になってしまっています。ということで、今日もせっせと負債を返すっていう後ろ向きの作業をすることになりそうです・・・。あいにくのお天気ですが、皆さまぜひ前向きでよい一日をお過ごしください!

がんばって時間をひねり出して課題書が読了出来たら、感想をまたアップしたいと思います(^^)!

今日の一曲(やや激しめのメタル 編)  ♬  Cathedral  –  Hopkins ♬  クリックしても音源はありません・・・・

界隈で話題の・・

3月27日 土曜日

速いです・・日にちの経つのが。日曜日はまたまた荒天の予報ですのでちょっと悲しいですけど。

今日はえいごのお勉強のおはなしです。最近買ったのは「英語の読み方」という本です。Mr.BIGこと北村一真先生の新刊です。北村先生のもので有名なのは「英文解体新書」という既刊本でしょう。ここにも英語ネタを時々書いているので、さぞかし英語が読めるのだろうと、私のことを誤解されている方もおられるかもしれません。実際には・・・星五つ中、三つの英文にもかなり躓いています。英語の参考書蒐集癖があるので、たくさん素材は手元に有しているのですが、なかなか実行できていないのが悲しいところです。おしごと以外に余った時間は、①医学と英語の勉強と、②小説、ノンフィクションの読書と、③たまにNetflixという順番で活用するのが理想なのですけど、完全に順序が逆になっている今日この頃です。これではあかん・・・

ところで、今朝も近所の方にお会いした際に尋ねられたのですが、コロナワクチンの現状と今後のこと、少し書いておきます。今わかっている範囲で、今後変更がありうるのでその辺りはご容赦を。4月初旬から半ばに、自治体からの接種券配布、間をおかずに予約開始、5月半ば以降に高齢者の方から接種が開始される。という感じでしょうか。接種は各クリニックで行う個別接種と、自治体が取り仕切る集団接種のふた通りで行います。当院も協力する予定ですが、限られた時間で、通常診療と、発熱患者対応と、在宅訪問診療を行いながらなので、接種できる人数には限りがあります。有病者やハイリスクの方を優先的に個別接種の対象とさせていただく予定です。比較的お元気で、リスクの低いと思われる方は当院での対応がしづらい場合には集団接種をお願いすることになると思います。その際には集団接種への私の出務日時はなるべくお知らせしようと考えています。今回は非常に多くの人数に短期間で接種を行うというものですので、ご意向に添えない場合も多々生ずるかと思います。上記のことをぜひご勘案いただき、是非ともご理解とご協力をお願いいたします。

ご意向に添えないお返事をしなくてはならない時に、私の気分は落ち込みマックスに達します。基本的には”何でもいいですよマン”なので、それが時に自分の首を締めているなと感じたり、相手へのお答えがノーだったりする時には沈んだ気持ちになるのです。この性格は治しようがないと思っているのですけど、流石に最近は、十分にできるという範囲の仕事だけに制限していかないといけないかあと考えたりしています・・・。自分自身が健康でないと、他人に優しくできないと思いますのでね。

 

今日の一曲(人生で初めて買ったドーナツ盤 編)  ♬  Deep Purple  –  Black Night ♬  クリックしても音源はありません・・・・

今日もお天気だ

3月26日 金曜日

月末金曜日・・プレミアムフライデー(通称プレ金)ですね。あまり囁かれなくなりましたが・・・

ぼちぼちいくつかの自治体から、コロナウイルスワクチンについての情報が発信されているようです。詳しい日程は発表を待ちたいと思いますが、どうやらまずは65歳以上の方から、ゴールデンウィークが明けてしばらくして開始となるようです。そうすると事前の予約を考慮すると、4月に入ってしばらくしたらそろそろ・・・という感じになるのでしょうか。各医療機関での個別接種と、集団接種の二通りで進められていきます。当院でもしかるべきタイミングで、予約の受付とか、接種の開始とかに着手していく予定です。問題は、比較的短期間に全ての希望者に接種を完了しないといけないということと、日常診療、発熱患者さんへの診療と並行しなくてはならず、しかも院内の密集を避けなければならないというハードルでしょうか。おまけに薬剤の供給に限りがあります(接種できなくなる人があるとか、早い者勝ちであるとかいう意味ではありません!!!)。予約数に応じてその都度きめ細かく入荷を待たないといけないということですので、当然体調不良とか、スケジュールの問題で、直前に延期を希望される方もいらっしゃると思いますので、そういう条件の中でなるべく無駄にならないように接種をしないといけないという、今までにない困難なミッションになります。1日接種可能者数には当然限りがありますので、全ての希望者さんに速やかに・・・というのは1医院では到底不可能です。なので・・・既往症などのない方には集団接種でのお願いをせざるを得ないことになりそうです。これが結構個人的には心理的に辛いので、ちょっとメンタルがやられてしまいそうだな〜と思っています。ま、しゃーないんやけど・・・・去年のインフルエンザワクチンの時も結構混乱しましたので、またその再来かと思うと今から気合を入れてやらねば、と思っています。文句ばっか言ってないでがんばるぞー

