1月4日 土曜日
今日から診療開始です。土曜日ですので半日ですが、よろしくおねがいします。
京都府与謝郡与謝野町 内科・外科・リハビリテーション科・在宅診療 いとうクリニック
1月4日 土曜日
今日から診療開始です。土曜日ですので半日ですが、よろしくおねがいします。
1月2日 木曜日
あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくおねがいいたします。
去年ははじめに能登の地震があり、その後航空機事故が発生するという不穏な幕開けでした。医療の世界もいろいろな出来事がありました。今年は・・・戦後80年、昭和100年にあたるのだそうです。他にも色々と節目となる年のようですね。医療の世界でいうとそれはAIという話題になるのかと思います。人工的知能は診断の場面や、事務作業の分野にはすでにかなり侵食してきていると思います。やや牧歌的にそう考えてきたのですが、驚いたのは兵器の世界にも導入されてきているということでした。AIが敵とみなす相手に兵器が牙を剥くという仕様がすでに実装されているとの報道には本当に驚きました。ある一定確率で、その対象に誤りが生じるということが認識されているのですが、そこは単なる数字上の確率の問題として処理されています。AIを搭載した無人機が住民の中に潜んでいる戦闘員と思われる人物を特定して攻撃する、その人物が実際に戦闘員である確率はほぼ90%、ということは10%の割合で、無垢の民が犠牲になるということですね。AIの攻撃目標が示された後に、それを承認するまでの時間が約20秒だそうです。データベースに付けられた名前は「ラベンダー」だそうです。悪魔はいつも天使の顔をしてやってくる・・のでしたっけ。そのうちAI兵器を開発する企業を組み込んだ投資信託なんかも出てくるのでしょうか。年始にふさわしくない投稿になってしまいました。気を取り直して、今年も自分のできることを淡々と行ういつも通りの一年としたいと考えています。頑張るぞ。皆さんにとっても今年が良い一年となりますように・・・。
12月26日 木曜日
変わらず感染症は流行しているようです。学校がお休みになると少し来院患者さんは減少するかと思うのですが、まだピークを越える兆しは見えてきていません。忘年会や年末年始の集まりがこれからもあるかもしれませんが、注意しておきたいところです。今週あと三日で全ての診療を終えることになります。年末年始のお休みをいただき、今年一年の振り返り総括と、次に向けた改善点を見出して取り組んでいこうと考えています。それにしても最近、あまり年末感がない気がするのですが、みなさんいかがでしょうか。それでは!
12月23日 月曜日
冬至がすぎ、あとは一日ごと、日を追うごとに日照時間が延びていくのでありますから、なんとも嬉しいことですね。・・・とは言ってみたものの、寒さはこれから厳しくなるのが誰に身にも明らかであるからゆえ、なんとも説得力ゼロの虚言となり響いてしまうのはやむを得ぬことであります。しばらくはじっと我慢の子ですね。先日たまたまスイッチをつけたテレビで、奈良の街中華のお店が紹介されていました。店主が確か70歳代後半と紹介されていましたが、その道一筋で奥様と一緒に店を切り盛りされているのだとか。早朝から夜の9時頃に閉店するまで、かなりの肉体労働だと思うので、そのこと自体がすごいのですが、長く続けて来られていることについて尋ねられた質問に対する答えが良いなと思いました。とにかく、自分でも心の底からこれが良いと思うことをただただ続けることですね。と仰っていました。「ちゃんとしたことをしていたらもう間違い無いんやから・・・」なるほどなと。ちゃんとしたことができるっていうのが、結構意外と難しいものであると思います。ちょっと隙を見せると、そこに欲や損得勘定がつけ込んで、入ってくるものですからね。自分自身も、ちゃんとしたことをする毎日でありたいものだと、思い直す今日この頃であります。では今年ラストの1週間となります。みなさんマスクをして、感染対策をバッチリして、暖かくしてお過ごしください。では
12月21日 土曜日
本日は臨時で休診をいただきます。
ご不便をおかけして申し訳ありません。
12月20日 金曜日
今年もあと少しです。ラストスパートじゃ・・。クリニック院長がラストスパートっていうのも、どういう意味かよくわからないですけど。ま、とにかく頑張りますということで。さて、個人的に推しているFISワールドカップ・アルペンスキーの話題です。かつてスピード系種目のトップに君臨されていた米国のリンジー・ボン選手が40歳になる今シーズン選手生活に復帰されるとの宣言をされたということです。すでにコロラドでの試合での前走もつとめられたようで、いよいよ今週末の試合に登場ということですね。もちろんいきなりにトップテンなどというような甘いものではないと思いますが、とても楽しみにしています。頑張って欲しいですね〜。インタビュー動画も見ましたが、あまり気負う感じもなくって、やりますよ〜みたいな明るい感じがとても彼女らしいと思いました。スイスのサンモリッツでの”デビュー戦”・・・密かに注目しています。
12月18日 水曜日
