京都府与謝郡与謝野町 内科・外科・リハビリテーション科・在宅診療 いとうクリニック

ふくろうくんのブログ

かふんたいさく

3月23日 火曜日

朝出るとめちゃ寒かったので、これは今日は晴天になりそうだなーと思いながら天気予報をみると、やはり予想どうりのお天気マークでした。今日はお洗濯日和になりそうです。ところが昨日の診察でも少し話題になったのですが、今は花粉症の季節なので、疾患をお持ちの方には洗濯物の屋外乾燥があまりお勧めできないシーズンでもあります。花粉症対策というと、どうしても薬物療法で、この薬よりあの薬が・・・という情報に偏りがちなのですが、それ以前に行うことができる対策もかなり重要だと考えています。コロナウイルスと違って、花粉は大気の中を漂っているわけですので、マスクをしていればマスクの外側の表面に、ジャケットの表面に、お顔の皮膚の表面に付着していると考えた方が良いでしょう。すなわち、洗濯物の乾燥はできれば大気中の花粉を拾わないやり方で、外出から帰るとジャケットは表面をはたいたりしておくとか、顔や手を洗うという一手間が症状を緩和するのに役に立つと思います。何にも頓着せずに行動して、シーズン真っ只中になって目や鼻がグシュグシュになってからお薬を飲み始めてもかなり苦戦を強いられます。あらかじめ対策を講じておき、花粉飛散予測に基づいて早めに薬物療法を併用すると、より快適に花粉症の季節を乗り越えることができそうです。・・・って書いて来ましたが、私がもっとも苦手としている行動様式ですな、コレ。面倒くさがりのサボりマンなので、他人には偉そうに言うくせに、家では何にもできていないのです。みなさんはこれを反面教師として、より良く快適にお過ごしいただければと思います。それではまた!

今日の一曲(たまに邦楽編)  ♬  甲斐バンド  –  バス通り ♬  クリックしても音源はありません・・・・

本屋さんをうろうろ・・・

3月22日 月曜日

休日は予定通り、久しぶりに書店巡りをして来ました。ちょうど街は緊急事態宣言が解除されていることもあり、そこそこの人出がみられました。マスクをして、静かな店舗を回るだけなので感染に対する懸念がそれほど高い行動だとは思わないのですけど、それでもやはり人なかに出るとやや緊張感を伴います。飲食店に向けた時短営業への呼びかけも終わるようです。一方で感染者数は早くもリバウンドの兆しだという報道もあります。緊急事態宣言にも感染者数にも慣れっこになった私たちの心理状態ですが、これからはますます一人一人が自分の行動を考えていくことが重要な局面になって来たと言えるのではないでしょうか。一方で、一昨日にはまた東北地方に地震があったようです。なんと東日本大震災の余震であるとか。10年経ってからの余震ってあるのですね。感染症もさることながら、自然災害への対策も日頃から心がけておかなくてはならないことを再認識しました。さて、書店では数ヶ月間溜め込んでいた鬱憤を晴らすかのごとく、カゴに詰め込んで来ました。医学関係の雑誌は一番底に押し込んで、次に携帯にメモってあった書籍を書架から取り終えたら、あとは店内をぶらぶらと巡ります。今回はいつもと異なり、小説・文芸書コーナーを素通りして、ノンフィクション・サイエンス分野を中心に物色して来ました。次はこれらに目を通す時間を如何に確保していくのか・・・。仕事の時間は削れないので、あとはネットや携帯を眺める時間を活字に充てることになるのですけど、これは結構難しいです。気づけばついつい開いているのがスマホですからねー。

3月も残すところあと僅かです。年度末の締めくくりや、新天地へのお引越しに忙しくされている方も多いことでしょう。それでは週初めの1日、みなさん元気でお過ごしください。

マジで恋する・・・ぢゃなくて

3月20日 土曜日

土曜日の休日は、週休二日の方にはあまり(というかほとんど)お得感がないのかもしれませんが、私は大変ウレシイ・・・。いつも祝祭日になると、今日は本当に休みなのかな?と不安になって、朝早くに窓の外をつい眺めてしまいます(まあ、それほど人の往来もないので、いつもとさほど変わらないのですけど、なんとなく感じる休日のアサ感・・・)。

