京都府与謝郡与謝野町 内科・外科・リハビリテーション科・在宅診療 いとうクリニック

ふくろうくんのブログ投稿者: tsuyopon

減っている胃がん

11月3日 日曜日

お天気の良い日が続いています。先月の豪雨被災地の復旧が進むことを祈っています。先日出身大学医局の発行誌を読んでいたのですが、やはり手術対象疾患が以前と変わって来ています。特に顕著なのは胃がんの手術数の減少ではないかと思います。単純に外科手術症例数を比較しているだけなので、罹患患者数はまた別の統計になると思いますが、開腹手術に至る患者さんの数は明らかに少なくなっていますね。現在は内視鏡下の治療技術が発達しているので、内科で処理されるケースが多いですから実際の患者数はまた違っているのでしょう。国立がん研究センターのウェブサイトには、多くの統計が公表されていますが、例えば30年前と胃がんによる死亡率(1年間に人口10万人あたり何人が死亡しているか)を比較すると…

2017年のデータ

 

1987年のデータ

男性は3分の2、女性は半減していることがわかります。原因は色々とあるのでしょうけれど、診断治療技術の発達、抗がん剤の開発、さらに最近では胃がん発生との関連性が明らかとなっているピロリ菌も、一般の方々の耳目に触れるところとなっていますからね。5000年前に氷づけとなりヨーロッパで発見されたミイラ・アイスマンの胃袋からも検出されたらしいです・・ピロリ菌おそるべし。

予防接種の季節です

10月30日 水曜日

雨の続いた時期とうって変わって週間天気予報に晴れマークが連なっています。インフルエンザの予防接種を始めています。インフルエンザは毎年必ず流行するわけですので、予防手段が重要となります。唯一と言っていい医療機関でできる予防策はやはりワクチン(予防接種)でしょう。10月末から高齢者への公費負担も始まりましたので皆さん是非接種をご検討いただければと思います。いつ頃注射するのが良いでしょうか?と尋ねられることが多いのですが、10月末から11月中にはされたらどうですか?と返答しています。3−5ヶ月の抗体価持続が期待できると思いますが、個人個人によって異なる部分もあるでしょうから、シーズン初期に接種して備えておくということで良いと思います。また、受験や結婚式などの重要なイベントがある場合には、2回目の接種を考慮されても良いのかと思います。具体的にはかかりつけ医と相談されることをお勧めします。子どもさんにワクチンを予定しておられる方は、スケジュールもさることながら費用負担も気になるところかと思います。日本では13歳未満は2回接種を原則としていますが、実は1回だけでもそれなりに効果はあるとされています。例えば米国ACIP、Advisory committee on immunization protocol (practice?)だったかな、要するにアメリカの基準では過去に2回以上インフルエンザワクチンを受けたことがある小児は8歳以下でも1回の接種で良いですよ〜っていうことになっているようです。なので・・・たくさん子どもさんがおられて、出費もバカにならないな〜とか、なかなか病院に行く時間が・・・とか考えておられる親御さんがおられましたら、堂々と胸を張って「私は子どもたちに一回のワクチンを受けさせています。以上マル」みたいな感じでやってもらえれば良いのかなと思ったりしています。でもね、インフルエンザの予防接種とか昔は学校で一斉に受けてましたよね、そうしてくれるといろんな面で助かるなと考えています。知ってました?インフルエンザの6−7割は小・中学生以下が罹患してるってこと。だから学校で一斉に予防接種してくれたら、今みたいに冬が来たらマスコミあげてインフルエンザ協奏曲・・・にならなくても済むんですよね、多分。お金時間のかけどころもうちょっとみんな考えてこ!

 

 

ということで・・・みんな騒いでくれているようなので、早期にブログ再稼働です。

 

小生は別に大臣がどうだとか失言だとか言いたいのではございません。失言ならまだ良いのですが、そもそも件の入試制度の改革が酷いものだということに声をあげているだけなのです。なので大臣が辞めようが、謝罪しようがしまいが全く興味はありません、いや辞めなくていいです、思う存分勤めてくだされば良いと思います。ただし!新制度の入試はやめましょ。改革でもなんでもないわ、あんなもん・・

lost for words…..

