京都府与謝郡与謝野町 内科・外科・リハビリテーション科・在宅診療 いとうクリニック

ふくろうくんのブログ

春きたで

3月9日 土曜日

関東は今日は寒さもどる・・なのだとか。明日からはひとまず晴れマークが並んでいるようですので、ちょっと楽しみでもあります。Spring has come.とは毎年頭に浮かぶフレーズですね、この時期。中学校の英語の教科書に出てくるやつです。Spring came.ではなくて、Spring has come.になる理由を先生が教えてくれたのですが、後者の方がルンルン嬉しさが伝わるのだということでした。ざっくりした説明だなと思ったのですが、ずっと頭に残っています。もっと学術的に説明することはできるのでしょうけれど、こういう教え方もありというか、当時の私にはちょうど良い説明だったな〜と今では思っています。いわゆる”刺さる説明”っていうことなのでしょうかね。ところで、最近デジタル聴診器を購入しました。心音の聴こえ方が異なりますし、付属のアプリを併用すると、音の分裂などが可視化されるようです。聴く耳が弱くても、アプリが翻訳してくれるという感じですかね。便利になったものです。ただし、途中で患者さんが言葉を発したり、呼吸音が荒い時などは、音量調節をしないと、うわーってなります。落っことして壊さないようにしないとな・・・。

BUNDAN

3月6日 木曜日

朝の出動時間の空がだんだんと明るくなってきました。最低気温が5度前後だと、ずいぶん寒さが和らいだ感じもします。そろそろ春の訪れなのでしょうか。ムシの苦手な方にとっては少し嫌な啓蟄の季節でもありますが。ま、地球は回っているということで・・・。昨日の午後は見学に来てくださった医大の学生さんと一緒にお外まわりをしました。普段できない患者さんとのトークもできたので、こちらも大変刺激を受けて良かったなと思います。年に何度か、研修医の先生や、学生さんたちと交流ができると、少しではありますが、自分も勉強や知識のアップグレードにつながるものだなと感じています。少し手間に感じることはあっても、今後も継続していこうと思います。その後は月末月初恒例の事務仕事、ちょうどライブで流れていた某国議会の施政方針演説を聞きながらの作業をしておりました。聴衆の右半分はやんやの喝采、左半分は途中退出者数名、スピーチの内容はその後のアンカーの解説では「非難・自慢・不満・感動」とまとめられていました。色々な意味で歴史に残る感じだな〜と思いながら作業の手が時々止まりました。ここまで分断と対立が顕在化したのも初めてなのではないでしょうか。人々の対立を見るのは、やはり個人的にはしんどいので・・やっぱりちょっとこういうニュースからは離れておこうと、再び思う夜でありました。しばらく医学と文学と自分の周囲半径16キロの中の出来事のみに注力することにしよ・・・

なもなき作家の作品

3月3日 月曜日

とあるネット番組で知った素人のエッセイが投稿されるウェブサイトを見てみた。そこには1日10本程度の、素人の方が投稿されるエッセイ作品が並べられている。募集要項にある投稿の条件はただ一つである。18歳から29歳の女性しか応募できないことになっている。ウェブサイトを開いてみたところ、目に留まった作品があるのだが、作者は現役医学部の学生で、しかも低学年に所属している人である。

医学部に入ってみて、自分のような人間が本当に医師になってやっていけるのだろうかという不安を感じているという。彼女は、自分で仰るに、要領が悪い、真面目な完璧主義者である。過去問などをうまく利用することができず、効率の良い学習ができないのだそうだ。こんなにも不器用な人間が、優しいだけじゃ人を救えないのだという声に簡単に打ちひしがれてしまっているようでもある。取り留めもない将来への不安、自分は良い医師になれるのだろうかという不安を綴るそのエッセイはその不安の吐露で終えられていた。

このサイトの良いところは、作者の言い放しで終わるところであるのかもしれない。教えて〇〇とか、よろず相談所のように、安易なわかったフリのリプライが来ないのである。人の悩みって、誰かに相談したくなるのではあるが、相談したところで解決するものでもないのである。私はそれを昔から思っていて、あまり個人的なことを目上の人や友人に相談したことがないのだ。あまり相談したいと思うような深刻な悩みもなかったのかもしれないが・・・。先ほどのエッセイの作者も、おそらく誰にも相談できず、しても解決できないのだろうと考えながら、日々鬱々と悩んでおられるのであろう。実際に医師になって、今私が考えていることは、確かに優しいだけでは良い医師にはなれないだろう。しかし、優しくなければそもそも良い医師へのスタートラインには立てないのだと考えている。そして優しさは、最初から最後まで必要な第一条件なのである・・・知らんけど。