それでは恒例の・・・

今日の一曲(疲れに、”お”だけではなく”さま”までつけてしまうゾ編)  ♬  斉藤和義  –  おつかれさまの国 ♬  クリックしても音源はありません・・・・

まわりに眼をむけよ。

3月25日 木曜日

起きてなんだかおでこが痛いなと思い鏡を眺めてみると、小さな傷ができていました。大したことはないのですけどなんとなく気になります。まあ原因はわかっているのですが・・。昨夜寝転んで読書をしていた時に、ついウトウトとしてしまい、顔に本が落下した際にできた傷なのですね。てことで、ちょっと分厚い目の本を読む時には・・・ぱっちりおめめを開けて、座って読みましょう。

今朝はラジコのタイムフリーで昨日の番組の特集を聴きながら朝食をとっていました。メインテーマでは、ウイグルの人権侵害問題が取り上げられていました。ちょうど一昨日、欧米各国が中国に対して、ウイグルでの人権侵害について制裁を課したというニュースが流れていたので、今回の特集はまさに時宜を得たものでした。中国はテロ対策として、と称しているようですが、実際に欧米諸国の方はジェノサイドとも呼ぶべき問題との認識を共有しているようです。強制収容施設では拷問や労働苦役、性的虐待などの事案の告発があるようです。宗教問題に矮小化されたり、内政干渉などとの理由で、なかなか国際問題としてクローズアップするのが困難であったのでしょうが、事ここに至ってはやはり、現代のアウシュビッツとして考えた方が良いという識者もおられます。すでに大きな問題として報じられている、香港やミャンマーと同様に、現在東アジアで起こっている人権問題に今後も注目していかないといけないと思います。

今日の一曲(たまにクラシック編)  ♬  Gustav Holst  –  Op.32: IV Jupiter 「惑星」より♬  クリックしても音源はありません・・・・

無題

3月24日 水曜日

今日も朝から冷たい空気でした。お昼にかけて気温は上がってくるそうなので、寒暖の温度差が大きい1日になりそうです。桜の開花も気になってきます。春の甲子園野球大会も始まっていたり、子供達がお昼に集団下校しているのをみて、春休みが始まったのだと気づくこの頃でした。

こちらは明るい話題ではないのですが、昨年から自殺者数が増加しているとの報道があります。とりわけ女性とか若年者の増加が目立つとのことです。コロナの影響があるのだろうと推測されているようですが、非正規労働に従事されている方が、就労困難な状況に陥ったり、社会全体が気分として、抑うつ度合いを高めていることなど、その他にもいくつかの要因が考えられるとのことです。緊急事態宣言が予想以上に長引いたり、感染者数が増減を繰り返していることなどもあり、失業、休業の影響を直接受ける方達や、学生さんたちのこころに与える影響も少なからずあるようです。コロナの影響だけではなく、去年は著名人の自殺報道もいくつかあったと思いますので、それによる影響、いわゆるウェルテル効果についても無視できないのではないかと仰っている研究者もおられます。ファンの後追いという問題だけではなく、身近なところにある問題解決策として自殺という選択肢を思いつきやすい環境を作ってしまうという意味もあるようです。ラジオで早稲田大学の上田路子先生のお話を参考にさせていただいています。今後も社会現象としてのこういった事象の動向にも目を向けていかなくてはいけないと思っています。

 

 

生活がしんどいと感じる方達に向けて、厚生労働省のサイトにも下記のようなものがあります。

生きづらさを感じている方々へ

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