10月28日 月曜日

今日もなるべくニコニコしながら外来していました〜(のつもり・・)

なかなか自分の気持ちや感情を制御しながら振る舞うのは難しいものですね。でも最近とっても腹立たしいことがありました。というか、皆さんありませんでしたか?って問いたいくらいです。なんですねん・・身の丈って。以前より小生は英語の入試制度改革のことについて触れてきましたが、今回ばかりはちょっと黙ってはいられないという感じです。英語の大学共通テストに民間試験が導入されることについて、担当大臣曰く・・・「裕福な家庭の子供が回数を受けてウォーミングアップできるというようなことがあるかもしれないが、自分の身の丈に合わせて2回をきちんと選んで頑張ってもらえば」などと発言し・・・以上NHKニュースより転記しました。「都合に合わせて適切な機会をとらえ、2回の試験を全力で頑張ってもらいたいという思いだった」とか・・・え?都合も何も、どこでいつ頃何人がどの会場で受けられるか、まだ発表されていないのではなかったですか?。今回ばかりは小生は全くもって納得がいきませんね。そもそも、大学入試を民間に委託して、その先どんなことが起きていくのかって・・ちょっと考えればすぐにわかりますよ。民間試験をみんななるべくたくさん受けてみようかな、その試験を主催する会社が出している参考書買って、開催している講習会に参加してって考えますよね、ふつう・・・。学校の授業受けても仕方ないやん・・ってなりますわな、次は。先生の授業聞いてもしゃーないわなという感じになって、ただでさえ大変な思いで頑張っている高校の先生たちの授業が軽んじられるかもしれませんよね。ま、試験をやっている会社の方は、需要が増えて嬉しいことずくめかもしれませんけど。高校生の頃、良い参考書はないかな〜とか思いながら近所の書店に足繁く通い、図書館でちまちまと勉強して頑張っていたことを思い出しました。そうそう、それからもっと大きな矛盾は・・すでに英検2級を持っている学生が、入試の条件獲得のために、本当は準1級にチャレンジしたいのだけれど、安全策をとってもう一度同じ2級を受け直すのかの選択を考慮せざるを得ないようなこととか。そもそも地方にいて埋もれていくような人材だけれど、磨けば光るような子供達を拾い上げるような試験制度を目指すのがあるべき大学入試の姿なのではないのでしょうか。言ってしまえば英会話とか、リスニングとかは大学に入ってから一生懸命頑張れば良いのです。私は今までの教育過程で育ってきましたが、実際に留学して語学で大幅に遅れをとったという記憶はございません(それはちょっと言い過ぎか・・)。少なくとも、議論で最も重要なのは、fluencyではなくcontextでありcontentsだと思います。大事なものは大学に入ってから、働いてから状況に応じて頑張れば良いのです。常々、陰謀論には与しませんが、今回ばかりはそういう風に勘ぐられても仕方がありませんよ、大臣! 色々と理想と現実のギャップはあるかもしれませんけどね・・・教育行政が万人に平等をという謳い文句を放棄したらどうなるの?この国。私はもう知らん!みんな怒らないのか!温厚だとされている私も、今回ばかりは呆れてものも言えません。勝手にやれ!以上

気持ちを鎮めるためにしばらく更新いたしません、このブログ・・・冷温停止状態に突入します。

それって何JARO〜

10月22日 火曜日

今日はお休みです。ところで・・・医療広告ガイドラインって聞かれたことがあるでしょうか?去年厚生労働省において変更された医業もしくは歯科医業・・・に関する広告等に関する指針というものがあります。医療機関の発する広告に関する規制がこれによって規定されているのです。要するに患者さんを集めるため、徒らに誇大な宣伝をしたり、誤解を招きかねないような広告を制限するための規則です。何でも血液クレンジングなる施術がSNSで話題になっていたものですから本稿で触れてみることにしました。皆さんはよく「最先端のがん医療」とか「最新の治療方法」とか目にされたことがあるのではないでしょうか?雑誌の特集でよくあるやつですね。雑誌の特集はもちろん自由なのですが、医療機関の広告である立て看板とかウェブサイトなどでこれをやるとダメですよっていうことなのです。最先端の・・というのは誇大広告でアウトです。最新の・・・は社会的医学的に常識の範疇においてならば記載可能、とされています。まあこういった表現は、通常の感覚では医院のウェブサイトなどには掲載しようとは思いませんが、世間では氾濫していたのが現実だったようです。患者さんの立場になって考えて、ついつい引っかかりやすい、受け入れやすい、やって見たいななどと思ってしまう表現に出くわした時にはよくよく注意しなければなりません。病気の治療において、万人に共通に適応されて、副作用も考えなくて良いようなものはそれほど存在するわけではないのです。甘言を弄して患者さんをその気にさせるような広告を排除していこうという方針には全面的に頷けるものがありますし、皆さんにはより良い情報が伝われば良いなあと考えています。私自身も広告だけではなく、日常診療での言葉遣いには慎重であらねばと考えています。例えば・・血液サラサラの薬という表現をよく耳にします。血液の粘稠度に関与する因子には赤血球などの血球成分と、タンパクや各種脂質などの血漿成分が関与していることは事実なのですが、サラサラの反対にドロドロとか、やや感情に訴える部分がありあまり妥当ではないと考えています。また、免疫力が低下しているから・・・などという説明にも注意が必要です。免疫とは何か、免疫力をどう定義するのかなどが必ずしも明らかではないからです。逆にそういう表現をする時に自分はどう考えているのだろうか?と自問してみると、何だかよく理屈で説明できないような時にそういった言葉遣いになっていることが多いのかなと思います。一種の逃げ口上ですね・・・。色々な意味で反省することがたくさんあるな・・・医業広告、インフォームドコンセントなどなど。