少し前に研修医対象のキャリアアップ講習会での講演を聴いたお話を書いたと思うのですけど、それから以後にも、特に女性のキャリアアップに関する事案を見聞きすることがありました。ジェンダー問題と大いに関係すると思うのですが、男性の立場からは当事者の声を聞いて初めて気づいた・・みたいなことが多くて自分の無知に今更ながら思い至る最近です。これからはジェンダーレスと脱資本主義の世紀になっていくのかなと思っているのですが、特にジェンダー問題は一般教養というか素養としてわきまえておかないと国際社会では通用しなくなっていくのでしょう。この点日本はまだまだ「おっさんがイバる社会」から” マジで脱出する5秒前 ” を行ってますので、なかなか道のりは険しいと感じます。かく言う私自身が、”おっさん道まっしぐら”で突き進んで来た人間なので、何も偉そうなことは言えず、ただただ周回遅れのお勉強をする毎日です。この週末は、小説の世界からしばし離れて、現実社会の問題に触れてみようかなと思っています。ターゲットはですね・・・今のところ、慶應の小幡績先生の近刊「アフターバブル」(だったかな?)です。小幡先生は頭が良すぎて、凡人にはそのトークが理解できないこともままあるのですけど、この著書はいとうせいこうさんのポッドキャストでも取り上げられていて、なかなか興味をそそられているのです。それでは今からMARUZENへゴー・・・してみます。

今日の一曲(リフよりソロが好きです編)  ♬  OZZY Osbourne  –  S.A.T.O. ♬  クリックしても音源はありません・・・・

その決まりごと必要ですか?

3月19日 金曜日

ラジオでは暖かい一日でしたって言っておられましたが、当地は相変わらず暖かいとは言えない日々です。日陰に入ると結構寒いと感じています。巷では、学校の制服とか校則の話題が盛り上がっているようです。変な校則モンダイって古くて新しい議論ですね。昔からおかしいと言われているけど残されている学校の規則、誰でも思いつくものの一つや二つはあると思います。今取り上げられているものは、かなりとんでもない内容のようなのでおかしいという声に異論は少ないと思いますが、厳しすぎると思われる規則も、実は近隣の住民からの”善意の”ひと言や意見具申がきっかけで作られたりしているものが少なくないそうです。それってどういう意味があるの?とか、服装の乱れは心の乱れで・・とかで決められたものでも、本当に効果があるのか疑問を感じるものもあります。今一度、おっさん目線をやめて冷静に一から自分のこととして見直してみたいものですね「校則」。まあ自分としては中学高校の詰襟学生服は結構好きだったのですけど。ちなみに当院は職員の制服を決めていません。人それぞれ心地よいと感じられるものを身につけて働くことはとても大事だと思うからです。まとまりがなくなるのでは?とご心配いただくこともありますが、制服でまとまりを維持しようとするのは悪手だと思っています。この問題は一度ゆっくりと自分でも考えてみようかなと思います。参考書は・・・やはり金髪の内田良先生のものになるでしょうね。

それでは・・金曜日、みなさんあと1日私はあと2日・・と思っていたけど、明日お休みやん〜♬

今日の一曲(メタル・スクール編)  ♬  Girlschool  –  Hit and Run ♬  クリックしても音源はありません・・・・

違憲判決でる

3月18日 木曜日

同性婚が認められないのは、憲法14条 法の下の平等に違反するとの違憲判決が出たようです。理論的には妥当であるけれども、そうであるが故に、実際にそういう判決が下ったことに対して、界隈ではそこそこな驚きもあるようです。損害賠償請求は棄却されましたので、原告敗訴ではあるのですが、

「同性婚を認めず、法的効果が受けられない点が、合理的根拠を欠く差別取り扱いにあたるとして憲法14条に違反する」

「同性カップルによる婚姻によって生ずる法的効果の一部すら与えないのは、立法府の裁量権を超える」

「同性婚を可能とする立法措置を国が怠ったのは、社会情勢を踏まえ、国会が違憲性を直ちに認識するのは容易ではなく、国家賠償法上違法とは言えない」

などなどの判決文が目を引きます。つまりは、国が事前に想定するのは困難であったと思われるけれど、同性愛者と異性愛者での婚姻の要件を享受できるかどうかに対する区別の存在することが、平等権を侵害しているという判断をしたということのようです。Aというグループに何かの権利を与えるという条文があった時に、Bがその権利を持つことを退けられるということには必ずしも合致しないということで、Bにもその権利を与えることを認めるという#類推適応という概念が用いられたとのことです。国は反論で、同性愛者であっても、異性婚は認めているのだから何の人権侵害にも当たらないのではないか・・・という内容を訴えたようですが、これはあっさりと退けられたようです。これはちょっとあまりな理論なのできちんと退けられたのはよかったのかと思います。同性婚を全く認めないのは違憲ですが、立法府があらかじめそれを想定した法律を整備してこなかったのは、これまでの議論や社会背景からは直ちに過失とは言えないという判断のようです。以上、ラジオで聴いた解説ですが、憲法学者の木村草太先生は概ね妥当な判決であると評価されていました。判決を受けて、今後同性婚についての議論が広く行われるようになるのだと思います。今後これをそのまま受け入れて一つの判例として確定するのか、あるいは控訴して高裁、最高裁でもこの判決骨子を確定していくことを目指すのかが注目となります。地裁で確定されても、その判決は地裁だから・・といって軽んじられることもあるようですので、国を動かすには最高裁まで持っていくのも一つであると聞きました。解説を聞いていると、法律学も結構面白いなと思いました。ちなみに判事は、たけべともこ裁判長@札幌地裁であります。婚姻という結構身近な話題ですので、ジェンダー問題の一つとしても考えてみる良い機会になるのではないでしょうか。さて、1週間の折り返し地点をすぎて木曜日です。みなさん良い1日をお過ごしください!

