京都府与謝郡与謝野町 内科・外科・リハビリテーション科・在宅診療 いとうクリニック

ふくろうくんのブログ

TexMex.

11月18日 日曜日 晴れ時々曇り、のち雨、そして虹

比較的穏やかな当番日の一日でした。

ふと思い出した一言、テクス・メクスという、テキサス州で食されるメキシカン風のアメリカ料理の総称です。ブリトー、ナチョス、タコス、などというスパイシーなんですが、意外にもお腹に堪えないアッサリした食後感の食べ物です(アメリカンサイズをたらふく食べたら、ふ〜っていう感じになりますが)。なかでもファヒータっていう野菜と肉の炒め物のようなメニューはよく職場のカフェテリアで食べたものです。ちなみに妻のレシピのチリビーンズは一家の大好物であります。小生が留学中に覚えたタイカレーは・・・!?

 

 

もうひとつ、ステーキで忘れてはならないのが “Rib Eye”と呼ばれる部位のものでした・・懐かしいのですが、向こうにいた時はしゃぶしゃぶのお肉が食べたくて、ミートスライサーを購入して、ステーキ用の肉を冷凍しては極薄にスライスしていたのを思い出します。

ブログネタあれこれ

11月14日 晴れ 気温低い

クリニックのリンクにくっつけておくのは果たしてよいものかどうか・・思案中の当ブログであります。なにせ医学的に有益な情報からは、かなりほど遠い内容を誇るものであり、絶滅危惧種のようなものであると自負しているところです。ところがブログの下書き欄には書きかけのネタが常に複数個存在している(TypePadよくできています、有料ですけど・・)のですね。内容的には若干門外不出のおもむきを持つものもすくなからずあり、日の目を見る瞬間がくるのかどうか微妙なものたちの集まりを形作っているわけです。ヒトって、そこに地雷があると踏んでみたくなったり、ドアノブがあると回してみたくなったり、顔に痛がゆいデキモノがあるといじいじと触ってみたくなる生き物だと思われないですか?。これをやったらダメよ、っていわれた赤ん坊が『あ〜あ、やっちゃった』って言われるような出来事、そこかしこに存在しているわけです。・・・ですが、やはりお披露目する事のできない文章、埋もれています、下書き欄に。えへん、今週末は外科当番でお仕事をしております。不幸にもお怪我をなされたり、風邪をひかれたりした方はどうぞおいで下さい。

のぼう

少しづつ進行中の読書です。まだ評価は保留・・・、とりあえず『でく・のぼう』の一言目の台詞には少し惹き付けられるものがありましたが。乞うご期待!

 

先にみ〜っけた

11月13日 水曜日→願望でした 火曜日

ときどき耳にする事・・・アメリカは日本の領土問題が解決しない事を望んでいるっていう言説。おそらく本当なんだろうなあって思います。日中あるいは日韓と同じく、まさにアメリカもステークホルダーそのものであり、どちらの側にもはっきりつく事のないスタンスが、アメリカへの求心力を高める事となりかれらの国益に叶うのである、という理論ですね。事ほど左様に領土問題というものは厄介なシロモノなんですね。何となくみんな、そんな簡単に解決なんてしっこないよね、っていうのはわかっているのだろうと思うのですが(そんなこと考えるのは非国民の私だけなのでしょうか?)、表向きはそうとは言えないのです。先占の法理っていう理論があるそうです。要するに、初めてその土地を見つけた人がその人の領土にできるって言う理屈です。で、アメリカなんかはもとを辿れば、ネイティブインディアン(こう呼ぶのを良しとしない人がいるのですが、すみません)がそこにいたのは間違いないのだけれど、彼らは国家というものを持たなかったために、その権利がないんですね。まあ原始的な法則でそれほど知性的な制度ではないなと思うわけです。思うに、そんな制度でも頼りにしなければ、戦争を除いて他に解決する方法がないのでしょうね、領土問題って。あとは大人の智恵を総動員して、いかに解決したかのようにみせる技というか知性がわれわれ一市民にも求められているような気がします・・・。

文殊

のどが痛いという症状で来られる患者さんが増えています。栄養と休息を十分にとって、みなさま健やかにお過ごしください。

Have a happy weekend!