昨日はやや気温が上昇して比較的過ごしやすい感じでした。寒さにある程度慣れてきたのかもしれません。暗がりに一定時間いると目が慣れてくるように。気づけば12月もすでに半分過ぎています。なんだかんだ言ってもあと2ヶ月くらい辛抱すれば、また春の訪れがきます。院内にも告知しているのですが、この週末の土曜日は休診をいただく予定です。感染症の流行期に大変申し訳ないのですがご了承ください。朝トレのお供は相変わらずポッドキャストです。話題は東部アフリカを襲ったサイクロンとか、やはりシリア情勢とか。アフリカのマヨット(と呼ぶのでしょうかね)をヒットした災害による被害者は数千人にもなるのだとか言われています。風速60m/sec. っていうふうに報じられていましたが、本当なのでしょうか(でしょうね)。すごい突風です。そこには、不法移民もおられるようで、滞在身分のないことが発覚することを恐れているのか、設置された施設への避難を避ける人たちもいるとのことでした。ところで、この地はフランス領であったのですね。遠く離れた本国から大統領が視察に行く予定だそうです。左右拮抗する政情やや不安定とされる現政権のようですので、遠く離れた地とはいえ、内憂外患にならないように災害対策も万全にということなのでしょう。もちろん人命救助に最大限の努力を払うというお気持ちは伝わってきます。少し前にはスペインでの大雨災害など、日本でもちょうど1年前に地震に見舞われた能登が、その後大雨で2度の大災害を短期間に被ったことも思い起こさねばなりません。今年は天候による災害が多発した年でもありました。
12月17日 火曜日
地上から上を見上げますと山の中腹より頂に向かった一帯が真っ白になっていました。週末の雪だるまマークはこの辺りに向けた予報であったようです。平地の我々にはまだ雪は舞い降りておりません。北陸以北は積雪があったそうですが。上記道症状を自覚される感染症と思しき患者さんの来院がピークを迎えています(まだピークかどうかわかりませんが)。昨日は診療の途中までインフルエンザの検査陽性率がほぼ80%を超えていました。ここまでの流行も久しく経験していませんが、今年はそれに加えて、COVID-19、マイコプラズマ、溶連菌、エンテロウイルス、ヒトメタニューモウイルスなどなど感染症のデパート状態です。何度も別の微生物に感染してこられる児もあります。なかなか大変・・・。診察室も立て混んでいます。お待たせする時間がどうしても長くなってきますので、そこはどうかご了承をいただきたいところです。昨夜は ”しごおわ” のあと一息つきながら立ち上げたニュースサイトでシリア入りした記者が、旧政権に囚われて拷問を受けていたとされる収容施設からリポートされていました。生々しい壁の傷跡や汚染などが当時の惨状を物語ります。ただ、なかなか画面からは伝わらないのは異臭のようでした。海外の報道機関も同様に臭気を伝えていました。私たちの想像を超えた現実がそこにはあったようです。朝トレしながら聞いていたポッドキャストでは、最近勢いをつけているAIクリエイテッドのインフルエンサーである「アイタナ・ロペス」の話題が上がっていました。インスタグラムなどで多くのフォロワーを獲得しているらしく、いくらかの利益を会社にもたらすそうです。このようなAIの生成するバーチャルキャラクターや、実在の人物を使った画像や動画などがたくさんあり、よくみてもなかなか合成されたものとはわからない精度のようです。そしてそれらが生み出す様々なマネー。今ではニュース読み上げには普通にAIが行っているようでもあり、かなりの職種に今後侵食してきそうな勢いです。ただしバーチャルにはできない現地リポートがありますね、それは肌触りや匂いを伝えるということでしょうか。人間にしか感じたり伝えたりすることができないものやコト、大切にしていきたいとも思います。科学技術と人間の調和の取れた融合を目指した住み良い社会になればいいですね・・・。
12月15日 日曜日
シリアの情勢が報じられています。街の声を拾い上げているのを聞くと、皆がとても歓迎して、新しい政権への移行にも前向きな捉え方をしている方が多いように思います。専門家の解説を聞くとやや不安にもなりますが、これから民衆の平和な暮らしが戻ってくることを祈るばかりです。今日はお休みを利用して、だいぶん前に購入していた家庭医療の第一人者でもある藤沼康樹先生の近著を読んでいます。inclusiveに地域を診ていくということの意義から、個別の診療のコツから、慢性疾患の関わり方などなど学びの多い書物です。ほとんどが新しい学びの中ですが、ところどころ自分も知らずとそのようになっているな〜というのがあると、日頃の試行錯誤も肯定されている感が感じられてとても嬉しいものですね。
12月14日 土曜日
土曜の朝刊は購読誌の書評欄が掲載される日であります。毎週終わりにこれをちょっとした楽しみにしています。今週はライター武田砂鉄さんの書評のほかに、東畑開人さん、前嶋和弘さんらの記事が掲載されていますね。「斜め読み読書のすすめ」はちょっと、ずぼらな私の読み方を後押ししてくれるような気がして、大いに勇気が湧いてきました。頭木弘樹さんの紹介作品は「幻肢痛日記」という青木彬さんの著作でした。下肢切断をされた著者が、自身の火葬された切断肢のお骨を骨壷に入れて受け取られた記事から始まります。そこにはもう無いはずの肢に痛みを感じるという幻肢痛にまつわるお話のようです。人間の身体って不思議ですね。心理学でも「ラバーハンド錯覚」という、視覚と触覚に関するちょっと不思議な現象があるようです。末梢組織が感じた五感を脳で統合し解釈する時に生ずる位相のズレみたいなものが作用しているのでしょうかね・・・。では、不思議な感覚を引きずりながら今日は診察業務に取り組んでみることにしましょう(多分、秒で現実に戻されることと思いますけど)。