そういえば・・・広告ではないのですが、福祉施設の方に教えていただいたニュース記事・・・人生100年時代には90歳まで働かなくてはならなくなります・・・というのを読んでちょっと驚いています。90歳まで働くって・・・ほんまに?って思わずツッコミを入れざるを得ませんでした。どこまで本気で考えてるんだろうこの著者、って最後まで読み進めるととっても著名な学者さん(?)でした。色々な政府の政策決定にも関わっておられる方がこのような意見をお持ちなのかと・・・大丈夫か?私たちの将来。

 

Are we old enough?

10月18日 金曜日

みなさまおばんでございます。昨日は講演会、ドクターGのお話を拝聴してまいりました。フィジカルの大切さを再認識したので早速今朝からサパイラのテキストを引っ張り出して来ています。なんて感化されやすいのだろ・ワタシ。先週からは、奥田英朗さんの小説をいくつか読んでいました。数年前にとある人に勧められて「イン・ザ・プール」を読んでいたのですけど、その時にはあまり良さがわからなかったのです。今回はちょっと奮発して単行本を購入して「罪の轍」という平積み書籍を購入してみたのですね。はい、どハマりの内容でした。やっぱりノンフィクションとかルポルタージュとか事実に基づいた・・というのが好きなことを再確認しましたね。でもって、奥田さんの作品の幅広さにかなり驚いています。フェデラーのテニスみたく、バラエティに富んだショットを次から次へと繰り出されてくる感じです。読了後ロクヨンを思い出してアマゾンプライムをクリック・・。これはこれで名作ですね。一番好きな場面は、広報官(佐藤浩市)が、警察主催の記者懇親会に参加しているミクモ(榮倉奈々)を呼び出して語らうシーンですね。

これ当院も使えるようです・・・

学校でカレーの給食を休止するという報道を目にしました。色々大変なのですね・・大人の世界も。休止するのはカレーぢゃなくって・・組体操っていうツイートを目にしたり。大人って意外と子供より大人じゃないですね・・・We aren’t that old enough…ちょっと最近疲れ気味でして、頑張らんとあかな〜って毎朝いろいろ考えています。

ちょうちょ

10月8日 火曜日

テレビのニュースで今年はインフルエンザが早くも流行の兆しであると報じられていた。ついこの間夏休みになったと思ったところなのに、もうそんな季節なのですね。今年も残すところあと3ヶ月です。今日出会った方から一枚の写真のコピーを見せていただきました。大きな羽を広げた蝶々・・・蝶? ん?蝶々と蝶はどう使い分けるのだろう・・。単数形と複数形の違いか?違うな、英語のおべんきょうのしすぎか?!(してないしてない・・)。ま、甲虫にしか興味のなかった私は即座に「きれなアゲハチョウですね!」と言ってしまったのですが。実はアサギマダラという名前の蝶だったようです。この季節に見られるそうなのですが、本土で孵化して育った成虫は越冬のために南方へ移動するのだとか・・・なんでも台湾とかに移動するそうです。すごいな・・頑張ってるの私たち人間だけじゃないんですね、当たり前か。アサギマダラの名前の由来は浅葱色っていうことらしいのですが、浅葱色ってどんな色やねん?と思って調べてみると、新撰組の法被の色がそれだそうです。なるほど、あの水色っぽいやつね。アサギマダラさんたちはフジバカマという植物に飛んで来るらしいので、皆さんそれを植えていらっしゃるそうです。知らなかったな〜