11月11日 土曜日 晴れ

土曜日の診察は、これで一週間が終わるということもあって朝から勢いでがんばります。土曜日だけはお昼過ぎの1時まで開けていますので何となく長丁場なのではありますが。診察の合間にはしょっちゅう送られてくるダイレクトメールの中身のチェックなんかをしています。学会雑誌はぱらぱらとめくって積んどくコーナーに直行します。医師会関連の書類は重要な物もたくさんあるので要チェックコーナーに(ところがこれもすぐに山に埋もれてしまい、期限切れ間近に気づくなんてこともあり困ったものです)。結構読み込んでしまう物の中に、「週刊医学界新聞」という小さな新聞スタイルの医学書院の発行物があります。前職の時にサンプルが送られてきて、いつの間にか継続的に送られてくるようになり、興味深い特集も多いので退職時には転居届まで出して今も送ってもらっています。今回は外来診療の神様と言われるローレンスティアニー氏を囲む座談会の記事が載っていました(実は彼の著書のいくつかを義兄が翻訳しております。みなさまよろしく・・・)。テクニカルな事だけでなく、暖か目線の彼の至言にしばしう〜んと頷かされました。総合的な外来診療の知識と技術、まだまだ勉強しないといけません・・・

キャラ弁

明日は娘の塾のテストだとか。こんなおべんとう食べながら日々がんばっておられるようです・・(私は模擬試験には昔からひとつも良い思い出がありませんが・・)

そんなに昔はハイレベルだったのか・・・?

11月7日 水曜日 立冬、でも比較的穏やかな一日

朝は時計代わりにつけているテレビですが、相変わらず誰かや何かを叩く話題に喧しい。今朝は『暴走◯◯』の名付け親のあの方の話題でした。気づけば名付け親のこの方も暴走◯◯と呼ばれてましたが・・・。いろいろな立場の方がさまざまな事を述べられていましたが、どうやら誰の意見でも同じように語られる前提事項は『いまの大学生のレベルは劣化している』ということのようです。これにはあまり誰も反論をされてはいませんでした。が、本当にそうなのでしょうか?まあ学力の低下は実際にあるのだとは思いますが、そこまで言われる程のことなのかと思いました。世のおっさん連中(当然私も含まれるわけですが)に尋ねてみると、ひと昔前まではまるで手柄話のように『大学の頃は、授業なんて出た事もないし、麻雀かパチンコを覚えて、授業は必要最小限だけ出席して・・・』なんて聞こえてきたものです。なんだ、自分たちもろくな学生生活送ってないじゃんか。と考えるわけですね。いろんなことに興味を持ってフィールドワークをしたり、社会に関わっているまじめな学生諸君もいると聞きますし、なにより今の人たちの方が、外国の人との交流も多いですし、フランクに気後れせずに会話をしたりする能力は昔よりも向上しているなあと思うことも少なくないと思います。自分の事は棚上げにして『無駄に4年間過ごすくらいなら、すこしでも早く就職して社会のために働きなさい・・』などと述べておられるのを聞くに付けて、思わず他局に変えてしまったのは私だけではないのではないかと思います。たとえ学力が低下している学生さん達であったとしても『4年間、どういう風に過ごそうが、放っておいてくれよ』という気持ちになるのが当然ではないかなと思いました。私ならそう思うと思います。そんなこと仰っている政治家が今のような社会の仕組みづくりに携わってきたわけですし、メディアの方達はついこの間のiPS騒ぎにまんまと騙されてしまっていたわけですし、悪い人たちを取り締まる役目の人たちにしても冤罪逮捕の話には事欠かない状況なのです。

怒れ、学生さんたちよ!!劣化しているのは、われわれ大人たちも同じなのです。思う存分学生生活を楽しむべし(自分の責任でね)!でも、何か今後を生きて行く糧のようなものを見つけるのには貪欲になってほしいと願います。

風林火山

やや流行に遅れているのは否めないのですが・・・面白いです。

パンの日とか公園掃除とか

11月4日 日曜日 晴れそう?

