京都府与謝郡与謝野町 内科・外科・リハビリテーション科・在宅診療 いとうクリニック

ふくろうくんのブログ投稿者: tsuyopon

春はまだか

3月8日 金曜日

昨日はちょっと良いことがありました。季節も春に向かっています。他方、東京では今朝雪が・・・という知らせを受けたところですが、確かに今朝はこちらも寒いですね。産みの苦しみ・・もう少しで暖かいものが手に入ると信じているところです。意味がわかならなくなってしまいましたね。さて、今朝の朝刊斜め読みコーナーから。一面はつまらん。二面も三面も素通り。次めくると・・・むむむなニュースが載っていました。内容を書きたかったのですけど、ちょっと呼び出しがかかりましたので、またの機会にしたいと思います。外来診療では相変わらずインフルエンザ・COV ID-19・溶血性連鎖球菌などなど感染症関連の診断が1−2割を占めています。みなさまお気をつけてお過ごしください。

はんどーたい

3月7日 木曜日

コロナ禍で数年前に導入されたワクチン関連の入力システムが最近終焉を迎えました。マイナンバー保険証の云々の前に私たちが医療の中で実際にデータのクラウド化とかデジタルトランス・・・を実感し始めたのは、ほんの2−3年前だったような気もします。プラットフォームの終わり・・・ときいて、感慨深いものがあります。夜な夜な診療後にデータ打ち込みやってたな〜・・・(遠い目してます)。もちろん電子カルテが導入されたり、検査結果のデータのダウンロードなどは定着して久しいです(まだ実際には、無床診療所レベルでの電子カルテの普及率は半分に満たないようでもありますが)。しかし、昨今政府の推し進めている政策というのは、それを一歩もしくは二歩超えていこうという意気込みを感じています。そしてそれは好ましいことだと思っています。ただ、サイバーセキュリティが叫ばれる中で、やはりシステムそのものの抱えるリスクであったり、サーバーがなんらかの理由でダウンした時の無抵抗感、対応策の困難さは想像に難くないという不安も感じています。国民のプライバシーを含む基本情報が、マイクロソフトという外国の私企業の管理運営するOSの元に稼働する機械で運用されているというのは、よくよく考えると不思議な気もします。政府のサーバーも実際には外国企業の運営するところにあるわけでしょうし・・・。そこに一矢報いようとして、政府のお金を投入して支援しているのが、最近ストックプライス急上昇の某S社でしょうか。他方で、熊本に誘致され稼働したばかりの半導体企業誘致にも、経済安保やサプライチェーンの安定化といった名の下に、多くの(ほんとに多くの)財源が投入されています。公的補助金のありがたみは、当院も身にしみて感じているところですが、私企業にとってそれが行き過ぎたスポイルになってもよくないと思われます。ま、半導体だけは”別モノ”って感じですけどね。おそろしや・・・

すなへん

3月6日 水曜日

朝からお腹がゴロゴロしています。その上牛乳をぐいって飲んでしまったのでさらにゴロゴロしています。ちょっとまずかったかな・・・。今日のワードプレスのサイトへのログイン時の非BOT確認の4文字暗号が「すなへん」でした。ちょうど昨夜聞いていたポッドキャストのアンカーがすなへん繋がりの(?)砂鉄さんだったので、ちょっとした感動です。ひらがな46文字だとすると、実に4477456分の1の確率の言葉と毎朝出会うのですが、今日は意味ある4文字でした。何かいいことあるかしら・・・良い1日になるといいんですけどね〜

FLUとかCOVとかGASとか・・

3月4日 月曜日

今冬はインフルエンザと診断される患者さんが比較的長い期間ずっとみられています。A型の異なるサブタイプ、B型と2回−3回罹患される方もいらっしゃいます。おまけに溶連菌感染症が同時期に被ってきたりして、まことに厄介なシーズンです。学校での感染が家族に波及してというパターンが多いので、それはある程度仕方がないのかとも思いますが。子供さんたちの生活は、じゃれあったり、喧嘩したり、運動したり、屋内でゲームをしたりというのが楽しいのであって、いくらあの頃はインフルエンザなど一人もみなかったと言われても、2−3年前のような状況を再現するのが好ましいと思う方はほぼ居られないでしょう。家庭での生活はどうでしょうかね・・。お子さんたちの学校で発熱者が数名おられるようだ、自分のお家の子供さんもなんとなく鼻がグスグス・・となると、一応ピンときて、それなりの対策をとっておいても良いのではないかと思います。話をすれば理解できるという年齢になっておられれば、それほど苦労せず対応できるのではないでしょうか。まあ出過ぎたアドバイスになるのかもしれませんが、一家総倒れというケースを時々見てしまうものですから・・・。次のシーズンには、子供さん向けに鼻スプレーのインフルエンザワクチンも解禁となる見込みですので、少し期待を持ちつつ眺めてみたいと思っています。それでは今週も!みなさん良い1週間となりますように。

