京都府与謝郡与謝野町 内科・外科・リハビリテーション科・在宅診療 いとうクリニック

ふくろうくんのブログ

月1度の◯◯

8月25日 火曜日 台風は・・・

今日は業務終了後に他業種の方でとってもお世話になっている方とお会いする予定の一日でした。この仕事をしていますと、24時間365日がまるっきり医療漬けなので・・他業種の方との交流は自分自身の考えを整理する意味でとっても大事な日であります。何と言いましょうか、考え方をニュートラルにするというのか、世間の座標軸にアジャストするというのか、時計を世界標準時刻に合わせる作業のような、大げさに言うとそういうことなのですね。昔から思うのですが、医学部出身者って(今はすこし違うのかもしれませんが)本当の意味での就職活動をしなくてもよい希少な人種なのですね。それが、ちょっと世間を舐めた人々を生み出す一つの要因かもしれません。とにかくそれまで楽しい楽しい大学生活を送っていた数年間から手のひらを返したような厳しい社会に突入するような体験・・・それを私たちはしていないのですね。確かに”世間知らずの医師っていう職業”という評価は、ある程度あたっていると思います。とにかく、その私たち特有の頭の中の構造は世間に出てからなるべく早めに打ち砕いておくべきなのではないかなと思っています(私の数少ない持論ですね)。

甲子園

今年の高校野球はとても面白かったですね・・というのが今日の雑談でした。確かに個性豊かなキャラクターの選手達、昔からの高校野球ファンにとって何とも懐かしい古豪の学校名。早実とか作新学院とか東海大相模とか。PL学園出て欲しかったですね〜とか、甲子園のチケットはこうして取るんですよとか・・色々と面白いお話を伺う事ができました。うん、頭の中がニュートラルに近づきましたね、これで。

 

 

病院経営のノウハウ

8月24日 月曜日 不穏なちぎれ雲

なかなか刺激的なタイトルです・・。少なくとも開業わずか3年すこしのような私が偉そうに書くようなものではありませんね。内容は・・・推して知るべしです。まったく経営のノウハウにはつながりません(と思います)、あしからず。

クリニックをしていると、いつどのような患者さんが来られるか、分からないのですね、あたりまえです。まあ冬場にインフルエンザが多くって夏場にはほとんど来られないだろうということくらいは分かりますけれど。準備する薬品や器材には期限というものがありますので、用意しているものが時にはうまく利用できたり、またある時にはムダに終わったりするのです。小生も、いろいろな物品を準備する時点で、『これはおそらく使う機会ないけど、もしも・・・』ていう前提で購入しているものが、たくっさ〜んあります。興味がないのでやりませんが、そういうものを統計と実績にもとづいて査定すると、院内にはムダなものがめっちゃあると思います。でもなんでそんなムダを置いているのか?!・・・それはひとえに、もしかしたら来られるかもしれない患者さんのお役に立ちたいなと思うからなのですね。破格のつけとどけよりも(そんなものがあるのかどうかは不問に付しましょう)、患者さんからの有り難うのひとことの方が何よりも臨床医にとっては嬉しいものです(これは本当!!)。だからして、病院を株式会社化すると良くないですよって思っているのです。だって株式会社って、株主さんの利益を損なう事無く効率的に無駄なく働かないといけないんですよね?でないと背任・・・(恐)。(もちろん、ムダなものの中には、万一の急変時対応用の器材や薬品って言う必要不可欠なものもありますが)なんでこんな話題かって言うと、今日は比較的診察にゆとりがあったので、以前から”おそらく赤字になってるやろな〜”って思っていた事を調べてみたのです。予想どおり、赤字になっていました。けど、それを修正するつもりはさらさらありません(キッパリ)! なんでかって?その治療がとっても面白いと思うし、興味を惹かれるからなのです。もちろん、不定期に来られる患者さんに「当院には準備がありませんので、◯◯病院を紹介しますから行って下さい」って言っても良いのですが、それは嫌なのです。業務を効率化するって言うのはまさしくそういう、”してあげよう精神” を失うことに他ならないのではないでしょうか、っていう風に小生は考えております。病院経営って、一つ一つの事にあまり目くじら立てずに、トータルに考えたいな・・・と思っています(まあそんな甘い考え方ではいけないのかもしれないのですけれど)。3年後廃院となっていましたらおなぐさみ・・・

liq N2

 