名優

3月1日 土曜日

朝のポッドキャストでは、数日前に報じられていた米国俳優のジーン・ハックマンさんの続報が流れていました。奥様と愛犬と共に亡くなっていたとのことでしたが、ワンちゃんはみなで3匹いたらしく、2匹は存命なのだとか。原因については未だ捜査中ということでした。同氏の代表作というと、フレンチコネクションが筆頭に挙げられることが多いようですが、観たことがありませんので一度探してみようかと思っているところです。私がすぐに思いつくのは、ミシシッピー・バーニングでしょうか。若き日のウィレム・デフォーを渋く支えるFBI(だったかな?)捜査官の役でした。複数回観たことのある映画の中でも結構お気に入りの作品ですね。フランシス・コッポラ氏とかクリント・イーストウッド氏らのコメントも流れていましたが、クリント・イーストウッド監督作品の「許されざる者」では共演もされていたかと思います。過去に観たように思うのですが、もう一度観てみなければ・・・。週末は読みかけの本と共に、文化時間を作ろうかと思っています。読書感想はまた後ほど記すことにいたしませう。それでは皆さん、良い週末をお過ごしください!

近況

2月26日 水曜日

昨日はちょっとした記念日でした。ようやく連日の朝の運動会も終了を迎え(たぶん・・)、朝の時間に少し余裕が出てきました。筋肉痛が残っているので、朝トレの復活はもう少ししてからにしようと思っています。BBCポッドキャストは露-ウの争いの終焉にむけて首脳の話し合いが行われていると報じています。そこでも出てくるワードはやっぱり”ディール”でした。いろいろとしんどいので、やはりスクリーン時間は最小限度にするよう心がけているところです。さて・・・感染症の状況は、胃腸かぜ、相変わらず新型コロナ、年末とは別のタイプのインフルエンザA型などなど、流行しています。発熱があまりなくても、急な咽頭痛・鼻炎症状・せきなどについては検査を考慮しています。あと・・・時々、魚の生食の直後に急激な腹痛で、アニサキス症も時々経験しています。確実な予防策は、食事前瞬間冷凍です。世の中奇特な研究者もいるもので、瞬間冷凍の有無で味覚はさほど落とさないという結果を調べた論文もあるようです。安心のためには、自信をもって瞬間冷凍に時間を使いましょうか・・・。

ハイブリッドなのか?

2月20日 木曜日

毎朝ドキドキしながら目覚める1週間です。今朝は監視カメラ上は結構な積雪に見えたので、勢い込んで起きたのですが、実際は10センチ未満の積雪でした。さほど気温も低く感じません。恒例の運動会は、今日も生身と石油依存のハイブリッドでした。とはいえ、人力8割・機械2割の比率でしたので、かなり地球にやさしいはず。と思いながら作業を進めていたのですが、よくよく考えると、人間も酸素を吸って温暖化ガスの一つである二酸化炭素を排出しているのですから、さほど変わらないのかもしれないな・・・とかいう考えに至り、学生時代の生化学の知識を思い出すことに。石油1リットル燃焼するのと、人間が高エネルギーの肉体労働をするのとで産生する2酸化炭素の量はどの程度異なるのでしょうか。まあ限りある化石燃料を温存するという意味では間違いなくエコのはずなのですけど。2年越しに使用している除雪用ショベルのブレード部分が欠けに欠けています。今年で終わりかな・・・よく働いてくれました。ありがとう・・・

Tóg go bog é

2月16日 日曜日

来週からまた雪だるまが並んでいます。今日はゆっくり休養を取らねば。とはいえ、真っ暗闇であった早朝の時間も薄暗がりになってきており、足元で春は徐々に近づいていると感じたりします。最後のかべを乗り越えれば、意外とすぐにやってくるのかもしれません。3月はアイルランドのお祝いの日があります。同国の守護聖人であるセントパトリックの命日とされる日に盛大なパレードが行われるのだそう。当日は緑の服を着て、三つ葉のクローバーであるシャムロックを身につけて賑やかに過ごすらしく、日本でも各地でイベントがあるようです。アイルランド語で” Tóg go bog é “というのがあるそうです。意味は” take it easy ” 気楽に行こう・肩の力を抜いて・なんとかなるさ・無理しないで・のんびりやろう・・・行き詰まった時には、この言葉をつぶやいてみるのもいいカモ。