今日の一曲(逆転の一曲編)  ♬  スガシカオ  –  サヨナラホームラン ♬  クリックしても音源はありません・・・・

久しく・・ない

3月17日 水曜日

朝が早くなってきました。部屋の空調も室温の上がり方が良くなってきたように思います。春はそこまで来ています。

京都市内の大型書店のツイッターアカウントをフォローしています。緊急事態宣言が発されてからは足を踏み入れていないのですが、そろそろ行ってみたいなと思っています。著者のサイン入りを手に入れるのが好きなので、これはオンラインでは買えないのです。義兄だったかな ? 好きな本は2冊買って一つ保存用にしておくというお話を聞いてから、ふむふむなるほどな・・・と思って、時々実行しています。今のところ、気に入った本をサイン本で購入してページをめくらずに置いてあるのが3冊くらいなのですけど。書店のアカウントでは知念実希人さんの新刊本が紹介されていましたので、今度行ったらこれ見てみよかな・・・

今日のテーマ・・・久しくしてないシリーズの2番目は、散髪です。今のびホーダイいの、寝ぐせつきホーダイの携帯電話購入パッケージみたくなっているので、バッサリやってもらいたいなと思いながらこの週末を待つことにしています。

今日は午前中は診察室で、午後はおんもに出ていく予定で〜す。どぞよろしく!

今日の一曲(屋根裏の一曲編)  ♬  Billy Joel  –  She’s got a way ♬  クリックしても音源はありません・・・・

聴いてみたけど・・

3月16日 火曜日

かなり過ごしやすい気候になってきました。昨日はラジオで最近国会で話題となっている、官民接待の問題の特集をしていました。内容についてはワイドショーなどでも取り上げられているのでしょうし、真偽や真相がどうであるのかはあまり興味はないのです。しかし、今の時代にこのようなことがあったらしいということがちょっと驚きでした。医師の世界では、私が研修医になった頃には、製薬企業の方達が食事会などを開き、無料で飲食接待を受けるということが行われていました。普段は行けないような高額な料金を必要とする食事をいただいたこともあります。しかしいつ頃からでしょうか?そういう事は全くなくなり、薬剤の説明会で振舞われるお弁当などにも1000円とか1500円まで、とかいう制限が設けられて久しいと伺っています。さらには、薬剤名の記された文具やティッシュの配布を受けることすらなくなりました。学会発表などのスライドでもまず1枚目にはCOIの開示といって、発表者の受けている寄付金などで発表内容に影響を与えうるものがないかどうかということを明らかにすることを求められています。事情通の先生方は、製薬企業に外資が入るようになってから、そういう規制がより厳しくなっているのだとも仰います。それが本当かどうかは寡聞にして知らないのですけど、一昔前と比べて利害関係をもつ方達からの接待について、医師が敏感になっているのは間違いがないと思います。翻って、国会での質疑を聞いてみると・・・それはそれはちょっと呆れるくらいの内容であったので驚きました。誰がどう考えても利害関係にあたる者同士が食事を振る舞い、振舞われたりしておられるようです。国民が疑念をもつような饗応を受けた事はないと自分で言われても、疑念をもつかどうかを決めるのは私たちなのだと思うのですが。議論の内容もさることながら、言葉としてのやりとりが本当に空疎なものになっています。最近とあるウェブサイト上の情報掲示板で、文章読解力のなさが問題なのだろうなと考えられるような事案があったのですが、国会の答弁がこれでは仕方のないことなのかもしれないと思いました。国の舵取りを担ってくれている方達は、私たちの選んだ人々なのですが、もっと” ことば ”を大切にして欲しいなと考えています。

あと2週間ばかりで今年度も終わります。新しい職場や学校に移動する予定の方達もおられるでしょうし、変わらずの生活を続けられる方達もおられることだと思います。年度末の締めくくりを着実に行いたいものです。