朝から近所の公園掃除でした。この時期、もう草はあまり生えていないのですが。わいわいがやがやと皆で集まって、これも一つのコミュニティーの形なのかなと思います。みなさんのお元気を確かめ合ってではまた会いましょう、ていう感じですね。おとといの金曜日は恒例のパンの日でして、今週は甘いものシリーズで攻めてみました。なかでも秀逸であったのは、2種類のアンパンマン。怖い顔をしているのがチョコパンで、優しそうな方がクリームパンだそうです。

アンパンマン

日曜日の朝の番組は冒頭から『愛国心、愛国心・・・』と皆さんが叫んでおられます。国を愛する心の形は人さまざまだと思うので、あまり愛国度を競い合って表現するのもいかがなものかな?と感じました。そんな抽象的な事よりも、もっと有形の具体的な諸々の問題を解決すべく頑張って頂きたいものだなと思った私はおそらく愛国心が足りないのかもしれません・・・(困)

ハイテク・はいてく・履いてく

11月1日(古典の日) 木曜日 雨

タイトルは常にいい加減な、当ブログでございます。何がハイテクかと申しますと、昨今はやりの電子書籍なるものは如何かというわけです。アップル社のコンピューターが、手で画面を触ったり、指でなぞったりするような所作をPCに採りいれてから、まるで本物の書籍のページをめくるようにウェブサイトを眺める事ができるようになったわけですね。本を手に入れるには、書店へ行かずとも、電子書店のウェブサイトからダウンロード形式で購入して自分のパソコンでそれを読むということができ、それはそれで大変便利なものかと思います。・・・が、やっぱり本はなくならないだろうなと思います。実際いままでに電子書籍で本を読んだ事はないので、あくまでも想像でのお話となりますが、実際に本を手に取って眺めた時の質感や、雰囲気、背表紙を見たり、あとがきの最後の方から少し読んでみたり、新しい本の角のつんつんとした部分を触ってみたり、すこしにおいを嗅いでみたり・・・(何やら東海林さだおさんの丸かじりシリーズのような表現になってしまいました)。いずれも電子書籍では味わえないのですね。中身が大事なのではありますが、やはりそれを包み込んでいるものも大切なのだなあと改めて思います。何よりも、電子書籍だと、今自分がその物語のだいたいどのくらいの部分を読んでいるのかわからないので何となく落ち着かないのではないかなあと考えたりもします。本とはそれを支える両手のひらに持続的に左右の重量感と分厚さを感じながら進行していくわけでして、それもその内容を理解するのに重要な要素ではないのかなと思います。何よりも、本屋さんにいってウロウロ時間をつぶす事の楽しみが奪われる事が悲しいではありませんか。電子書籍は電子書籍なりの楽しみ方、意義があるのでしょうが、やはり私は紙が好きです。

Haruki murakami

おっと、めずらしく何となく関連性のある写真のアップができました。11月1日は古典の日らしいのですが、うちの坊ちゃんは学校でなんと、『おでんの日』と聞き間違えて帰って来られました。まあおなか空いてたんでしょうね・・・

木枯らし一号

10月29日 月曜日

ついこの間まで猛暑だ、節電だと言っていたのですが、とうとう木枯らしが吹いたそうです。木枯らしといえば、北風の冷たい風だという認識は共通でしょう。10月半ばから11月末までの間で、初めて吹く北または西よりの風で秒速8メートル以上のものを『木枯らしさん一号』とするのだそうです。これからさらに気温は下がり続けるとのこと。ついつい昨年の豪雪を思い出します。建築中のクリニックが分厚〜い積雪のしたに埋もれてしまい、ヤキモキしていたわけです・・・。上棟が約1ヶ月遅れて、予定していた開院の日もずれ込んでしまったのです。まあ今となっては単なる思い出話ですが、あの時ばかりは普段大好きな雪も恨めしく思えたものです。大学時代にはスキー部に所属しておりまして、冬から春の長い期間、山ごもりをしておりました。当時は今と違って2メートルを超える長い長いスキー板を使っていたのですが、最近は(もう大分になりますか?)カービングスキーという短くって真ん中にかけて大きな湾曲のある独特の板に変わり果ててしまいましたね。岡部哲也選手とか、木村公宣選手とかの全盛期でした。その後もなかなかワールドカップの表彰台にあがる人材はでてきていないようです。がんばれ日本アルペンスキー!!