無題

8月24日 日曜日 当番日

朝一番で窓をあけると涼しい風がサーッと入ってきた。不思議なことに、窓を開けた瞬間にはそのようなのだが、それきり風は入って来ない。日照り続きだった夏もこのところは突然雨が降ったり、数時間後には晴れていたり。医院の裏の田んぼで育つ稲穂はいよいよそのコウベを深く垂れている。今年は豊作のようにも思われる(素人目線ながら)。毎日鳥達にやられていた換気扇の排出孔の覆いにも、ほとんど汚れは付かなくなっている。どうやら季節は徐々に移ろっているようだ。おそらく夏休み最後の週末?平和で楽しい一日となりますように・・・

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夏休みに行ってきました・・・ていう写真ではありません。とあるエッセイででてきた利尻島の写真を貼付けてみただけです。こんな景色のところで一夏ゆっくりと過ごせたら良いのだけれど・・・

悪魔の証明

8月21日 金曜日 だんだんと過ごしやすくなって来ました

気がつくと、かなり放置され気味のブログ・・・夏の終わりはどことなく物悲しいものです(夏の終わりというよりも、「夏休みの」おわりでしょうかね・・)。小学生の頃の夏休みなどは、7月中は余裕ですごし、ただただ楽しいだけ。8月に入って、終わってしまった7月をちょっと惜しみ始め、高校野球が始まるとまたまた何となく楽しくって、いつのまにかそれが終わると・・・あ〜、宿題やってないやんか・・・。みたいなことが繰り返されていたような気がします。大人になると、夏は梅雨明けを待つ事から始まって、8月は色々と考える事をして、やっぱり高校野球が終わると海水浴場に人がいない事にすこし寂しい思いをしながら、お盆休み明けの気だる〜い感覚を克服しながら、9月に突入して「やっぱり、暑さ寒さも彼岸までやね〜」といいながら納得するのであります。でも四季があるってほんと、いいですね〜。

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医師に託される業務の中でちょっと難しい事・・とある人が◯◯でないことを証明せよ、というのがあります。もちろん、そんな事はできません、でもよいのですけれど。そのむかし習った数学の命題で『2の平方根が有理数でない事を証明せよ』・・ていうやつならば、まずは2の平方根が有理数であると仮定すると矛盾するっていう出来事を引き合いに出して、だから・・なのです、っていう方法をとったように思うのですけれど。まあ、何々でないということの証明は難しいですよね・・・devils proof ……… orz

診察室あるある

8月7日 金曜日 暑い

昨日は朝から平和宣言を聴いていたのですが、生で聴くのは初めてだったかな。毎年やってくる暑い夏は広島と長崎と御巣鷹山の夏でもあります。色々と考えなきゃならないことがあるなと思います。

ところで、診察室でよくある光景なのですが・・・

患者さん「先生!この間処方してもらったお薬、きついお薬なんやって〜?」

医師「え?どういうことですか?」

患者さん「処方箋もって薬局に行ったら、この薬はきついから飲まん方が良いって言われたで〜(笑いながらも怒)」

医師「あ〜、一応いろいろと説明したと思うのですけどね。」(心の声;それにしても飲まない方が良いほどきつい薬っていう説明されたんやろうか・・・ひどい説明だな・・そのうちだんだんと怒りが込み上げてきて、右手は抗議の電話の為に受話器へ

な〜んていう場面ですね。そのままダイヤルしてしまう前にちょっと想像して下のようなやり取りを思い浮かべてみました。

薬局にて;

薬剤師さん「あと、痛み止めが出ていますけどね、鎮痛剤は胃腸への副作用があったり、腎臓や肝臓に負担をかけたりする事がありますので、特にこの頓服薬は必要な時に限って服用して下さいね。」

患者さん「え、そんなきつい薬なんですか?そんなの聞いてなかったで〜今度またお医者さんに言うてみるわ」

そもそもの診察室では・・・?