週末の台風・・大幅に外れてくれるように祈ってます。

見て見ぬ振りのクライシス

9月26日 木曜日

前回はやや力んで色々と書いてしまいましたが、やはり地球温暖化クライシスは現代に生きる私たちに突きつけられた深刻な課題だと思います。さすがに事ここに至っては、地球温暖化懐疑論・陰謀論はあまり聞かれなくなりましたね・・・もう認識しなきゃね(ま、世界第二位の二酸化炭素排出国のリーダーは未だに認めてないようですけど)。で、大臣も”それで具体的にどうするのか?”と聞かれて沈黙していたようだが、やや気の毒な側面もあったようですね。温暖化を考える上で必要不可欠な事は、いかに化石燃料を減らし、他のエネルギーに転換するのかということなわけでおそらくそれは環境大臣の権限を越えたというか、そもそも経済産業省マターなのであろうと思います。だからあの場には本来別の人が座っていなければなかったわけですね。まあ彼の言うようにこれをきっかけに気候変動問題の議論に火がつけば、まさに怪我の功名と考えるしかないのでしょう。うん、結構結論は出ていると思うぞ・・・如何に石炭・石油ではなく、原子力でもない、代替エネルギー源を確保していくかという具体的なロードマップづくりに尽きるのだろうな。色々なしがらみがあってみんなわかっているのに決められない政治・・・決められない政治っていうのはまさにこういう場面で使うのだな、うん納得! よし私もこれからは、環境フットプリントを意識してなるべく二酸化炭素を出さないような生活を心がけることとしよう。

怒っているおじさんここにいますよ〜

9月25日 水曜日 秋晴れ

さわやかなというのは今日のような日のためにある言葉であろう。爽やかなとは・・主に秋に用いるのが適している言葉であるとお天気のまさきさんが言っていた。曰く、言葉には背景や含意や魂があるのだという。最近話題になっている、日本の大臣が国連の会議で話したとか何だとかいう一件は、なかなか考えさせられる点が含まれているように思う。件の大臣は海外留学経験があり(それも超一流の大学である)、流暢に英語も話されるようである。将来を嘱望される、総理大臣候補だということだ。ま、それはよくわからないのだけれど、ある人は外国との交渉を担う大臣が流暢とはいえ誤解を生ずるようなことを言うのは良くないし、そもそも文法として云々・・・またある人は、今までの大臣でここまで外国語をしゃべることができた人が何人いたのか云々・・・外国語をしゃべるのに、文法的な間違いを気にしすぎてはいけないのだと言うのは一理あるし、小生も少々ブロークンでも喋ろうとすることに意義があると思う一人である。しかしながらコトは一国の大臣であるし、きちんと自分の言いたいことを正確に伝えてもらわないと困ると言うのも然りである(まあ今までにも、宮沢総理大臣とかは衆目の一致する英語使いの達人であったとは思うのだが・・)。プロ野球選手のイチローなども、インタビューの時には、自分の意図するところが正確に伝わらないと嫌だと言うので、相当に話せたのだがあえて通訳を交えていたと言う逸話も聞いたところではある。今回の大臣の心意気や良しとは思う。せいぜい頑張って、海外の人の持つ日本人の英語観を変えて欲しいとは思う。しかし・・・やはり内容であろう。いくら流暢でも中身の薄い言葉には力がないのではないだろうか。逆に、少しくらいたどたどしくても皆がなるほどと思うような内容であれば、それは敬意を持って受け入れられるはずである。私たちはそろそろ卒業すべきである。”とにかく英語の話せる人” 賛美の世の中を。それ以前に物の考え方やきちんとした理路、他者を思いやる心を涵養したいものである。文部科学省のいう外国語四技能を育てる名目で行われようとしている英語試験改革だが、これを追求すると、会話はペラペラ、話の内容もペラペラということになってしまいそうな気がして仕方がない。図書館にこもって、スタバに陣取って・・・英文書物を開き、辞書を片手に数時間頑張ることができる、それで得られる知識を測れば良いではないか・・・何も民間業者に委託せずともできるはずだよ!

ほんでもって・・・いつどこでどのくらいの定員で開催されるか未定の試験に今のうちから予約しないといけなくって、いろんな業者のやる試験の得点がどうやって均てん化されるのか不安なままで、多分限られた都市でしかそれは受けられなくって、だから住んでる場所とか、それにかけられる予算によって公平さが損なわれるかもしれなくって、浪人することを前提に仮申し込みしないといけなくって、解答や配点が非公開だから自己採点できなくって、志望校の選択にも困ってしまうかもしれない・・・・ような試験制度はやめたほうが良いかもしれないな〜って思っているのだ。え?今やめたら皆が混乱するって?長年やってきている試験制度に戻せばいいだけじゃん・・・なんてね、もう受験することのない年寄りおじさんのたわごとでした。お付き合いいただきありがとうございます。以後、反省して黙っておきます。

The tailor’s wife is worst clad.