 

原風景に出会う

10月26日 金曜日  院内に暖房

約8年前にこの地に赴任したときに思った事、子どもの頃に遊んでいたような街の風景が残っているな・・と感じたものである。アスファルト路面の両端には、ところどころにしか蓋のない水路が走っており、途切れた住宅街の横に広がる一面の田んぼの水面にはあめんぼう達がすいすい泳いでいる。田んぼのむこうには、沈み行く太陽を背に単線の電車がのんびり走っている。5歳くらいの小さな子どもから、小学校高学年の子ども達までが一緒になって、小さな公民館に付設された公園で野球をして遊んでいる。京都市内ではほとんど目にする事もなくなったが、昔どこかでみたような風景だ。あ、これこれ、こんなんやったなあ、むかし。まさかその街に腰を落ち着ける事になるとは思わなかったのであるが・・・。とびきりのきれいな景色を眺めるのも良いが、こんな日常的でどこにでもある風景がふとした時間に目に入ってくるのも、それはそれでまた癒されるものである。便利で快適な世の中はありがたいが、やはり人間ときには、冷たい風に吹かれたり、泥や土にまみれたり、太陽と山と海と風をじかに感じることも、また必要なのではないかと思う。・・・などと書いたところで、大事な事に思い至らない自分に気づいた。そう、その当たり前のことすら奪われてしまった生活を強いられて久しい人たちが、この日本の中にはおられるのである。一刻も早く、このような方々の手に、安堵と平穏な生活が取り戻される事を願ってやまないものである。

Uminomichi

あ、これどこかでみたことあるぞ・・・デジャヴって言いますね。反対に、いつもみている光景なのに、初めて見るような感じのすることを『ブジャデ』って言うそうです(笑)。みなさん良い週末を!

悪貨は良貨を駆逐する

10月24日 水曜日 快晴やや肌寒い

今日のような日の事を『秋日和』と呼ぶのであろう。清々しい日である。今日耳にしたラジオでの話題であるが、小春日和という言葉、てっきり春の暖かい日のことを形容するものかと思っていたが、どうやらそうではなく、晩秋から初冬にかけての穏やかで暖かい日のことをさす言葉らしい。太陽暦の11月が小春と呼ばれることに関連した言葉だそうである。思えば勘違いや思い違いのまま記憶している事がたくさんありそうである。結婚式のスピーチを考えている人が『いや〜当日雨が降ったら、なんて切り出したらいいのかなあ?まさか本日はお日柄も良く…ではダメだろうし・・・』などとぼやいているのを聞いた事があるのではなかろうか?これまた勘違いで、あくまでもお日柄とはその日の暦上の吉凶を意味するのだそうだ。いくら暴風雨が吹き荒れようとも、『本日はお日柄も良く・・・』で良いのである。『時間もありませんので○○は割愛させて頂きます。』これまた良く耳にするフレーズである。これに対するイメージとして、1)余分な事なので省略する、2)とても省略するのはもったいなく、大層心苦しいのではあるが仕方なく省略する、いずれを連想されるであろうか?本当は後者の意味合いが正しいのだが、世の人に問うと前者を連想する方が6割を超えるという統計もあるそうだ。もはやここまで来ると、正しい意味で使っても曲解される場面がありそうで、微妙な場面では使いづらくなるのではなかろうか?本来は間違いを正すのが筋であろうが、間違いが間違いとして定着してゆくということも、我々の気づかぬうちには、ままあるのかもしれない。

Edamame

枝豆を頂きました。お店で食べるものと違って、クリンクリンの大きなまん丸い実がはいっておりました。びっくりです。まさに豊穣の秋ですね。edamame…アメリカの日本料理屋さんにも必ずおいてありました。意外な認知度を獲得していますね。

 

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