患者さん「もう〜とにかく膝が痛くていたくてかなんのですわ、とにかく痛みなんとかして下さい。」

医師「今日は関節液も抜きましたし、潤滑のお薬も注射しましたからあとは徐々に良くなると思いますので、数日はあまり無理をなさらないで下さいね」

患者さん「そんな事言われても、あさってはゲートボールの大会があるし、すぐに何とか痛みを取ってもらわんと困るしな〜」

医師「それでしたら、鎮痛剤を服用して頂くという選択肢もありますけれど、こういうお薬は総じてお体に負担をかけますからあまり安易には処方したくないのですけど・・・」

患者さん「いやいやもうとにかく早く痛みをなんとかしたいのでねえ、薬だして下さいよ」

医師「それでしたら、この朝と晩のお薬はちょっと弱めの鎮痛剤ですが、これだと胃腸の負担も少ないですので・・」

患者さん「それで痛み取れますか?」

医師「それでしたら、効果が乏しいときの為にこの頓服薬も出しておきますけど、くれぐれも最小限の使用にして・・・」

患者さん「まあとにかくはよ帰って薬飲んでみますわ!!」

医師「・・・・・」

 

つまり、医師が説明したものがかならずそのままご理解頂いているとも限らず、薬剤師の先生方が説明下さった内容も、患者さんなりに解釈して担当医にぶつけて来られていると・・そう言う事がしばしば生じますので、そんなことを想像しながら日々診療して行かないといけないわけですね。だれも悪くはないのだけれどすこしづつ伝えたい内容が異なって行ってしまうっていう不幸。昔やった遊びの伝言ゲームを思い出せばよく理解できますよね。

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70年間続いてきた平和と非戦、これからも大事にしていきたいものだと思います。

暑い・・

8月3日 月曜日 晴れ

午後の診察途中にサイレンが2度(いや3度あったかな)。「竜巻注意報」らしい。この注意報、夜中にも鳴り出す事があるんですよね。真っ暗な空を見てもどうやって注意したら良いのか分からないので、結局再び ”寝る” のですけれど・・・。昨日の夜にすこしお外に出たのですが、なんだかもや〜っと暑くって、風はなく、空気はそこに淀んでるような、そんな雰囲気でした。おそらく昨夜は25度を下回る時間は数時間しかなかったのではないかしらん。もう、それこそ太刀打ちしようのない暑さっていう感じだったな・・こんなのは子供の頃に体験したような気がしない。室内の熱中症が増加しているって言う報道や医療機関への警告に、それまでは「そうは言っても、熱中症はやっぱそとで作業している人たちに起こる現象でしょう」って思っていたのだが、いや待てよ・・・となっている。実際に、患者さんに問うてみると、冷房付けない派が圧倒的に多い。特にご高齢の方になるとなおさらである。

これは結構キケン・・鴨。

bocchama-kun

いやはや最近驚いた事っていうと・・・文部科学省が、文系学部の統廃合をすすめているっていうニュース。とにかくワラシは・・これからは外国で通用するビジネスでしょって言う事で、小学校から英語を教えたり、文系学部をお金にならない無用なものだと断じたりということがと〜っても嫌なのです!そんでもって、ニュースを眺めているとTPPがどうだとか、妥結にむけて交渉が難航しているだとか・・そもそも、これって内容が秘密裏の交渉なので(国会議員ですら、その内容に接する事はできないのですよ)、なにがなんだか分からない事をニュースは報じている訳ですな。なんで秘密にするのか・・・そりゃあ公にするとまずいからでしょうね。そもそもどうしてそんな事にみな血眼になっているのかよくワカラナイのですから・・・。ただ印象的な事は、担当大臣の髪の毛がどんどんゴマ塩ヘアになってきてるな〜ってこと、それに尽きますね。

で、なんでおぼっちゃま君のイラストかっていうと・・・最近引っ張りだこの憲法学者木村草太さんの髪型がちょっと似てるなって思ったので・・・。とにかく!日本、浮き足立たずにもうちょっと落ち着いて、長いスパンで私たちや子孫の将来のためにやって行きましょうよ ^ ^

週末は・・・やっぱり本屋さんをウロウロしてしまった。それも何度も。小説もさることながら、小生はエッセイやコラムや時事評論が大好き。今回は田口ランディさんのモノを手に取ってみた・・・やや、斬新な切り口だぞ。