新しものになじめない・・・

3月3日 日曜日

朝からがぶ飲みOKの日曜日です。お店に立ち寄って買ってきたコーヒーのカップがヤバいやつでした(後ほど)。昔カルテを書く時代によく使っていた筆記具に「LAMY」の万年筆があるのですけど、三菱鉛筆さんがドイツのこの会社を取得されるのだとか。万年筆って使用頻度がかなり少なくなっているのですが、安価で書き心地よくって、カートリッジも簡単に扱えたので好きでしたね。使ってた黄色いのが新聞記事の写真に掲載されていました。今はタブレットにスタイラスペンでカキカキ・・・の時代ですからね。チビさんたちは2台の端末に、なんなら外部ディスプレイを接続して、グッドノートみたいなアプリを駆使して勉強されています。私はまだまだスタイラスペンがどこかになくなってしまったりするので、紙の本とメモ帳使ってますけど。

うまく使って味方にしよう

3月1日 金曜日

雨の降る日が続きます。明日は部分的に雪マークのようです。春到来まであとひと山という感じなのでしょうか。月末月初は色々と書類仕事が溜まってしまいます。合間にニュースをみていて、おっと思ったのは「改正戸籍法」でしょうか。今日から施行される予定の法律のようです。今まで戸籍の証明書を交付してもらうのに、居住地と異なる遠くの本籍地に出向いたり、郵送をしたりする必要があった手続きが、最寄りの市町村窓口で交付を受けることができるようになるのだとか。まあちょっと遅すぎたくらいに思いますけどね。

先日も書きましたが、花粉症症状の方も先週あたりから増えてきています。点鼻薬の話題に触れていましたが、点鼻薬の使用でもう一つ大事なのは・・・噴霧器を当てる方向でしょうか。新型コロナの鼻腔ぬぐい液採取の方法でも同様なのですが、あの綿棒を自己検査で使用される時に多くの方は棒の先を天井方向に差し込むのではないかと思います。同様にスプレーの方向も頭のてっぺん(天井に向けて)に向けてプシュッとすることが多いかも知れません。正解は、後頭部の方向(水平方向ですね)真正面から顔を見ると顔に垂直に噴霧器をたてるような感じとなります。鼻腔は鼻のあなからそのまま水平に喉の奥に向かって通路があるのですね。外用剤が苦手な方の何割かは、その使用方法にあるのかも知れないなと最近思い始めています。飲み薬はどうしても効果に個人差があったり、眠気の副作用があったりしますので、外用剤をうまく使用して味方につけるのはとても有意義だと思います。処方箋を発行するだけではなく、使用の方法のTipsも紹介していければ良いかなと考えております。

分解してみたお話

2月27日 火曜日

先日日経新聞のウェブサイトに、鳴りモノ入りで発売開始となったアップル社のビジョンプロを分解して解析してみました・・という記事が掲載されていました。「分解する会社(そんなものがあるのですね)に依頼して話題のビジョンプロを分解して、主要部品についての製造企業を特定してみた〜・・・」みたいな動画になるのでしょうかね。実際には動画でまとめられているわけではないのですが。本体重量600gを超えるそうですが、実際に内部を調べてみると、約4割の部品が日本製であるようだとか。冷却ファンはニデック、いくつかある半導体にもキオクシアとかモニターにはソニーグループ傘下の会社のものが使用されていたりするそうです。原価はどうやら1200ドル程度だとのことで、原価率34%という数字を大きく感じるか、ほどほどなのか・・・。大手新聞社の記事というよりは、なんだかYouTubeばりの「ネタ記事」投稿のような雰囲気があって面白いなと思いました。さて話は変わりまして・・・もうすぐ3月ですが、いよいよ花粉症の本格的なシーズンとなります。鼻水ズルズル以外に、割と苦痛症状で多いものに「鼻詰まり」というものがあります。寝苦しかったり、睡眠中のいびきに繋がったりもします。一般のドラッグストアなどでも噴霧スプレーの外用剤が販売されています。中には鼻詰まりをスッキリ解消します・・と謳っているものがあり、実際に良い効果を発揮してくれます。こういう鼻詰まり対応のOTC外用剤には、「ナファゾリン」に代表されるような、血管収縮薬剤が含有されているものがあります。即効性があり使用感が良いので人気があると思います。ただし、このタイプの薬剤を2週間以上の長期にわたって連用すると、不可逆的な鼻粘膜肥厚につながる恐れがありますので要注意です。常に血管収縮効果を生じさせると、その後の反動で粘膜がかえって分厚くなってしまい、元に戻らない鼻詰まり症状を呈することが生ずる可能性があるというわけですね。ですので、使用はあくまでも短期間でお願いします。他方で、病院処方の外用剤はほとんどステロイド剤単独の成分のものですから、そういった副作用の心配はなく、安心して長期使用ができます。即効性のあるものは、ここぞというときに、適時短期間に使用して、普段は内服薬とステロイド外用剤を併用して症状コントロールを行うことが基本になります。では・・・