きのう忘れてた・・・

今日の一曲(グラミー賞 おめでとう編)  ♬  Billie Eilish  –  bad guy ♬  クリックしても音源はありません・・・・

ざるそばたべたぞ

3月15日 月曜日

先日「平成でもっとも多く売れた蕎麦」というのを食べてみました。本当にもっとも多く売れたのかどうかはわからないのですが、そういうことは素直に信じることにしているので、そう思いながら食べました。美味しかったです。茹で具合もさることながら(自画自賛)、長さが適当に良い感じで、通常の7分くらいに作られており、食べやすかったのも好評の理由なのかなと思いました。つける出汁はわさびとネギが基本だと思うのですが、大葉を刻んだり、焼き海苔だったり、生姜とか山椒とか色々とバリエーションが考えられますので、それぞれを組み合わせると何度も楽しめるなと思ったり。まあたわいもない食事のおはなしです。

さて、先週は311関連の報道が多くメディアで取り上げられていましたが、いつもよく観る神保哲生氏のサイトで無料公開されていた特番の秘蔵映像(当日オフィスの様子から直後に宮城まで車での取材記録)が秀逸でした。何か特別なスクープとかがあるわけではないのですが(ご本人弁)、揺れの最中にすぐさまカメラを回しながらナレーションを入れている氏の冷静さや、オフィスの職員への声かけの部分などにも感銘を受けました。ジャーナリスト魂とはこういうことなのでしょうかね。

今週は土曜日が休日なので5日間、頑張ることにしましょうか。皆さんもお元気でお過ごしください!

バーバ・ヤーガとは魔女ばあさんのことらしい

3月14日 日曜日

朝から晴れています。気持ちの良い青空です。写真家の幡野広志さんが、「晴れた空だけをいい天気というが、自分は曇りや霧の日だっていい天気と感じることがある」というようなことを呟いておられました。ものごとの感じ方は人それぞれであるということを再認識した今日の朝です。さて、巷でちょっと話題?の、シスターフッドという言葉ですが、それを聞いて私が思い出したのは王谷晶さんの「ババヤガの夜」と、ネットフリックスの映画「ハーフオブイット・面白いのはこれから」という作品でした。女性同士の友情を軸にしたストーリーだと、他にも思いつくものはいくつかあるのではないかと思います。昔から女子会で盛り上がる・・みたいな表現を耳にすることはよくありましたが、一方で”男子会”ではあまり健全に盛り上がることは期待できなさそうですね。国会では選択的夫婦別姓制度のことが議論されていたり、世界でパンデミックにより露呈された”period poverty(生理の貧困)”という言葉も知られるようになりました。今世紀はジェンダーの世紀と言っても良いのではないかと感じています。一人で夜道を歩くだけでリスクになりうるという女性の悩みについて、ほとんど男性は意識することなく過ごしてきたのではないかとも思います。すべての人が生きやすい世の中になっていけばよいなと思います。

それでは、久々の太陽を楽しむ一日にしたいと思います。皆さんもHave a nice day!

 

なんか勝手にアップデートされたらしいウイルス駆除ソフトのポップアップが、キーボードに割り込んできて鬱陶しいんですけど・・・。

いかんいかん、忘れるところだった

今日の一曲(奥さんからの ”コレを聴け” 編)  ♬  ジョイマン高木ウィズA  –  NA NA NA NA ♬  クリックしても音源はありません・・・・

 

驚異のレベルの・・・

3月12日 金曜日

今日から天気は下り坂だということです。最近のコンビニエンスストアのスイーツがかなりパワーアップしてるんではないかということを感じています。その味もさることながら、行く度に次々と新作が陳列されているような気もします。どこかとのコラボだったり、オリジナルだったりしますが、いずれもかなりの出来栄えでして、これはケーキ屋さんも大変だろうな〜と思ったり。個人的にはおやつを物色する時には、どのくらい日持ちするのか?消費カロリーはどのくらいになるのか・・・の2点のチェックは欠かしません。かといって、商品をいじくるのはちょっと問題アリですので、陳列棚を覗き込んだり、角度を変えて見たりして何とか商品の裏側とか下側にアプローチを試みます。かなり変な人だと思います。そんな私を見かけられたなら、きっとめちゃ真剣にやってるのでどうぞ、そっとしておいてやってください。

しかしケーキ屋さんで買うケーキはそれとは違った特別感がありますので、こちらも侮れない。さてと、今日も1日、頑張るマンで乗り越えましょうか・・・金曜日ですからね。

今日の一曲  ♬  Thin Lizzy  –  Waiting For An Alibi  ♬  クリックしても音源はありません・・・・・・

 

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