東奔西走するCMさん

7月27日 月曜日

梅雨は明けたとはいえ、蒸し暑い日が続く。昨日は雲一つない晴天を見上げたような気もするが、今日はまた雲り。

そう言えば、先週回ったお宅で出会ったケアマネジャーさんが大変そうだったです。というのも、8月から介護保険制度の自己負担改定が始まるので、各利用者さん達のケアプラン策定見直しに奔走されているのです。介護保険の財源構成は現在どうなっているのかと申しますと・・・ざっくり、国が4分の1、都道府県や市町村の地方自治体が4分の1、残りを利用者と、2号保険者というこれから将来の利用者の掛け金のようなもので折半となっているのです。これの利用者負担を見なおそうっていうわけですね。右肩上がりの(もしくはskyrocketingという表現の)介護保険料をなんとかしなくてはという事で決まった骨太政策ですね。財源がないのであれば、応能負担として所得に応じて負担を定めるという方針にはまあ異論はないのですが、短期入所や特養などでのサービスの負担については、所得だけではなく預貯金の額によっても異なってくるのですね。減額してもらおうと思うと、預貯金が一定額以下である事を証明しないといけないという・・・。つまり預金通帳のコピーを提出しないといけないわけです。ところが介護保険の利用者さん達ですから、そもそも銀行にひょいひょいと出かけて書類をもらってくるなどということができる筈はありませんね。ご家族も遠くにおられるっていうことで、そのお仕事はケアマネジャーさん達に降り掛かってくる事もあるわけです。何せ、負担額が決まらない事にはケアプランなんて立てられませんのでこの作業は必要不可欠です。そんなこんなで、8月の施行開始1ヶ月前の慌ただしさったらないって言う訳です。しかも他人の預貯金に介入する訳ですから・・そんなこと誰もやりたくないのでして、てなことを役所の人々、いや厚生省のお役人方、いやいや政治家の人々は分かっておられるのでしょうか(でしょうね、いや、であって欲しいな・・)。そしてそんな事に対する手当はおそらく・・・ないのでしょうね。がんばれ、ケアマネさん!

何となく不安なマイナンバー制もこんな事には役立つのだろうな

蝶

週末のお休みには映画を2本・・・「アメリカンスナイパー」と「西部戦線異状なし」   毎年恒例にしている、「夏休み戦後を振り返る読書」に向ってやや気分を盛り上げる為に、戦争を題材にした作品を鑑賞してみました。前者はクリントイーストウッド監督作品で、とっても印象にのこる映画でした。今みなきゃ・・・我々日本の人々が。後者は過去にも2、3度見てはいるのですが、改めて見てみると、こんなだったかしら・・という場面が幾つか。最後の主人公が戦場で蝶々に見とれて手を伸ばした瞬間に撃たれるシーンが有名なのですが、その後にタイプライターで ” All quiet on the werstern front…..”っていうテロップが流れるのだと思っていたのですが、そんなシーンは全くなかった。う〜ん、何かの思い違いだったのか・・・・

命名の妙

7月20日 月曜日 晴れ

今日は海の日。来年からはたしか8月に山の日という祝日が加わるはずです。夏休み中なので子供達にはあまり関係はないけれど、我々には嬉しい休日ではあります。どうでも良いけど、海の日、山の日ができたら、次は川の日とか、湖の日とか、沼の日とか色んな祝日ができたりして・・・(沼の日議連とか良くわからないことになるけど)。週末は開通したての京都縦貫道を通過してきました。予想どおり丹後行き(下り?)路線はかなりクルマが連なってましたよ。確実に下道を走った方が早いような気がしました。

あじむくん

サービスエリアにあった京丹波・食のゆるキャラ「味夢くん」です。彼は現在6歳で、これ以上年は取らないそうです。悪者に対して京丹波の美食を食べさせて心を入れ替えさせて町の平和を守っているそうな。頭にかぶっているものはキノコかと思ったら黒大豆らしい。結構可愛いな・・「か◯ぼ◯」よりも良いかも。味夢くんっていうネーミングとイラストは公募で決まったのでしょうね。