20世紀の謎

2月26日 月曜日

昔の出来事ですがまだ真偽のほどがわかっていないことって色々とあるかと思うのですが、最近知ったことがあります。「チョモランマ初登頂者が誰なのか?」公式には1953年のイギリスのエドモンド・ヒラリーとシェルパを務めたテンジンの二人が初登頂を成し遂げたのが定説になっています。しかし、これに先立つこと約30年、1924年にイギリス王立山岳会が中心となって組織した遠征隊の第3次隊のジョージ・マロリーとアンドリュー・アーヴィンの2名が8572mの地点から、頂上向けてアタックを開始した後に行方不明となっているそうです。1999年にマロリーの遺体がエベレストで発見されるのですが、彼の遺品に奥さんの写真がなかったことから(頂上を極めたら、写真を置いてくると言っていたそうです)、彼らが初登頂を成し遂げていたのではないかという説もまだ囁かれています。日本人では、初登頂の植村直己さんとか、80歳を超えて登頂された三浦雄一郎さんとか、女性で初登頂を果たした田部井さんなどが有名ですね。8870mあたりにある最後の難関である「ヒラリー・ステップ」は切り立った断崖で、体力を消耗した最終場面での難関と言われており、今ではロープが設置されており、クライマーがより安全に登攀できるようになっているのだとか。しかし今でもなお、初登頂者がもしかしてマロリーとアーヴィンなのか?という問いに対する明確な答えがないというのはなんともミステリアスであります。彼らが携行していたとされるコダックのカメラが発見されると、もしかすると歴史が変わるのかも知れませんね・・・。それには各国の思惑もあり、謎の解明は一筋縄には計画できにくいようです。ご興味ある方は「第三の極地(マーク・シノット著、古屋美登里訳 亜紀書房)」がオススメです。さて・・新しい週の始まりです。みなさん寒さに気をつけて、もう少しでやってくる春の到来を待ちましょう!

転売ビジネスとか

2月25日 日曜日

朝から冷たい雨の休日です。早起きしてお出かけしてみました。”M”・・今週2度目です。子供を連れてはいませんでしたが、Hッピーセットを再度注文しようかな〜と思ったところが、アレがなくなっていました😢 気を取り直して、ガッツリとたまごダブルマフィンとハッシュポテトを胃袋に詰め込んで帰って来ました。帰ってから少し調べてみると、色々と情報が流れてきました。発売翌日にはほぼ全ての店舗で品切れとなっていたのだとか・・。その後はやはり御多分に洩れず、1000円前後でネットで売られているようです。中には第2弾でリリースされる予定のものまでもが、法外な値で売られていたりするようですね。ほんとかどうか知りませんけど、どこから手に入れられるのでしょうかね。転売文化、極まれり・・・あんまりこういうものに加熱するのはいかがなものかなと考えさせられているところです。たまたまウチに来てくれた子たちを大切にすることにします。さてと・・・月末近いのでいくつかお仕事片付けるとしましょうかね。

一面トップ

2月24日 土曜日

さて、今週末の最大の一面見出しはこれでしたかね〜

私自身は、バブル崩壊と共に社会人になって、それから30余年が経ちました。この日の見出しはようやく長い間の谷間が解消した・・・みたいなグラフになっています。世の投資家さんたちにとっては、感慨もひとしお、なのでしょうけれど、さほど株と縁のない生活を送っているものにとってはへー・・・という感想でしかないですね。バブルが弾ける直前ほどの浮き足立っている感じは今はないですけど、かといって底堅い経済実感や景況感を伴うかと言われるとそうでもないような。デフレからインフレに転じ、賃金が上昇してくる実感を皆が感じるところまで行くには、まだまだという感じがしますね。とはいえ、私自身も経済の一端を担う事業所の責任者でもありますので、しっかりとした医業経営を行い、患者さんへの還元はもちろんのこと、世に還す気概を持って運営していかねばと考える良い機会となりました。

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