9月22日 日曜日 台風前

昨日は近くのデイサービス施設で認知症についてのお話をしてきました。多くの方がお越しくださいました。今回はスライド、いわゆるパワーポイントを作らずに臨みました。あ、作れずに・・が正確な表現かもしれません。ただ、私個人的にはスライドを前もって作っていた時と、そういうものをこしらえなかった時にするお話では、後者の方が良かったかなと思うことが多いです。前もって入念に原稿を準備しておくやり方と、行き当たりばったりその場の雰囲気を踏まえてやるやり方と良い悪いではなく、手法の問題ではないかなと思います。また音声をアップできたらと思います。

その中で、強調したことの一つに、塩分制限というお話があります。認知症を予防する方策で重要だとされていることは生活習慣病の予防です。高血圧症と塩分摂取過剰は相応の因果関係があると証明されていますので、必然的に過剰な塩分摂取を控えましょうということになるわけです。小生もインスタントラーメンが嫌いな方ではありません、というか好きなのです。最近はコンビニエンスストアで定期的に新製品が陳列されており、ついつい手にとってしまうのです。ところがこのカップ麺って相当量の塩分が含まれているのにあまり気をつけていませんでした。カップの側面には当然カロリーが表示されていることは知っていたのですが、含有塩分量もきちんとあるのですね。平均すると4−5gの塩分が含まれているようです。例えば・・・塩分含有量、めん:1.5 g スープ:4.5 g とかいう感じです。合わせるとなんと6g の摂取量になります。1日摂取量の推奨は7〜8gですからそれだけでほとんどを占めてしまうのがわかります。怖いですね・・・皆さん気をつけてくださいね。ラーメン食べる時は、汁は控えめに、残りの食事はあっさりと!!

まあ、最近になってそんなこと言っているようではまさしく、医者の不養生と言われても仕方ありませんね。

医者の不養生・髪結い髪結わず・紺屋の白袴・易者の身の上知らず・・・英語でもそんな言葉あるみたいです→タイトルをどぞ。因みにclad…っていうのはclothe(服を着る)という動詞の古語・文語での過去分詞形だそうです。

to decode a cipher….

9月13日 金曜日

今気づきました。13日の金曜日だったのですね。今日は色々な”こ難しい”ことがありまして・・・。ちょっとばかり疲れて帰って来て・・やんぬるかなという気分です。差し迫った問題事が眼前にある時に出ますね・・・人間性とか許容量が。他人の振り見て我が振りなおせ・・とはおばあちゃんがよく言っていた言葉なのですけど、本当にその通りだなあと思います。今までならこれは、湯沸かし器が沸騰していたろうな・・と思うことを、最近は飲み込むように心がけています。ほんの5分間!飲み込んでじっとしていることができるかどうかなのでしょうね。そうすることで、相手の言い分にも一理あるなということが理解できて、少し冷静になることができます。何だか大げさな書き方になってしまいましたね。要はちょっと大人の対応ができるようになって来たかな・・ということだけです、ハイ。そういえば、国と国との間でもちょっとしたいざこざがあるような昨今ですので・・・。まあ13日の・・とはいえ金曜日ですからちょっとゆっくりとしたいと思います。  TGIF!!!

大学入試の英語の試験制度変更にpro&con・・議論沸騰のようです(ほとんどニュースにはなっていないと思いますけど)。来年度の入試からの変更のようですが、心ある(小生の眼には)予備校の先生方は、一歩踏みとどまって再検討するように訴えておられます。ま、多分ゴリ押しとなる結末なのでしょうけど。教育の効果目的が短絡的に語られるようになって久しいと思います。将来役に立つ〇〇・・とか、生産性があるかないかとか、費用対効果で国に資するものかどうか・・・などなど。小生などは、何かが将来どうなるかなんてちょっとやそっとではわからないのにな〜と思っています。役に立つモノなんて、5年もしたら過去の遺産になる時代ですのでね。世界の地政学も覇権国もめまぐるしく変わっていく世の中でしょうから。結局のところ一国の国力って、如何に無駄かもしれないものに投資ができるかどうかなのかなと思います。例えて言えば、訳のわからないことばっかり研究していたうだつの上がらない学者が、地球存亡、緊急事態の一大事に敵側の暗号をみごと読み解いて・・・のような映画みたく・・。

 

 

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