そう言えば、かつて研究生活をしていた頃に面白いなあと思った”命名”のお話です。その昔遺伝子の構成体であるDNAを検出する方法として、その実験方法の開発者の名前にちなんで”サザンブロッティング(Southern blotting)”と名付けられたものがあります。その後、その他の物質を検出する方法に、つけられて行った名前が”ノザンブロッティング(Northern blotting)”・・・これはRNAを検出するもの。それから”ウェスタンブロッティング(Western blotting)”はタンパク同定の方法で、いずれの命名も、始めのサザン(南)に対する洒落としてノザン(北)、ウェスタン(西)と名付けられたのですね。果てはSouthwestern法というのもあります。ちなみにウェスタンはどうしてイースタンではなかったのか・・調べてみるとその開発者がシアトルの人で、シアトルは北米大陸の西に位置していたからなのだそうな。まあ、どうでも良い事ですね・・。

態度が L

7月14日 火曜日 暑い!

今日は暑かった。いやほんと・・ 少しの時間クルマのエンジンを止めて中にいると、もう汗だくでしたね。ところで世間は・・なんだかとても喧しいのであります。お金がかかりすぎて、つくれるかどうか分からない競技場の事やら、存立危機事態の話とか、海の向こうの借金まみれの国のお話とか、それによって株が下がっている話とか・・。不穏だな、世の中。ギリシャの国民投票のニュースを見て思ったのだけれど・・国がつぶれるかもしれないって言う危機なのに、何であんなにみんな喜んでんだろう。なんであの首相はあんなに高飛車でいられるのだろう・・。あまりに借金の額が大きすぎて、みんなもあんまりきつい事言えないのかなとか思ってみたり。うんうん、お金を借りるなら、ホントに返せないかもしれないっていうくらい大きな額を借りちゃうというのが良い考えかもしれませんね。このあいだテレビで誰かが、お金が本当に必要な人には誰も貸してはくれないんだ・・なんていう意味の事を言ってたけれど、それもまた真理なのかもしれない。でも日本も確か桁外れの負債があるんでしたよね、だいじょびか・・・ ( .   .)

ちぷらすさん

この人です、ちぷらすさん。写真だけでもめちゃアグレッシブ・・・ 日本人にはとってもできませんな、こんな芸当。

写真

7月13日 月曜日 晴れ

昨日は暑かった・・・ようです。熟睡の小生は良くわからなかったのですが、そう言っておられた方がたくさんの一日でした。最近患者さんから、自作の絵はがきとか写真を頂くことが度々あります。それぞれに込められた思いとかがあるのだろうなと思いながら拝見しております。かく言う私も下手の横好きで、少しだけ写真に凝った時期もありました。う〜ん、いずれの趣味も趣味とまで言えず、すべて中途半端・・・(泣)。物事を極めることのできる人とそうでない人は・・・やっぱ違うんですね。そんなことを思いながら昔をおもいだしますと・・・、過去にいわゆる写真展っていうのを見に行ったことのある写真家さんが2人おられまして、一人は前田真三さんという方、もうお一人が織作峰子さんという方なのです(お二人とも有名な方ですので御存じかと思うのですけれど)。前田さんの作品は、学生時代に友人と行った北海道旅行で出会ったのですが、美瑛という地をとり続けた写真家さんで、かの有名なカルビーポテトチップスを育んだ北海道の美しい土地を作品に残しておられる方です。どの写真も大好きです。美瑛(だったと思う)に拓真館というギャラリーをお持ちで、それを見た瞬間に虜になり、旅行から帰ってしばらくは色んな作品集を手にして見た記憶があります。すごく美しい写真ばかりなので、是非皆さん見て下さい。それから、織作さんの作品は、確かヨーロッパで撮られたものを集めた作品展を見たのがきっかけでした。ご自身は元ミスユニバースという華々しい経歴の持ち主なのですが、そういう事を知らずに見た写真がとても印象に残っており、後からひょんな事がきっかけで作者を知る事となり、あ、あのときの写真の作者なのかと思った経緯があります・・(これはどうでもいいこと)。

麦秋鮮烈

これが前田さんの一番(?)有名な作品かな・・・。

北海道では、拓真館の近くに確か”黒板五郎のおうち”があります。ほたる・・・

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