近未来

2月15日 土曜日

昨日はチョコレート日和であったらしい。夕方に気づいたので、やむを得ず(!)帰り道にチョコレートを購入して帰りました。一つ100ポイントのエネルギーだったのですが、思わず3つ食後に食べてしまいました。その後、なんと期限切れ間際だったので(!)ポテトを極薄切りにして揚げたお菓子も追加で胃袋に投入してしまいました。原罪・・・。今日は残雪をカキカキしながら蓄えたカロリーを消費したいと思います。数日後にまた寒波がやってくると聞いています。来週もかなり過酷な労働を強いられそうですね〜。今からちょっとオソロシイ。昨日の夜は久しぶりにへんな夢みました。荒涼とした砂漠をドライブしていて、ガス欠になるという。遠くからマッドマックスに出てくるような怖い人たちがやってこないか心配でいるところで、汗だくで目覚めたという・・・。某国の大統領が「ドリル・ベイビー・ドリル」などと言ったりするものだから、エネルギー争奪戦となる近未来映画を想起してしまったのかもしれません。とは言え、世の中ってあっちに振れ、こっちに戻りつつ進んでいくものだと思っているので、100年後の未来にそう悲観的にはなっていないのですけどね。ま、将来子々孫々に汚点を残さないように真面目に生きて行かねばなりません。今日も自分のできることはちっぽけだけれど、恥ずかしくないようがんばろうと思います。皆さんも良い一日となりますように!

路面の黒い朝

2月11日 火曜日

火曜日お休みというのも、なかなか乙なものですね。月曜日が楽しく感じます。ひさ〜っしぶりに除雪作業のない朝を迎えており、ゆっくりさせていただくことができました。ありがたや・・・。お休みですが早朝から、”のそのそ”と起き出して、パンとコーヒーを啜りながら、暗がりを眺めております。朝のタスクはしんどいのではありますが、幸い体力的にもまだまだ大丈夫ですし、比較的楽しくやっているところです。こうやって体を動かすことができるのは、本当にありがたい事でもあります。お休みの今日は、読書三昧としようと考えています。ずっと積読にしていた作品と、もう一つは最近購入した松本清張さんの新装版文庫本ですね。異なるジャンルとかを同時並行で読むと、頭が活性化して良いらしいよ〜っていうウチの人の教えに従って、前者3・後者7の配分で読み進めています。推理小説といえば角川文庫・・って思っているのですけど、それは昔の横溝・森村時代に遡るのかもしれません。清張さんは新潮文庫がメインであったように思いますけど、今回の作品はカドカワでした。KADOKAWAといえば、ソニーとの資本提携が記憶に新しいところでもあります。資本提携といえば・・万年筆のLAMYと三菱鉛筆がいつのまにかくっついて、こんな良い製品出してるね〜って、これまたウチの人が教えてくれました。はたまた資本提携で言うと、今ホットな話題としては、日鉄とUSSの合併話の破談でしょうかね。PMが訪米して相談したことによると、合併ではなく投資になるのだとか。モノは言いようですけど、双方が思い思われの縁談が、お国の事情でご破算になるとか、民主主義・資本主義国家とは思えない状況やんって思いましたけど、私たちには縁のないことでござりまするね。そんなこんなこと考えながら、庶民の生活と、企業の世界と、はたまた政治の世界の間に厳然と存在する間隔というか壁みたいなものを感じています。私にできることは・・・小さなコミュニティの中で、各々の人たちが健やかに過ごすことができるように支援することだけですね。自分にできること、ちっぽけで大したことはありませんが、それでも精いっぱい頑張ることにしたいと思います。では、みなさん良い休日をお過ごしください。

Mくんのぬり絵

2月6日 木曜日

連日の雪だるまにやられていますね。毎朝運動会です。吹き溜まりで15センチ程度でしょうか。公道の除雪は稼働していないようですので。今日も今日とて、まずは端っこから始めます。タイトルのことですが、いつも除雪作業をしながら思い出すことがあります。小学校同級生のMくんのことです。休み時間にいつも一生懸命にぬり絵をしているのです。時間はかかるのですが、出来上がりは素晴らしく綺麗になります。いつも感心しながら見ていたものです。私のものを見て、彼がある時につぶやいた一言。

「ぬり絵はな〜・・・端っこからやっていくんや」

ほほーっと思ってやってみると、確かに中の方が雑でもなんとなく形になるから不思議でした。ずぼらで雑な私は、すぐにその教えを忘れていましたけど。今になってそれを毎回思い出しながら黙々と除雪をします。Mくんありがとう・・君の教えが45年後に役に立ってるよ(泣)。Mくんの作品はいつも決まってデコトラでした。お父さんの一番星トラックを誇りに思っていたようです。めっぽう野球がうまくって、当時草野球の時でも所属していたリトルリーグのユニフォームを来ていたのを覚えています。その後・・・彼の額の髪の生え際の両側の深さ(別名ソ◯込みと言います)と私との距離は正比例していったのですけれど・・・(完)

 

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